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最終更新日:

2018年11月30日

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地下水位状況の考察

平成28年1月から30年10月まで

  • 平成30年10月:10月は、前年度と比べ降水量が約1/4となり、水田湛水の開始時期が真名川頭首工の工事に伴い2ヶ月遅延されている。これらが地下水位の低下の要因と考えられる。今後は降雪期に入り、更なる地下水位低下が予想されるため、水位状況を注視する必要がある。(10月降水量88.0ミリメートル平年168.0ミリメートル)
  • 平成30年9月:9月は、降水量が過去10年平均の2倍近くを記録した。そのため、簡易観測井及び標準観測井の地下水位は横ばいとなり、目立った低下傾向は見られなかった。また、水田の落水による地下水位の低下が緩和されていた。(9月降水量451.5ミリメートル平年219.0ミリメートル、降雪量0センチメートル平年0センチメートル)
  • 平成30年8月:8月の地下水位について、平年同時期と比較すると渇水となったが、簡易観測井及び標準観測井の地下水位は大幅に低下しなかった。急激な水位低下が発生しなかった要因として、かんがい期かつ台風による降水の影響が考えられる。(8月降水量118.0ミリメートル平年211.0ミリメートル、降雪量0センチメートル平年0センチメートル)
  • 平成30年7月:7月の地下水位について、7月31日時点では過去10年平均よりも高いが、昨年度よりも低くなった。この要因の一つとして、7月の降水量が過去10年平均や昨年度よりも少なかったことが考えられる。(7月降水量230.5ミリメートル平年279ミリメートル、降雪量0センチメートル平年0センチメートル)
  • 平成30年6月:6月は、降水量が少なく、簡易観測井、標準観測井ともに地下水位は緩やかな低下傾向を示した。簡易観測井の中では、春日公園及び幸町、標準観測井の中では、下据及び篠座の地下水位が周囲より低下傾向が大きかった。(6月降水量104.5ミリメートル平年145.5ミリメートル、降雪量0センチメートル平年0センチメートル)
  • 平成30年5月:5月は、初旬及び中旬の降水により、緩やかな回復傾向を示したが、その後徐々に低下傾向を示した。とくに、基準観測井である春日公園、幸町及び小山公民館の地下水位が著しく低下した。また、基準観測井について、3箇所全てで前年度に比べ高い地下水位レベルとなった。(5月降水量246.5ミリメートル平年134.8ミリメートル、降雪量0センチメートル平年0センチメートル)
  • 平成30年4月:4月は、雪解け水の影響を受けた3月と比べ、地下水位が低くなっている。4月上旬から下旬にかけて、ほぼ全ての観測井にて地下水位は緩やかに減少している。小山公民館の簡易観測井では地下水位が著しく減少している。(4月降水量246.5ミリメートル平年144.4ミリメートル、降雪量8センチメートル平年0.1センチメートル)
  • 平成30年3月:3月は、雪解け水により例年緩やかな回復傾向を示すが、本年3月は大雪の影響が大きく、市内一円の簡易観測井にて地下水位が例年以上に回復傾向を示している。5メートル程度までの地下水レベルの低い観測井では大きく回復している。(3月降水量186ミリメートル平年158.9ミリメートル、降雪量6センチメートル平年32センチメートル)
  • 平成30年2月:2月は、例年では雪解けの影響により地下水位は回復傾向を示すが、1月に引き続き降雪が多かった影響が大きく、市街地の南部および東部の観測井で地下水は低下傾向となった。また、2メートル程度までの地下水位レベルが高い観測井では回復を示している。(2月降水量231.5ミリメートル平年156.5ミリメートル、降雪量268センチメートル平年100.4センチメートル)
  • 平成30年1月:1月は降水量が多い月ではあるがそのほとんどが雪であることから地下水は低下傾向を示す。これは気温が低く降雪が溶けにくいため地下への浸透が遅くなること、各家庭などで水道凍結防止のため夜間蛇口を緩めて少量の水を出しておくこと、また、やむを得ないものも含め、融雪のための地下水使用が増えることが影響しているものと考える。今年度も平年を大きく上回る降雪量であった影響が大きく、すべての観測井で地下水は低下している。(1月降水量298.0ミリメートル平年240.8ミリメートル、降雪量307センチメートル平年178.4センチメートル)
  • 平成29年12月:12月は、年間で最も降水量が多い月であり地下水位は回復傾向を示すが、本年も同様にほとんどの観測井で回復している。ただし平年を上回る降水量であったが水位差が平年に比べて小さくなっている。これは10月末のまとまった降水があった時期から地下水位が非常に高いレベルとなっていることが影響していると考えられる。(12月降水量350.5ミリメートル平年314.2ミリメートル)
  • 平成29年11月:11月は、月の中ごろまで水位は低下しその後回復するという傾向にあり、本年も同様に地下水位変動グラフはV(ぶい)字を描くように推移している。例年は11月にその年の最低水位を記録する傾向にあるが、10月末のまとまった降雨の影響により年間の平均よりも高い状況となっている。(11月降水量241.5ミリメートル平年195.2ミリメートル)
  • 平成29年10月:10月は、水田の落水後であることと例年降水量が少ないことにより、地下水位は低下する傾向にある。本年においては、20日頃までは例年と同様に地下水位は低下していたが、22日以降のまとまった降雨の影響により、すべての観測井で地下水位は急激に回復した。なお、月間降水量は昭和51年以降で最多を記録した。(10月降水量358.5ミリメートル平年145.8ミリメートル)
  • 平成年29年9月:9月は、水田の落水時期であり例年と同様に低下傾向となっている。降水量は過去10年の平均をわずかに上回るものであった。(9月降水量223.0ミリメートル平年208.4ミリメートル)
  • 平成29年8月:8月は、例年、月の中ごろに年間のピークを迎え、水田の落水が始まる後半には徐々に下降する傾向となっている。本年は月の始めと終わりにまとまった降水があったことにより、ほぼすべての観測井で地下水位は回復傾向となっている。(8月降水量290.0ミリメートル平年203.3ミリメートル)
  • 平成29年7月:7月は、例年梅雨の降水による水位の回復が見られるが、平年を大きく上回る降水量があったことにより、ほぼすべての観測井で平年に比べて大きな回復となっている。(7月降水量419.5ミリメートル平年254.2ミリメートル)
  • 平成29年6月:6月は、梅雨入り後に水位が回復する傾向であるが、北陸地方が梅雨入りしたとされる6月21日以降もまとまった降水が見られず、すべての観測井で月初めに最高水位を記録した後、減少傾向となった。その後、29日からの降水により月末から7月にかけて回復傾向となっている。(6月降水量97.0ミリメートル平年164.2ミリメートル)
  • 平成29年5月:5月は、水田の灌漑期に入り月の始め頃から回復傾向となり、ほぼすべての観測井で地下水位は回復した。しかし降水量が平年を下回る量であったことの影響により、過去10年の平均と比較して低調な回復となっている。 (5月降水量110.0ミリメートル平年142.4ミリメートル)
  • 平成29年3月:4月は、前月から引き続き地下水位は下降傾向が続いていたが、水田灌漑が始まった月の中ごろから水位は回復傾向を示している。また、真名川沿いの機械式観測井では、ダムの調整放流があった後の20日頃に急激な回復を記録しており、地下水涵養に対する真名川の影響の高さが表れていると考える。 (4月降水量157.0ミリメートル平年135.1ミリメートル)
  • 平成29年3月:3月は、例年雪解けの影響により地下水位は回復傾向を示すが、月の後半に降水が少なかったことと、冬期間の降雪量が平年を下回る量であったことの影響により、ほぼすべての観測井で月の中頃をピークに地下水位は低下した。(3月降水量151.0ミリメートル 平年159.6ミリメートル、11月~3月降雪量315センチメートル 平年384.3センチメートル)
  • 平成29年2月:2月は、例年雪解けの影響により地下水位は回復傾向を示すが、本年は平年を上回る降水量であったこともあり、すべての観測井で平年を上回る回復を記録した。(2月降水量228.5ミリメートル 平年149.1ミリメートル)
  • 平成29年1月:1月は、例年では降水量のほとんどが雪であり、地下への浸透が遅くなるため地下水位は低下する傾向にある。今年度は月の中旬にまとまった積雪があった後、月末に広範囲で雨が降ったことで、ほとんどの観測井において地下水位は回復した。(1月降水量255.5ミリメートル 平年230.8ミリメートル)

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