中学校改修実施設計・教職員及び生徒対象ワークショップの実施
学校再編後も開成中学校と陽明中学校の既存校舎を利用するにあたり、現在、学校改修工事の実施設計を進めています。 実施設計に学校現場の声を生かしていくため、ワークショップの手法を用いた教職員及び生徒との意見交換を実施しています。
第三回ワークショップ
令和5年1月10日(火曜日)に第三回ワークショップを結とぴあ305・306号室で開催しました。
今回は福井工業大学藤田准教授をアドバイザーに招き、市内5中学校の1年生を中心とした生徒たちが、理想とする図書室像について意見を出し合いました。 「掲示・展示」、「使い方やつくり」、「本を読む」などの6テーマについて自由に意見を出し合った結果、生徒からは「明るい光が入るといい」、「音楽をかけてほしい」、「自習スペースがほしい」などの要望が出ました。
今回を含めた計3回分のワークショップで出た意見を踏まえて、実施設計を進めていきます。
学校ごとに理想の図書館について意見を出し合いました。
出た意見をまとめた後、全体に発表しました。
第二回ワークショップ
令和4年10月26日(水曜日)に第二回ワークショップを結とぴあ305・306号室で開催しました。
今回は福井大学松木副学長と福井工業大学藤田准教授をアドバイザーに招き、第一回の意見をもとに作成した改修案をベースに教室等の配置について考えました。
教職員の使い勝手の目線だけではなく、どのように学校を改修したら生徒たちにとって豊かな空間になるのかといった視点で話合いが行われました。参加者からは「1学年がすぐに集まれるスペースがほしい」、「少人数教室にも窓をつけた方がいい」など開成中学校・陽明中学校の両校ともに、生徒を第一に考えた意見が多く集まりました。これらの意見をもとに検討を行い、実施設計を進めていきます。
改修案を囲みながら、活発に意見交換が行われました。
出てきた意見は付箋紙に記入し、視覚化していきました。
第一回ワークショップ
令和4年9月15日(木曜日)に第一回ワークショップを開催しました。
ワークショップでは、福井工業大学藤田准教授をアドバイザーに招き、5中学校の教職員が参加し、開成中学校と陽明中学校の2校の施設の現状について意見交換を行いました。なお、当日参加できない教職員については事前に意見聴取を実施しました。
各学校の良いところや、よくないところについてグループで意見を出し合ったところ、良いところについては「別登校生徒の居場所となる小人数教室がある」、「中庭の芝生がきれい」などの意見が出ました。よくないところについては「玄関が暗い」、「生徒が中庭に出られない」、「体育館が夏は暑く、冬は寒い」など様々な意見が集まりました。グループワークの後には、各グループの意見を発表し、参加者全員に共有しました。集まった意見をもとにして改修案を作成し、第2回ワークショップで再度意見交換を行います。
施設の図面を見ながら意見交換を行いました。
グループワークで出た意見を参加者で共有しました。