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2017年9月4日

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平成29年9月定例会 提案理由説明

 平成29年9月 第404回大野市議会定例会の開会に当たり、最近の諸情勢や市政の重要課題の取り組み状況について申し述べますとともに、提案致しました各議案の概要について御説明申し上げます。

 昨日、秋篠宮御夫妻の御長女、眞子様と国際基督教大学の同級生で法律事務所勤務の小室圭さんが、初めてお2人で御婚約内定後の記者会見に臨まれました。
 会見に先立ち、宮内庁長官が御婚約の内定を発表し、当日は、眞子様が小室さんを伴って皇居を訪れ、天皇、皇后両陛下に小室さんを紹介されたとのことであります。
 天皇・皇后両陛下、秋篠宮家、御関係の方々のお喜びはいかばかりかと慶賀に堪えません。
 今後は、御成婚に向けて日程が滞りなく運ばれるよう願うものであります。

 さて、北陸地方では、平年より13日遅く6月25日頃に梅雨入りし、8月2日頃に梅雨明けを致しました。
 この間、7月2日に発生した台風3号と活発な梅雨前線は、5日から6日にかけて、局地的に猛烈な雨をもたらし、福岡県朝倉市、大分県日田市、島根県浜田市では、最大24時間降水量が統計開始以来、最高値を更新する記録的大雨となりました。
 特に、福岡県と大分県の両県で被害をもたらした平成29年7月九州北部豪雨では、河川の氾らんによる浸水や土砂崩れなどにより、36名の死者が出ております。
 お亡くなりになった方々に対しましては、心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げ、1日も早い復興を願うものであります。
 本市では、台風3号や8月8日未明に通過した台風5号による大きな被害の報告はありませんでしたが、本格的な台風シーズンを迎えるに当たっては、関係機関からの情報収集と、市民の皆様への迅速な災害情報の広報に努め、緊急時には、必要に応じて迅速に対応してまいりたいと考えております。

 次に、大野市戦没者追悼式について申し上げます。
 8月29日、学びの里「めいりん」におきまして、戦没者の御遺族の方々をはじめ、議員各位、国・県の関係機関、区長連合会、経済・教育・福祉関係の代表者や小・中学校の児童・生徒代表など約300名の皆様に御参列いただき、大野市戦没者追悼式を挙行致しました。
 本追悼式は、先の大戦の犠牲者に思いをはせ、哀悼の意を表するとともに平和への思いを新たにするものであります。
 戦争を体験された世代が少なくなっていく中、多くの戦没者の皆様の尊い犠牲の上に、現在のふるさと大野が築かれていることを心に刻み、戦争の歴史を正しく後世に伝えていく責任の重さを改めて痛感したところであります。

 さて、国におきましては、7月20日に平成30年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針が示され、経済・財政再生計画の枠組みの下、手を緩めることなく本格的な歳出改革に取り組むとして、8月末には各省庁の概算要求案が提出されております。
 総務省は、地方交付税に関し、経済・財政再生計画との整合性に留意するとして、概算要求で、地方交付税を本年度当初より4千億円少ない15兆9,300億円とし、減少分は臨時財政対策債で補うとしております。

 また同日、日銀は、金融政策決定会合において、2パーセントの物価上昇目標の達成時期を、これまでの平成30年頃から平成31年頃に先送りすることとし、物価上昇率が2パーセントを安定的に超えるまで金融緩和策を継続する方針を示しております。
 景気の先行きにつきましては「緩やかな拡大を続けるとみられる」としておりますが、地方が景気の回復を実感するに至っていない現状におきまして、日銀の金融政策に加えて、政府が実効性のある成長戦略を推進することで、景気回復が地方にまで広がることを期待するものであります。

 次に、大野市民が待ちに待った中部縦貫自動車道 永平寺大野道路、延長26.4キロメートルが7月8日に全線開通致しました。
 北陸自動車道と本市が直結し、これまで以上に交通量が増加していると実感しており、観光客も増加し、更なる観光振興、地域振興が図られてきているものと考えております。
 なお、7月8日の開通式典には、正副議長をはじめ、関係する各委員会の正副委員長の皆様に御出席を賜り深く感謝申し上げます。
 また、大野油坂道路の早期整備には、予算の確保が不可欠であることから、7月には議長と特別委員会の皆様の要望活動、加えて議長には、8月に経済団体で組織する大野油坂道路整備促進連絡協議会及び郡上市との合同要望、さらには中部縦貫・北陸関東広域道路建設促進同盟会との要望活動に同行していただきました。
 また、中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会による、国土交通省や近畿地方整備局、県選出国会議員に対する新年度の予算確保に向けた要望活動を行いました。
 本市と致しましては、今後とも安定的な予算確保に向け積極的に取り組んでまいりますので、御支援・御協力をお願い申し上げます。

 次に、7月22日に開催されました第66回福井県消防操法大会について申し上げます。
 本市消防団を代表して乾側地区を管轄する第3分団が小型ポンプ操法の部に、阪谷地区を管轄する第7分団がポンプ車操法の部に出場致しました。
 両分団とも日ごろの訓練の成果を遺憾なく発揮され、見事に第7分団は優勝、第3分団は準優勝という成績を収められました。
 ポンプ車操法の部においての優勝は、昨年の富田地区を管轄する第6分団に続いての連覇であり、改めて地域防災の要である消防団員の士気の高さを感じ、敬意を表しますとともに本市全体の防火意識の向上に繋がるものと非常に喜ばしく思っているところであります。

 次に、開催まであと390日となりました「福井しあわせ元気国体」について申し上げます。
 8月には、プレ大会を兼ねて2つの競技が開催されたところで、20日には、エキサイト広場総合体育施設におきまして第56回全国教職員相撲選手権大会を、26日には、結ステーションをスタート・フィニッシュ地点とする特設コースにおきまして、第52回全国都道府県対抗自転車競技大会ロード・レースが開催されました。
 相撲競技には61名の選手が参加し、観覧席からも大きな声援が飛ぶ中で気迫あふれる取組が続き、自転車競技には男女合わせて124名の選手が参加し、さわやかな青空の下で、まちなかや郊外の豊かな自然環境の中を駆け巡り、沿線の市民からも熱い声援が送られました。
 この結果、相撲競技個人戦では本県代表の宮下選手が優勝し、自転車個人ロード・レースでは、男子は中島選手、女子は中村選手が福井県勢として初優勝を飾るなど、本国体に向けて弾みをつけました。
 また、市内全域で花いっぱい運動を展開したり、市内の小学生が作成したのぼりを掲出するなど市民による「おもてなし」が行われ、特に自転車競技では、立哨員741名を始め、約800名のボランティアの方々の御協力を得て、競技を運営致しました。
 今後は、プレ大会の課題を検証するとともに、実行委員会などにおいて、さらに御意見をお聞きしながら、来年度の元気国体・大会に向け準備に万全を期してまいりたいと考えておりますので、引き続き議員各位の御支援・御協力をお願い申し上げます。

 次に、過疎地域自立促進計画について申し上げます。
 過疎地域自立促進特別措置法、いわゆる過疎法の一部改正が4月1日に施行されたことに伴い、これまで和泉地区のみの一部過疎であった本市は、市域の全てが対象となる全部過疎地域となっております。
 このため、大野市過疎地域自立促進計画を、市全域を対象にした内容とする所用の改正を行う必要があることから、本定例会に計画変更についての議案を提出させていただいております。

 次に、立地適正化計画について申し上げます。
 これからの人口減少や少子化、高齢化に対応し、まちを持続可能なものとしていくため、立地適正化計画の策定に取り組んでおります。
 住民説明会やパブリックコメントにより、計画案に対する御意見もお聞きしながら、年度内の策定に向けて現在、取組を進めております。

 次に、児童・生徒の全国大会などでの活躍について申し上げます。
 まず、スポーツ部門においてでありますが、バドミントンの大野ジュニア男子チームが、京都府長岡京市で開催された第33回若葉カップ全国小学生バドミントン大会において、全国からの代表48チームが参加する中、見事3位入賞を果たしております。
 さらに、文化部門におきましては、「2017年 全国高等学校観光選手権大会」において、奥越明成高等学校が奥越の宝である七間朝市を将来につなぐために観光客に農産物の収穫や販売の体験を行うプランを発表し、見事銀賞に輝いたところであります。
 これらの快挙は、出場した生徒のみならず、指導者、関係者、さらには市民にとりましても非常に喜ばしいことと感じるとともに、今後も関係団体や指導者などとの連携を密にして文化・スポーツ部門の育成と向上に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

 それでは、市政の重要課題の進捗状況や経過について、越前おおの元気プランの「人が元気」「産業が元気」「自然が元気」「行財政改革」に沿って申し上げます。

 はじめに、「人が元気」について申し上げます。

 まず、連携中枢都市圏構想について、申し上げます。
 連携中枢都市圏構想とは、相当の規模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣の市町村と連携し、社会経済を維持するための拠点を形成する国の政策で、平成26年度から全国で展開されております。
 本県で中心都市になり得るのは、平成31年度に中核市への移行を目指す福井市のみでありますが、連携中枢都市圏形成の検討について、福井市から本市を含む嶺北の全ての市町に対し呼び掛けがありました。
 現在、各政策の分野別に、連携の可能性について調査研究しているところであり、連携に関するメリット、デメリットなどを見極め、今後の方針を検討してまいりたいと考えております。

 次に、地域資源再発見事業について、申し上げます。
 地域資源再発見事業につきましては、6月定例会の提案理由でも申し上げましたが、このたび、学校法人関西大学と連携して実施することが決定致しました。
 この事業では、空き家を活用して大学生が滞在し活動できる拠点の整備と、住民との協働による拠点場所の運営方法の検討、本市の地下水データを活用した調査などを行う予定となっております。
 そのため、大学生と市民が一体となってまちづくりに関わっていけるよう、中心市街地にあります日吉町の空き家を関西大学が借り受け、拠点場所が設けられたところであります。
 この拠点を利用し、9月14日から17日には、ゼミ合宿で30名近い学生らが本市を訪れる予定となっているなど、今後、教員や学生などがこの拠点を活用し、事業を進めていくと伺っております。
 これを契機と致しまして、関西大学の教員や学生が、地域と連携して、継続してまちづくりに取り組める環境づくりを進めてまいりたいと考えております。

 次に、大野ポスター展について申し上げます。
 大野へかえろう事業の1つとして、市内の高校生を対象にした、市内店舗のポスター制作ワークショップを8月1日から4日まで開催致しました。
 3年目となる本年度におきましても、御協力をいただける事業所を広く募り、サービス業、製造業、電気設備業、建設業など20事業所に大野高校と奥越明成高校の生徒20名それぞれが1事業所を担当して、自分たちで取材からキャッチコピーやデザインの企画、写真撮影までを行っております。
 出来上がったポスターにつきましては、9月23日に各事業所への贈呈式を行い、その後は、まちなかでの展示やウェブサイトでの掲載を行い、大野ポスター展として人気投票を行うとともに、広く情報発信を行ってまいります。
 今後も、大野ポスター展を通して高校生の「大野へかえろう」という意識を高めるとともに、周囲の大人自身も、本市の魅力に改めて気づき、自分たちが住むまち大野を誇りに思う意識の醸成に努めてまいりたいと考えております。

 次に、水への恩返し キャリングウォータープロジェクトについて申し上げます。
 8月1日の「水の日」に、このプロジェクトにかける思いを、日本経済新聞の意見広告として掲載し、大きな反響がありました。
 本市が誇る地域資源である水のありがたさを、結の心で世界の人たちと分かち合い、助け合うことを通じ、誰もが水のありがたさを感じられる世界にするため、世界の先頭に立ち、様々な活動を展開していくことを宣言致しました。
 この活動を続けていくことを通じ、社会への貢献を果たすだけではなく、本市の知名度の向上や関係人口の増加、賛同者の輪の拡大につなげ、中長期的には人口減少対策として大きな成果を得られるよう、しっかりと取り組んでまいります。

 まず、教育の分野では、世界中が抱える水の問題を、子供たちが考えながら、水の大切さや知識を学べる副読本「この水の問題を解いたきみはノーベル賞を取るかもしれない!」が完成し、7月4日には議長にも御出席いただき、贈呈式を行いました。
 今後、市内の小学4年生全児童に配布するほか、日本ユニセフ協会を通じて、約4万部を全国の小中高校と特別支援学校に配布する予定としております。

 次に、まちづくりの分野では、国土交通省と福井県の後援をいただき、「越前おおのタウンミーティング 水と歴史と景観をたどるまちあるき」を7月7日に開催し、県内外の関係者50名が、水を切り口にまちの魅力について意見交換を行いました。
 また、翌7月8日には、「第4回大野の水と未来を語る集い」を開催し、歴史秘話ヒストリアなどでおなじみの城郭考古学者、奈良大学の千田嘉博教授から、「湧水を活かした越前大野城の魅力~全国のお城と比較して~」と題し講演をいただきました。

 食の分野では、8月1日に「一夜限りのレストラン 打波古民家の夜」を開催致しました。
 市民有志の実行委員会が中心となり、本市の食材を使った伝承料理や新たに開発したメニューなどでもてなしたところ、数10万人のフォロワーを持つ方々がSNSで本市の魅力を発信するなど、本市の知名度の向上に大きく貢献致しました。
 さらに、このレストランで開発したメニューは、8月13日に開催した「水をたべるレストラン 世界一おいしい水まつり!」で広くお披露目され、株式会社モンベル製の限定タンブラーなどとともに祭りの目玉となりました。

 東ティモールへの支援では、幅広い関係機関などとの連携の輪が広がってきております。
 まず、ユニセフを通じた支援についてでありますが、昨年度東ティモールに支援した重力式給水施設がまもなく完成するとの連絡を受けていることも踏まえ、9月下旬から、昨年に引き続き現地に代表団を派遣し、施設の状況を視察するとともに、政府関係者やユニセフなど関係機関との意見交換を行う予定としております。
 また、それに先立ち、本市の取り組みに関心を持たれた独立行政法人 国際協力機構、通称ジャイカから連携の申し出があり、8月下旬に同機構の支援のもと、東ティモールにおける水利用環境などに関する現地調査を行いました。
 加えて、今年の冬を目途に、国立研究開発法人 科学技術振興機構、通称JSTが実施する「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」として、東ティモールの学生が来訪し、本市の特徴的な水循環環境や水への取組などを学ぶとともに、市民や子供たちとの交流を図るべく、必要な経費を本定例会に補正予算案として計上させていただいております。

 さらに、この水への恩返しプロジェクトのさらなる展開を図るべく、8月4日に、国際交流員として、フランスからマチルド・クロワさんをお招き致しました。
 マチルドさんには、東ティモールをはじめとした、海外との水を通じた交流の促進や、市民との文化交流、外国人から見た本市の魅力の発掘や情報発信などに取り組んでいただくこととしております。

 次に、小中学校の再編について申し上げます。
 小中学校の再編につきましては、現在、取組が留まっておりますが、7月29日付けで、乾側地区の区長会と小学生以下の保護者より、要望書の提出がありました。
 その内容は、平成31年4月を目途に、小学校を下庄小学校へ、中学校を陽明中学校へ、それぞれ先行再編を要望するものであります。
 同様に、8月14日付けで富田地区区長会からも要望書の提出がありました。
 富田地区の児童生徒により良い学校規模と教育環境を1日も早く提供するため、再編に向けた協議を推進し、また先行再編も必要に応じて検討して欲しいという内容でありました。
 今後、こうした要望に沿って、教育委員会で適切に対応していただきたいと考えております。

 次に、第3回大野市子ども議会について申し上げます。
 8月18日に、市内全小学校から10名の児童の出席の下、子ども議会が開催され、本市の活性化や公共交通、福井しあわせ元気国体・大会、中部縦貫自動車道、交通安全、学校再編など様々な質問が出されました。
 児童たちは、大野市民憲章と大野市教育理念の唱和に始まり、質問も大きな声で堂々と発言し、郷土の現状や将来を問うその元気な様子を拝見しますと、非常に頼もしく感じると同時に、この子たちが将来に渡り、本市に住み続けられるような環境を守らなくてはならないという思いを強くした次第であります。
 子ども議会の開催のため、お骨折りいただきました議長をはじめ、大野市議会に対しまして心から感謝申し上げます。

 次に、結の故郷ふるさと教育の推進について申し上げます。
 本年度の「ふるさとを知り ふるさとを創る」教育と致しまして、結の故郷ふるさと教育推進計画に基づき、新たに各公民館が連携して、市内の自然や遺跡に触れる体験ツアーを実施致しました。
 体験ツアーには、市内6地区より小学校6年生33名が参加し、戌山城址や大矢戸古墳、宝慶寺を巡り、地元の方々から歴史的な言い伝えなどを学びました。
 昼には、大野市食生活改善推進員の方々の手作りの「のっぺい汁」や「じゃがいものころ煮」、大野市漁業協同組合の方々の指導による「アマゴのつかみ取り」や「アマゴの塩焼き」など郷土食を満喫したり、大野市自転車競技連盟の方々には競技用自転車の操作や乗車体験を指導していただいたりして、ふるさとの人、歴史、文化、伝統、自然環境、食などに存分に触れることができたとのことであり、参加した児童からは「大野をもっと好きになった」との元気な感想などがあったと伺っております。
 今後も、さらなる結の故郷ふるさと教育の推進に努めてまいりたいと考えております。

 次に博物館について申し上げます。
 本市の歴史や文化の魅力を広く体感することができるよう、本年3月にリニューアルオープン致しました越前大野城を始め、各博物館施設がそれぞれの行事の開催時期や内容を合わせて実施するなど、効果的なまちなかの周遊に取り組んでいるところであります。
 現在、武家屋敷旧内山家では、3月から福井新聞で開始された小説「わが殿」の連載を記念して企画展を三期に分けて開催することとし、現在第1期として内山良休の人物像をテーマに展示しております。
 また、同時に民俗資料館では「昭和の食 ちょっと昔の食事道具展」を、武家屋敷旧田村家では「田村家の馬具展」と題して各館の所蔵品の特別展示を開催しております。
 今後も秋、冬に向けて、郷土料理やお月見、節分などの季節行事と演奏会などを組み合わせた行事を各館が連携して企画し、まちなかの博物館への観光客の誘致に努めてまいります。

 次に、大野市総合防災訓練について申し上げます。
 大規模な自然災害に備え、災害発生時に迅速かつ的確に応急対策が実施できるよう、8月6日、城下町南広場をメイン会場として、また、学びの里「めいりん」をサブ会場として、平成29年度大野市総合防災訓練を実施致しました。
 「連日の大雨による水害に加え、奥越でマグニチュード7.0の地震が発生した」との想定で、消防や警察などの防災関係機関のほか、自主防災組織や消防団、近隣住民、災害協定団体など約700名の方々に御参加いただき、避難所の開設訓練や、支援物資需給調整訓練、マスコミ対応訓練のほか、今回初となる、国土交通省 緊急災害対策派遣隊、通称テック・フォースの派遣訓練、自家用車で避難生活を行う方々を想定した車中泊避難者対応訓練など、実践的な訓練を実施することができました。
 猛暑の中、本訓練に御参加いただきました関係各位に対し、この場をお借り致しまして厚くお礼を申し上げる次第であります。
 市民の生命と財産を守ることは行政の責務であり、引き続き災害に強い安全で安心なまちづくりを目指し、市民の更なる防災意識の高揚、本市の危機管理体制の充実に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、白寿者・米寿者の訪問事業について申し上げます。
 8月27日に、99歳の白寿を迎えられた方19名と88歳の米寿を迎えられた方269名の御自宅などを訪問して、お1人お1人に長寿のお祝いを申し上げさせていただきました。
 これまで永きにわたり郷土の発展に尽くして下さり、連綿と繋がる結の心を守り育てて下さった方々に心から敬意を表し、白寿、米寿の節目をお祝いできましたことを、大変光栄に感じたところであります。

 次に、「産業が元気」について申し上げます。

 まず、平成30年以降の米政策について申し上げます。
 平成30年から、国による米の生産数量目標の配分が廃止されることとなっておりますが、福井県農業再生協議会では、平成30年以降も米の生産調整を継続することとし、本市と致しましても大野市農業再生協議会とともに米の生産過剰による米価下落を抑制し、水田活用の直接支払交付金など園芸作物の推進による農業所得の確保を図ってまいりたいと考えております。

 このような状況の中、8月30日に北陸農政局より発表されました福井県の8月15日現在における平成29年産米の作柄概況は「平年並み」と見込まれておりますが、今後も台風などの影響がないことを願うものであります。

 次に、有害鳥獣対策について申し上げます。
 本年度8月までのツキノワグマ出没件数は、昨年度並みの14件であり、各地でクマの出没があったことから、去る7月14日にツキノワグマ出没対策連絡会を開催し、クマの出没があった場合に適切な対応が取れるよう、連絡体制や出動体制を確認致しました。
 本市と致しましても各小中学校を通して児童生徒へチラシを配布するとともに、市報でもクマの出没に対する注意喚起を徹底致しました。
 また、本年も、福井県猟友会大野支部、同和泉支部の御協力をいただきながら有害鳥獣駆除に努めているところでありますが、捕獲した有害鳥獣は、埋設や焼却による処理が必要で、その作業には、多くの労力や時間を要し、有害鳥獣駆除隊員の大きな負担となっていることから、捕獲した有害鳥獣の適切な処理を行うため、有害鳥獣分解処理装置の整備について必要な経費を本定例会に補正予算案として計上させていただいております。

 次に、「中部縦貫自動車道」の事業の進捗状況について申し上げますと、大野油坂道路、大野・大野東区間では、7月に沿線9地区において用地の境界立会を実施し、地権者の皆様から概ね御理解を得られたことから、本年度中の境界確定の手続き完了に向けて作業を進めていると伺っております。
 本市と致しましても、1日も早い用地取得に向け、国・県に全面的に協力してまいりたいと考えております。
 大野東・和泉区間では、荒島第1トンネルの本格的な掘削工事に向け、下唯野側の坑口付け工事や、蕨生、下唯野地区における改良工事、猿ケ谷橋の下部工事、下山の九頭竜川橋の下部工事などが鋭意進められており、年度内には、荒島第2トンネルや下山トンネルの工事に着手すると伺っております。
 和泉・油坂区間では、長野・下半原間で用地取得が完了し、上半原・東市布間では、用地取得に着手しているとのことであります。
 工事につきましては、石徹白川橋下部工事や新長野トンネル工事の着手に向け準備を進めていると伺っております。

 次に、重点道の駅「(仮称)結の故郷」の進捗状況について申し上げます。
 本「重点道の駅」につきましては、現在、開発行為や事業認定の法令に基づく手続き、指定管理予定者と連携して施設の企画・管理運営方法の検討、実施設計を進めており、今後とも関係団体などとも協議・連携しながら、平成32年度の供用開始に向け、取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、国道158号について申し上げます。
 国道158号 境寺・計石バイパスにつきましては、現在、県において、橋梁の詳細設計や縫原・大宮間の道路詳細設計が行われており、縫原地区と大宮地区で、用地取得を進めていると伺っております。
 本市と致しましては、早期の用地取得と、取得が完了した地区から順次工事に着手するよう要望しているところであります。

 次に、産業団地の整備について申し上げます。
 富田地区の約17.2ヘクタールの区域において事業を進めております産業団地につきましては、現在、県などの関係機関や地元の皆様との協議を重ね、実施設計を進めているところであります。
 また、関係法令に基づく諸手続きを現在進めており、これら法手続きが完了し次第、用地の取得を行う予定であります。

 次に、中心市街地活性化について申し上げます。
 平成20年度に認定を受けました第一期大野市中心市街地活性化基本計画から本年で10年目となり、計画の最終年度を迎えております。
 計画の中で当初より掲載しておりました五番商店街の旧Fマートの解体・再整備の事業につきましては、6月30日に経済産業省の地域商業自立促進事業の採択を受け、本年度中の完成を目指し、工事を進める予定と伺っております。
 なお、本施設に係る国の補助対象経費が増額されたことから、市の補助金につきましても合わせて増額するため、本定例会に補正予算案として計上させていただいております。
 また、旧水本女学校を活用した賑わい集客施設の整備について、岐阜県に本社を置き鳩ヶ湯温泉を経営しております豊実精工株式会社が、6月末に経済産業省の中心市街地再興戦略事業に申請し、7月26日に採択を受けております。
 本事業につきましても、本年度末の完成を目指して工事を進めると伺っており、本市と致しましても、施設整備を支援するため、本定例会に補正予算案として計上させていただいております。

 次に、企業誘致について申し上げます。
 小山工業団地において、タニコー株式会社が、流通センターに続く第二期工事として、ステンレス加工センターの建設に着手する予定と伺っております。
 ステンレス加工センターは、鉄骨造平屋建で、建築面積は約5,219平方メートルで、来年度中の完成を予定しております。
 また、豊実精工株式会社が、堂本の空き工場を取得して産業用ロボット部品や半導体部品の製造及び表面処理を行う工場を開設するため、7月から改修工事に着手しております。
 工場は鉄骨造三階建、延床面積は約4,400平方メートルで、年内の操業開始を予定していると伺っております。

 次に、おおの城まつりについて申し上げます。
 昭和43年に亀山に越前大野城が再建されたことを記念して開催された「おおの城まつり」は、本年で第50回の節目を迎えました。
 本市の夏の一大イベントとして、昨年と同じく8月12日から16日までの5日間にわたり、例年より規模を拡大して開催致しました。
 初日の12日には、五番商店街において越前おおのおどりを開催致しましたところ、近隣の住民の方々をはじめ多くの方の御来場をいただきました。
 13日の大花火大会の会場となった真名川グラウンドには、日曜日と重なったこともあり、市民の皆様をはじめ約4万人の方々から、夜空に打ち上げられた約6,000発の大輪の花に大きな歓声が沸きあがっていました。
 14日の午前には、市内の小学生が伝統芸能を発表する結の故郷小学生ふるさと芸能発表会と、結の故郷中学生みこし・ダンスパフォーマンスが、結ステーションや六間通りで行われました。
 15日と16日の両日には、おおの城まつりのメイン行事であります「おおのおどり」が六間通りで繰り広げられました。
 15日には「越前おおのおどりパレード」と題してアイドルグループのAKB48のチーム8のメンバーが参加してのパレードを実施し、パレード終了後のミニライブコンサートに来られた方が「おおのおどり」にも参加し、踊りの輪が一部で三重になるなど例年以上の盛り上がりとなりました。
 また、本年度は、市内の若者による越前おおのおどり全4曲の生演奏が行われ、2日間を通して全ての曲が生歌と生演奏となり、会場に響き渡る歌声と演奏により一層の盛り上がりとなりました。

 50周年記念のまつりで、好天にも恵まれたことから、まつり期間中の全体の入込客数は、昨年より約9,900名多い、12万5,000名となりました。
 御来場いただいた皆様には、結の故郷越前おおのの夏を十分に楽しんでいただけたものと確信しております。

 次に観光プロデュースコンテスト事業について申し上げます。
 本事業は、隠れた地域資源を発掘し、光る素材とするため、全国の高校生・大学生のグループから本市の観光に関するコンテストを開催し、企画提案を受けるものであります。
 5月31日から7月3日まで募集を行いました結果、全国から12団体、21提案の応募がありました。
 7月に1次審査を行い、2次審査に通過した高校生の部3団体、大学生・専門学校の部3団体が8月18日から22日まで本市に滞在し、本市の新たな観光素材の発掘を行いました。
 21日に行われた審査会では、各団体から提案に関するプレゼンテーションが行われ、若者の新たな視点からの観光に関する企画提案をいただきました。
 宿泊施設をはじめ観光に関連する事業者にもプレゼンテーションを御覧いただき、事業化に向けたヒントを得ていただけたものと感じております。
 今後、施策に反映できるものにつきましては、事業化について検討してまいりたいと考えております。

 次に、「自然が元気」について申し上げます。

 まず、森林施業の推進について申し上げます。
 昨年4月に本格稼働した木質バイオマス発電所は、現在、順調に稼働していると伺っております。
 同発電所の安定した稼働には、燃料となる間伐材などの木材確保が不可欠であり、県内の森林組合などで組織する福井県木質バイオマス燃料安定協議会が本年4月から7月までに供給した木材は、計画量に対し、約2割増となる1万9,400トン余りとなったところであります。
 今後も間伐材の利用促進・安定供給を図るためには、森林の集約化や林内路網の整備を推進し、森林施業の一層の効率化を進めることが重要であるため、森林組合が導入する高性能林業機械の整備に対する補助を行うこととし、必要な経費を本定例会に補正予算案として計上させていただいております。

 次に、湧水再生対策について申し上げます。
 湧水文化再生に向けては、国や県、関係団体と連携をとり越前おおの湧水文化再生計画に基づき、取組を進めております。
 本年1月に、内閣官房が認定する流域水循環計画の第1弾として、越前おおの湧水文化再生計画が全国の17計画の1つとして選定されたところでありますが、6月16日には内閣官房水循環政策本部が平成29年度先進的な流域マネジメントに関するモデル調査の実施団体を発表し、本市が全国の6団体の1つとして選ばれました。
 7月25日に開催した大野市水循環・湧水文化再生推進連絡協議会におきまして、各機関における平成29年度の地下水保全の取組状況報告を行うとともに、今後は国の技術的な支援をいただきながら、越前おおの湧水文化再生計画の改訂作業を行っていくことを報告させていただいております。

 合わせて、水への恩返し財団では、7月16日に森づくり事業の一環として森づくりイベントを開催し、会員約20名の参加のもと、平家平に植樹した苗木の林床整備と補植作業を行いました。
 こうした取組を進めることによりまして、本市の森林、河川、農地、都市などにおける健全な水循環の維持・回復に努めてまいりたいと考えております。

 次に、新しく発見された化石について申し上げます。
 今回、福井県立恐竜博物館と本市との共同調査により、東勝原に分布する約1億3,000万年前の手取層群、伊月地層から鳥脚類恐竜の歯の化石を新たに発見致しました。
 県立恐竜博物館の東洋一特別館長は、「伊月層の化石は、恐竜が日本で生活し始めた頃を知る手掛かりとなり、大野と勝山両市の恐竜をあわせて初めて福井県の恐竜を語ることができ、今回の発見は大きな意義がある。」と述べられており、今後、福井県の恐竜進化の研究に繋げるとともに、観光客の増加にも繋げてまいりたいと考えております。

 次に、化石発掘体験センターの整備について申し上げます。
 現在、化石発掘体験センターの整備を進めており、九頭竜紅葉まつり初日の10月28日にオープンを予定しております。
 また、本施設が多くの方々に愛され、親しまれるよう、センターの愛称募集を8月1日から31日まで実施し、市内外から応募をいただいており、今後は、選定委員会を開催し、愛称を決定してまいります。
 本市では、化石発掘体験センターを中心に化石の魅力を市内外に発信するとともに、市内観光施設と連携しながら、交流人口の拡大につなげてまいりたいと考えており、本定例会に施設の設置条例案と、運営に必要な経費に係る補正予算案を提出させていただいております。

 最後に、「行財政改革」について申し上げます。

 本年3月に策定致しました大野市公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の適正配置を促進するため、平成25年に策定致しました大野市公共施設再編計画の見直しに着手し、現在、行政改革戦略会議の御意見をいただきながら、各公共施設の現状把握と分析作業を進めているところであります。
 併せまして、総合管理計画に基づき、公共施設の種類やインフラ資産などの施設類型ごとに、適正な維持管理や保全、長寿命化、耐震化などについて個別施設計画を策定するため、国の各関係省庁が示す策定指針や本市の策定方針を関係各課に周知したところであります。
 再編計画の見直し、個別施設計画の策定のいずれも本年度内に完了し、財政や人口規模に応じた施設総量の縮減、予防保全による安全性の確保、ライフサイクルコストの縮減、施設の複合化や効率的な運営、長寿命化の推進とあわせて、継続的・定期的なマネジメントの実施とともに、財政負担の軽減・平準化を図ってまいりたいと考えております。

 次に、大野市職員の働き方改革について申し上げます。
 5月から全庁で、「やり方をカエル」「仕組みをカエル」「意識をカエル」といった「カエル運動」に取り組みましたところ、これまでの1人当たり1箇月の平均残業時間が、前年同時期と比べて約3割減少したところであります。
 今後も引き続き、この「カエル運動」の実践と合わせて業務能率や質の向上を目指しますとともに、職員力・組織力の強化とさらなる市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。

 それでは、ただ今上程されました各議案の概要について御説明申し上げます。
 まず、予算議案につきましては、一般会計と5つの特別会計の補正予算案の御審議をお願いするものであります。
 一般会計の主な内容と致しましては、「収益性の高い水田農業経営確立支援事業補助」や「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」など、合計で1億3,707万3千円を追加し、予算累計額を176億9,704万3千円とするものであります。

 各特別会計の主な内容と致しましては、介護保険事業特別会計では、平成28年度の保険給付費などの額の確定に伴う国・県への返還金や、制度改正に伴うシステムの改修経費など、
 下水道事業特別会計では、公共下水道建設事業の節間組替など、そのほかの各特別会計では、前年度の決算や消費税に伴う経費などを計上致しております。

 次に、条例議案と致しましては、「大野市化石発掘体験センター設置条例案」を提出致しております。

 そのほかの議案と致しましては、「大野市過疎地域自立促進計画の変更について」と「市道路線の認定について」、「専決処分の承認を求めることについて」、また「平成28年度大野市歳入歳出決算認定について」と「平成28年度大野市水道事業会計の決算認定について」の5議案を提出致しており、合計12議案について御審議をお願いするものであります。

 各議案の内容につきましては、それぞれ担当部局長が御説明致しますので、慎重に御審議のうえ、妥当なる御決議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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