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2016年10月9日

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平成26年9月定例会 提案理由説明

 第390回大野市議会定例会の開会にあたり、最近の諸情勢や市政の重要課題の取り組み状況について申し述べますとともに、提案いたしました各議案の概要についてご説明をいたします。

 今年の夏は、台風による暴風雨や前線による集中豪雨の影響により、全国各地で大規模な自然災害が発生いたしました。
 特に、広島市北部の新興住宅地では、住民が寝静まった未明から明け方にかけて短時間で局地的な豪雨に襲われ、各所で大規模な土砂災害が発生し、72名の方がお亡くなりになるとともに、家屋の損壊や二次災害に備えて、未だ多くの方が避難生活を余儀なくされております。
 お亡くなりになられました方々に対し、心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々にお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧・復興を願うものであります。

 さて、去る8月30日に、大野市民の悲願であります中部縦貫自動車道のうち、大野油坂道路の起工式典を、議員各位をはじめ、県選出国会議員や福井県議会議員の皆様など多数のご来賓をお迎えし、盛大に開催できましたことに対しまして深く感謝申し上げます。
 「大野東・和泉間」は、平成21年3月の事業化から5年が経過し、ようやくこの日を迎えられましたことは、幾度となく行ってまいりました要望活動が実を結んだもので、これもひとえに、関係各位のご支援・ご協力の賜物てあると改めて感謝申し上げます。
 また、当日は主催者を代表し、国土交通副大臣並びに福井県知事から、本道路の重要性と早期供用開始に向け、国・県・市が一体となって取り組むことの決意をお聞きし、大変ありがたく、本市といたしましても一日も早い供用開始に向けて全面的に協力してまいりたいと存じます。

 次に、大野市戦没者追悼式について申し上げます。
 先月27日、学びの里「めいりん」におきまして、ご遺族や議員各位をはじめ、国・県の関係機関、区長連合会、経済・教育・福祉関係の代表者の方々など、約300名のご参列のもと、大野市戦没者追悼式を挙行いたしました。
 本式典は、先の大戦の犠牲者に哀悼の誠を捧げるとともに、平和への誓いを新たにするものでありますが、今回、初めて次世代を担う市内の小・中学校の児童・生徒代表15名にも参列していただきました。
 子どもたちに、ふるさと大野を愛する心や、明倫の心、結の心を醸成する中で、戦争という史実と平和の大切さを伝える一助になったものと考えております。

 次に、白寿者・米寿者の訪問事業について申し上げます。
 先月30日に、99歳の白寿を迎えられました12名と、88歳の米寿を迎えられました264名の皆様のご自宅などを訪問し、長寿のお祝いを申し上げさせていただきました。
 ご自宅を訪問した際には、皆様方のとても元気なお姿を拝見させていただくことができ、私も大変うれしく感じたところであります。
 これもひとえに、日ごろからのご本人の健康への心配りとご家族の支えがあってこそであり、改めて健康のありがたさと長寿の大切さを感じた次第であります。
 今後とも、高齢者がいつまでも元気で活躍することができる生涯現役社会の実現を目指し、各種施策に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、大野市総合防災訓練について申し上げます。
 冒頭で申し上げました広島市のような大規模な自然災害に備え、災害発生時に迅速かつ的確な行動が実践できるよう、去る8月24日、議員各位にご出席をいただき、富田地区全域及び真名川憩いの島を会場として、大野市総合防災訓練を実施いたしました。
 今回は、集中豪雨による河川の氾濫や住宅の浸水などの被害を想定し、消防、警察などの防災関係機関のほか、自主防災組織や消防団、近隣住民、災害協定団体など約1,400名の方々に参加いただき、情報の伝達や避難所開設・運営訓練、水防訓練など実践的な訓練を実施することができました。
 本訓練にご参加いただきました関係各位に対し、この場をお借りいたしまして厚くお礼を申し上げる次第であります。
 私は、これまで「市民の生命と財産を守る」を政治の基本として各施策に取り組んでおりますが、今回の訓練を通して気づいた課題や反省点について整理・検証し、今後の対策へと繋げてまいりたいと考えております。
 災害に強いまちづくりを目指し、支え合い、助け合い、そして思い合う「結」の心を大切にしながら、防災対策をはじめ地域住民の防災意識の高揚と防災危機管理体制の充実を図ってまいる所存であります。
 また、その一環として集中豪雨などによる災害に備えるため、土砂災害特別警戒区域内の集落を対象にヒアリング調査を実施いたしたく、本定例会の補正予算に係る経費を計上させていただいているところであります。

 次に、夏休み期間中の市内児童生徒の全国大会などでの活躍について申し上げます。
 まず、文化部門につきましては、高知県で開催されました全国福祉高等学校長会 第20回全国生徒体験発表におきまして、奥越明成高等学校3年生の下 茜(しも あかね)さんが、全国で2位にあたる優秀賞の栄誉に輝きました。
 また、開成中学校ブラスバンド部が、県大会で上位6校に与えられる金賞を受賞し、北陸大会では銀賞に輝いております。
 一方、スポーツ部門においては、宮城県で開催されました文部科学大臣杯第57回小学生・中学生全国空手道選手権大会に、開成中学校1年生 山内花菜(かな)さんと3年生の山内菜緒(なお)さん姉妹が出場し、ともに個人・組手の部で3位、姉の菜緒さんは個人・形の部でも4位に入賞し、二人そろって10月に開催されます少年世界空手道選手権大会に出場されることが決定したとお聞きしております。
 また、第23回東アジアホープス卓球大会が大阪で開催され、有終南小学校4年 大藤 沙月(さつき)さんが所属されておられる団体の日本女子Bチームがみごと3位に入賞されました。
 これらの大会に出場され優秀な成績を修められた皆様に対し、日ごろの努力に敬意を表しお祝い申し上げますとともに、今後の更なる飛躍を期待するものであります。

 さて、今年の夏の全国高等学校野球選手権福井大会において、奥越明成高等学校が強豪校を相手に勝ち進み、ベスト4進出という快挙を成し遂げられました。市民の皆様とともに、秋の大会におけるさらなる活躍にご期待を申し上げます。
 また、甲子園では本県代表の敦賀気比高等学校が、3試合連続二桁得点という猛打でベスト4に進出し、高校野球ファンを大いに沸かせてくれたところであります。
 さらには、甲子園球児として活躍し記憶に新しい本市出身のヤクルトスワローズ 中村悠平選手が、プロ野球のオールスターゲームに初出場されました。
 中村選手の晴れ舞台での活躍は、日ごろの努力が報われた結果であり、市内の野球少年たちのお手本となり、夢と希望を与えるもので、本市の誇りとして敬意を表するとともに、今後益々のご活躍を期待するものであります。
 なお、中村選手からはオールスターゲーム初出場を記念して、7月17日にサイン入りユニフォームを本市へ寄贈していただきましたので、多くの市民の皆様にご覧いただけるよう、庁舎正面玄関ロビーに展示させていただいているところであります。

 次に、国政の情勢などについて申し上げます。
 先般、第二次安倍改造内閣が発足し、安倍首相は記者会見で、政権最大の課題として「元気で豊かな地方の再生」に全力を挙げると公約いたしました。
 このため、地方創生大臣を新設するとともに、全閣僚による「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げ、地方の人口減少対策や地域活性化に取り組むこととしております。
 疲弊する地方を再生するため、安倍首相の強い指導力を求めるとともに、従来の省庁縦割行政を打破し、地方の雇用創出や子育て支援などの抜本対策を打ち出す司令塔として位置付ける「まち・ひと・しごと創生本部」に期待するものであります。

 次に、我が国の経済情勢に目を向けてみますと、8月26日に発表されました内閣府の月例経済報告によりますと、日本の景気の基調判断は「景気は、緩やかな回復基調が続いており、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動も和らぎつつある」とし、個人消費については持ち直しの動きがみられ、雇用情勢も着実に改善しているとのことであります。
 しかしながら、いまだ地方にとっては景気回復が実感できるものではなく、政府には経済財政運営と改革の基本方針に基づき、引き続き経済対策を進めるとともに、日本再興戦略を着実に実行し、経済の好循環の実現に向け全力で取り組むよう強く要望するものであります。

 また、国におきましては、先月末には各省庁から概算要求が提出され、総額は過去最大の約101兆6,800億円に膨らみ、初めて100兆円の大台を突破いたしました。
 提出された概算要求は、人口減少を防ぎ、50年後も1億人を維持するとの政府目標に向け、子育て支援や地域活性化策を拡充する内容となっており、特に地方活性化策など政権が重視する分野の特別枠に、総額3.9兆円の要求があったところであります。

 このような状況のもと、これから準備を進めることになります本市の平成27年度当初予算の編成作業につきましては、国の中期財政計画に沿った地方交付税や、地方活性化の特別枠など、財源の先行きが不透明な状況でありますので、今後とも国の動向に注視しながら的確な対応を図ってまいりたいと考えているところであります。
 なお、国は人口減少対策の一環として、都市再生特別措置法等の一部を改正し、市町村が居住機能や福祉・医療・商業などの都市機能の立地及び公共交通の充実に関する包括的なマスタープランである立地適正化計画を作成し、高齢化や市街地の拡散に対応したまちづくりを進める場合に、これまでの支援を拡充するとしております。
 本市におきましても、人口減少対策は最重要課題であり、今後現状把握・分析を行い、立地適正化計画の策定に取り組んでまいりたいと考えております。

 それでは、市政の重要課題の進捗状況や経過について、越前おおの元気プランの「人が元気」「産業が元気」「自然が元気」「行財政改革」に沿って申し上げます。

 まず、「人が元気」のうち人口減少対策についてでありますが、先般の平成27年度事業に関する県への要望活動におきまして、知事に対し各市町への画一的な支援策でなく、それぞれの市町が抱える課題解決に向けた支援を強く要望してきたところであります。
 また、これまでも全庁体制で人口減少対策に係る各施策を推進しておりますが、新年度に向けてさらに新たな取り組みについて、企画提案するよう指示いたしたところであります。
 さらに、現在、株式会社電通顧問の内海朋基(ともき)氏をブランドアドバイザーに委嘱し、本市の認知度・魅力度向上のため、情報発信への助言や協力をいただいているところでありますが、今後は株式会社電通と連携してプロジェクトチームを立ち上げ、人口減少対策に係る調査研究と今後の取り組みについて検討いたしたく、本定例会の補正予算に係る経費を計上させていただいているところであります。

 次に、国際交流の取り組みについて申し上げます。
 去る8月3日から7日までの5日間、台湾彰化縣の中学生30名とその一行が本市を訪問されました。
 滞在期間中には、本市のジュニアリーダーとの手作りによる名刺交換会や、まちなか散策の案内などを通して交流が深まり、国際感覚の醸成につながったものと考えております。
 また、六呂師での自然体験やOASIS協会での宿泊、和泉地区でのカヌー体験、長野発電所の見学などを通して、本市の魅力を十分に堪能していただきました。
 この交流事業に、準備段階からご尽力を賜りました実行委員会委員各位に対し、この場をお借りして、厚くお礼を申し上げます。

 次に、「予防接種事業」について申し上げます。
 現在、本市では、予防接種法に基づき、対象となる年齢の市民に対しまして、BCGや麻疹、風疹などの各種予防接種を実施しているところであります。
 そのような中、今般、国におきましは予防接種関係法令を改正し、定期予防接種の対象とする疾病に、新たに水痘、いわゆる水ぼうそうと高齢者の肺炎球菌感染症を追加いたしました。
 このため、本市におきましても、生後1歳から4歳までの幼児に対する水痘ワクチンの接種、そして65歳から5歳刻みの特定年齢の方には成人用肺炎球菌ワクチンの予防接種を実施いたしたく、本定例会の補正予算に係る経費を計上しているところであります。
 今後とも、感染症予防のため各種予防接種を実施し、市民の健康の保持・増進に努めてまいる所存であります。

 次に、教育について申し上げます。
 まず、平成大野丸中学生派遣事業について申し上げます。
 先人の偉業を学ぶとともに、人と人とのつながりや縁(ゆかり)を深め、ふるさと大野を愛する心を育てるため、8月18日から22日までの5日間、市内の中学生30名を北海道新ひだか町と函館市へ派遣いたしました。
 往路はフェリーを利用して、大野藩が所有していた大野丸の航跡をたどり、本市から多くの先人が入植した新ひだか町では、当時の開拓の苦労話をお聞きするとともに、越前踊り保存会の方々との交流会を行ってまいりました。
 また、函館市では函館朝市会場で本市の特産品販売やPRチラシ配布による情報発信を行うとともに、大野藩直営の「大野屋」跡地や箱館戦争で戦死されました大野藩士の墓地などを巡り、見聞を広げたとのことであります。
 今後は、事業の報告書を作成し、来年2月に開催をいたします大野市生涯学習フォーラムにおいて、体験の成果発表を行う予定と聞いております。

 次に、大野市結の故郷奨学金制度について申し上げます。
 大学生などを持つ保護者の経済的負担を軽減するとともに、卒業した青年の市外流出に歯止めをかけ、ふるさと大野への帰郷を促進するため、平成27年4月から奨学金制度を施行したいと考え、大野市結の故郷奨学金貸与条例案を、本定例会に上程しているところであります。
 奨学金の額は、自宅通学者は月額1万円、自宅通学者以外は月額2万円とし、返済の貸与利率は無利子としております。
 また、貸与を受けた方が、卒業後本市で居住する場合には、その時から返済額の1/2を免除し、さらに、婚姻した場合には返済額の全額を免除することにより、若者の本市での定住化を進める一助になるものと考えております。

 次に、全国学力・学習状況調査の公表について申し上げます。
 本年4月に、国語と算数・数学の2教科の学力・学習状況調査が、小学校6年生及び中学校3年生の児童生徒を対象に行われ、先月25日に文部科学省から全国と都道府県別の平均正答率が公表されました。
 本年度より、市町村別、学校別の平均正答率の公表は、市町村の教育委員会で判断することが可能となりましたが、本市では、2教科のみの調査結果がすべての学力を表すものと誤解されるおそれがあることや、過度な競争につながることが懸念されることなどから、市や学校ごとの平均正答率を公表しないこととし、学力や学習状況における課題や今後の対応策についてのみ10月中に公表し、学力向上を図っていくと聞いております。

 次に、仮称ではありますが、大野市伝統文化伝承条例の制定について申し上げます。
 現在、子どもたちや保存会の方々が、おおの城まつりの小学生ふるさと芸能発表会や大野市総合文化祭において、市内の伝統芸能を披露しております。
 私は、この発表会や各地区で催される行事などを拝見するにつけ、私たちのまち「結の故郷 越前おおの」には、はるか昔から地区に伝わる芸能や祭礼・習慣など、日々の暮らしの中にすばらしい伝統文化が息づいていると感じているところであります。
 今後、これらの伝統文化を市民共有の貴重な文化遺産と捉え、伝統文化が次の世代に正しく伝承されることを願い、「大野市伝統文化伝承条例」の制定に向けた検討作業を指示したところであります。
 本条例が制定されることにより、市民及び関係団体そして行政がお互いに相互連携を図り、地域の伝統文化を伝承していくことで、魅力ある地域づくりの推進につながるものと確信いたしております。

 次に、「産業が元気」について申し上げます。
 まず、結の故郷発祥祭事業についてでありますが、本市の最大のイベントであります「第47回おおの城まつり」が、8月13日から16日までの4日間にわたり開催されました。
 城まつりの幕開けとして、13日に真名川グラウンドで開催いたしました「おおの城まつり大花火大会」では、約5,000発の大輪の花が夜空を彩り、来場者からは大きな歓声が沸きあがっておりました。
 当日は、市のマスコットキャラクターである「うぐピー」と「うめピー」に待望の子ども「ゆいピー」が誕生し、「結でつながる 四合わせ(しあわせ)の乾杯イベント」におきまして、盛大にお披露目をさせていただき、多くの祝福を頂いたところであります。
 また、14日には今回で5回を数え、真夏の恒例行事として定着してまいりました「結の故郷中学生みこし・ダンスパフォーマンス」を開催し、市内五中学校の生徒約700名による力強いみこしの練り歩きや、息の合ったダンスパフォーマンスで、大いに盛り上がったところであります。
 さらに、15日・16日の両日には、おおの城まつりのメインであります「越前おおのおどり」が繰り広げられましたが、例年にない大雨と雷の影響により、両日とも午後9時に終了することとなってしまいました。
 しかしながら、結の故郷発祥祭記念イベントとして行われました「天空の城7つの謎を解き明かせ」と題したラリーゲームや天空茶屋でのおもてなし、そして交流を進めております沖縄県読谷村から出場いただいた「座喜味エイサー」につきましては、多くの方に参加・観覧していただき、4日間の入込客数は、約9万1000人となったところであります。
 これまで、市民提案事業を含めた多くの発祥祭事業を開催したことにより、市民の皆様をはじめ関係団体が、結の心で結ばれた越前おおのに愛着と誇りを持ち、地域の活性化と産業の元気・創造につながったものと確信しているところであり、今後、秋以降に実施いたします発祥祭事業に向けて、さらに万全を期してまいりたいと考えております。

 次に、九頭竜温泉「平成の湯」について申し上げます。
 化石の魅力を体感できる施設といたしまして、昨年8月より整備を進めてまいりました九頭竜温泉「平成の湯」につきましては、本体工事を8月下旬に終え、9月3日に仮オープンをし、今後、駐車場などの周辺整備の完了後、10月22日に全面オープンを予定しております。
 これまでの施設に比べ2倍の広さの浴槽やサウナなどを備え、露天風呂をアンモナイトや恐竜の足跡を模したものにリニューアルしたことにより、観光客はもとより市民の健康増進のための施設としても、ご利用いただけるものと期待いたしているところであります。
 今後、化石の発掘体験会や化石説明会、そして化石資源の展示など、和泉地区の特色を活かした魅力を発信することにより、さらなる集客増を図ってまいりたいと考えております。

 次に、農業政策について申し上げます。
 先般、北陸農政局が発表いたしました、福井県におきます8月15日現在の平成26年産米の水稲作柄概況によりますと、田植後の低温の影響で生育が遅れ気味となりましたが、5月下旬以降は高温で日照も十分であったため、生育状態は「平年並み」とのことであります。
 しかしながら、もみの成長具合を示す登熟については、8月上旬以降の日照不足により「やや不良」となっております。
 本市におきましては、台風の大きな被害はありませんでしたが、長雨で収穫が平年より遅れており、今後の天候回復と適期の刈取りによる収穫増を願うものであります。
 また、これまで越前おおの型食・農業・農村ビジョンに基づき、環境調和型農業を推進し、安全で安心な越前おおの産米の生産に取り組んでいるところでありますが、さらなる生産者の意識向上による越前おおの産米のブランド化と、消費者に信頼されるおいしい良質米を提供し販路拡大を図ってまいりたいと考え、本定例会に米の品質評価システムの導入経費を予算計上しているところであります。

 次に、農地中間管理機構について申し上げます。
 中間管理機構に指定されましたふくい農林水産支援センターが、7月22日から8月20日までの間、農地の借り受け希望者の募集を行ったところ、本市では78件の申し出があり、近日中にその名簿が公表される予定となっております。
 今後、随時募集している出し手との調整を図りながら、年内に契約を行っていくとのことで、地域での話し合いのもと「人・農地プラン」の見直しを行いながら、集約化による生産コストの削減を図ってまいりたいと考えております。

 次に、「中部縦貫自動車道」について申し上げます。
 まず、冒頭でも申し上げ、起工式典が執り行われました大野油坂道路でありますが、去る8月12日に下山地区の地権者の皆様に、用地補償の説明会を開催し、ご理解が得られたことから早期の用地買収と一日も早い工事着手に期待しているところであります。
 また、「和泉・油坂間」につきましては、8月から幅杭設置を行っており、完了後には現地立会を実施するとのことで、工事着手に向け順調に進捗していると考えております。
 残る「大野・大野東間」につきましては、去る9月3日・4日に正副議長をはじめ中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会の皆様に同行させていただき、国土交通省本省及び近畿地方整備局と県選出国会議員に対しまして、平成27年度の事業化に向けて強く要望したところであります。
 市といたしましても、引き続き国・県に整備促進を働きかけてまいりますので、皆様方のご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 次に、「永平寺大野道路」につきましては、「福井北・松岡間」の平成26年度内の供用開始、また「永平寺東・上志比間」は平成28年度の供用開始に向けて、予定通り整備が進んでいるとのことで、引き続き「真に必要な道路」として一日も早い全線の供用開始を求めてまいりたいと存じます。

 次に、「国道158号と157号大野バイパス」について申し上げます。
 まず、国道158号の砂山トンネルの拡幅工事につきましては、年内に供用開始の予定であるとのことで、今後は、交通の円滑化とともに地域振興や地域間の連携が図られることを期待するところでございます。
 また、境寺・計石バイパスについては、予備設計を実施し、幅杭設置に向けての準備が順調に進んでいるとのことで、福井国体を見据えて、一日も早い一部供用開始を引き続き要望してまいる所存であります。
 なお、国道157号大野バイパスにつきましては、平成28年度の永平寺大野道路の全線供用開始と併せ、順調に道路改良工事が進められております。

 次に、「自然が元気」について申し上げます。
 まず、湧水再生対策についてですが、先般七月に施行されました水循環基本法で、毎年8月1日が水の日と定められるなど、国内でも水環境保全への機運が高まっております。
 このような中、本市では今後、総合地球環境学研究所及び国立大学法人 香川大学と連携し、市内小学校の協力を得ながら地下水の水温等の調査を実施するとともに、これまで行ってまいりました調査、研究と合わせて大野市の地下水を解析し、地下水保全や湧水再生に有効な取り組みを推進してまいりたいと考えております。

 次に、電源開発株式会社との相互協力について申し上げます。
 本市の豊かな水や自然などの地域資源と、電源開発株式会社が保有する水力発電設備など双方の資源を効果的に活用するため、5月に締結いたしました相互協力協定に基づき、現在、観光分野では発電所見学を組み入れた観光プログラムの提案や受入協力、そして湧水再生分野では水資源対策意見交換会への参画など、新たな相互協力を進めているところであります。
 このような中、電源開発株式会社では、九頭竜ダム貯水池への注水口の落差を利用した小水力発電計画による通称「このき谷発電所」を、平成28年度を目途に整備を進めることとなりました。
 本市といたしましても、相互協力協定に基づき、今回の整備に係る資金に対して貸付支援をしてまいりたいと考え、本定例会に債務負担行為の補正予算を計上させていただいているところであります。

 次に、バイオマス発電について申し上げます。
 今般、株式会社福井グリーンパワーが、経済産業省に申請しておりました再生可能エネルギーの発電設備が認定され、平成28年4月の操業開始に向けて着実に事業が進んでおります。
 また、その燃料の安定供給のため、国・県・県内13市町で構成いたします公的機関 福井県公的森林間伐材等安定供給協議会が、8月7日に設置されたところであります。
 今後、この協議会において、利用間伐5か年計画の目標値及び共同施業団地の設定並びに新たな施策などについて協議することとなっており、間伐材の安定的な確保ができるものと考えております。

 次に、化石の活用について申し上げます。
 結の故郷発祥祭事業の一環として、夏休み期間中、JR九頭竜駅周辺において化石発掘体験イベントを開催したところ、中京方面からの小学生の親子連れを中心に、延べ1,600人の方々にご参加をいただきました。
 参加者へのアンケートによりますと、「思ったよりも化石がたくさん発見できて驚いた」、「時間を忘れるほど夢中になれた」、「宝探しのようで夢がある」など喜びの声とともに、多くの方から「次回も体験したい」との回答をいただいております。
 また、参加者のうち約4割の方が、福井県立恐竜博物館と当会場に足を運んでおられ、恐竜や化石に対する人気の高さを実感したところであります。
 今後とも、県立恐竜博物館との連携をさらに深めるとともに、色々な化石が身近に発掘できるという和泉地区の魅力をさらにアピールし、交流人口の拡大につなげてまいりたいと考えております。

 次に、「行財政改革」について申し上げます。
 まず、第7次行政改革についてでありますが、第6次大野市行政改革大綱の推進期間が、平成22年度から26年度までの5年間となっておりますことから、次期大綱を策定するため、現在、民間の有識者等で構成いたします大野市行政改革戦略会議において、「大野市の行政改革に関する提言」の取りまとめを行っていただいているところであります。
 今後は、この提言を受け、次期大綱案の策定に繋げていくこととしており、職員力・組織力を高め、市民力・地域力を活かしながら、人口減少や高齢化などによる社会経済情勢の変化に対応した、簡素で効率的・効果的な行財政運営を推進できる大綱にしてまいりたいと考えております。
 また、行政改革の重点推進事項に掲げております「公共施設の適正化」を進めるため、昨年度策定いたしました「大野市公共施設再編計画」につきましても、引き続き再編計画の進捗管理を徹底し、市民サービスの低下を招かないよう配慮しながら、全庁体制で公共施設の適正化を図っているところであります。

 次に、新庁舎の整備についてでありますが、昨年度に建物の主要な部分の鉄骨の組み立てを完了し、今年度は床や屋根のコンクリート工事、外壁・間仕切り・建具工事などと並行して空調設備や電気設備の工事を行ってまいりました。
 外壁は仕上げを残して概ね完了し、現在、屋根防水工事を行うとともに、工程を調整しながら一階から順次、建築工事、電気・空調設備工事を進めており、8月末現在の進捗率は74パーセントであります。
 今後も、適正な進捗管理に努め、内装工事や照明・衛生設備工事、さらには外構工事などを実施し、11月末の完成を目指してまいります。

 それでは、ただ今上程されました各議案の概要について、ご説明申し上げます。
 まず、予算議案につきましては、一般会計と五つの特別会計、そして水道事業会計について、補正予算案のご審議をお願いするものであります。
 一般会計の主な内容といたしましては、人口減少対策に係る調査研究経費、予防接種法に基づく定期接種対象疾病の追加に伴う経費、地酒で乾杯を推進する条例制定に伴う啓発補助、そして台風8号による公共土木施設災害復旧事業など合計で1億815万3,000円を追加し、予算の累計を194億2,367万5,000円とするものであります。
 また、電源開発株式会社の小水力発電の整備に対して貸付を行う債務負担行為を計上いたしております。
 特別会計では、国民健康保険事業特別会計につきましては、制度改正に伴うシステム改修の経費を計上し、水道事業会計を除く各会計につきましては、前年度決算に伴います繰越金の処理が主な内容となっております。
 このほか、下水道事業特別会計では、菖蒲池のJR踏切に係る工事委託金の債務負担行為を計上いたしております。

 次に、条例議案といたしましては、「大野市庁舎市民ホールの利用に関する条例案」ほか5議案を、その他の議案といたしましては、「市道路線の認定」と「大野市庁舎整備工事請負契約の変更」議案が2件、「圧雪車の売買契約の締結について」の議案を2件提出いたしております。
 また、先月の台風による災害復旧の補正予算の「専決処分の承認をもとめることについて」、そして、平成25年度大野市歳入歳出決算と水道事業会計の決算の認定について、ご審議をお願いするものであります。

 各議案の提案理由、その内容につきましては、各担当部局長から説明いたさせますので、慎重にご審議のうえ、妥当なるご決議を賜りますようお願い申し上げます。

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