ゼロカーボンシティ実現ワークショップの開催状況報告
~地球温暖化(脱炭素)をテーマに2050年の私たちのまちを思い描く~
2050年、地球温暖化の主な原因である二酸化炭素(CO2)の排出量実質ゼロ(=カーボンニュートラル)が達成された、望ましい大野市の絵姿を描くため、参加者同士が意見を交換し合う「市民ワークショップ」を開催しました。
大型の台風など、地球温暖化が原因と考えられる異常気象が頻発するなど、気候変動の影響が私たちの生活にも及び始めています。
この難題を解決するため、世界中の国々が、地球温暖化の主な原因である二酸化炭素(CO2)の排出量を2050年までに実質ゼロ(=カーボンニュートラル)することを目標に、「脱炭素」に取り組んでいます。
大野市も、2021年3月に「大野市ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までにカーボンニュートラルを実現するための再生可能エネルギーの導入目標や実現プロジェクトなどを定める長期的な取組方針「大野市脱炭素ビジョン」の策定に取り組んでいます。
ピンチはチャンス!?。「脱炭素」×「地域課題」の同時解決で、私たちの安心で豊かな暮らし(=ハッピー)の実現を目指す。
脱炭素ビジョンでは、2050年の望ましい大野市の絵姿から逆算して、目標やプロジェクトを検討していきます。
そこで、この未来の大野について、市民の皆さんとともに考える市民ワークショップを、地区単位で開催しました。
世界的な脱炭素の取り組みは、私たちの暮らしや行動を大きく変える社会の変革が伴うかもしれません。この社会の変革をチャンスととらえ、脱炭素の取り組みを通じ、地域課題との同時解決を目指します。
2050年、将来の世代(子どもたち)が安心して暮らせる持続可能な大野、私たちが実現したい望ましい未来の大野について、参加者の皆さんと意見を交換しましたので、その概要を報告します。
開催状況
地区(会場) |
期日 | 参加人数 | 年代 | ワークまとめ |
---|---|---|---|---|
下庄地区/乾側地区 |
3月7日 |
21人 |
20代2人、30代3人、50代1人、60代以上15人 | ![]() |
大野地区/小山地区 |
3月8日 |
19人 |
20代1人、30代4人、40代4人、50代3人、60代以上7人 | ![]() |
和泉地区 |
3月10日 |
14人 |
10代1人、20代1人、30代2人、40代1人、50代2人、60代以上6人、不明1人 | ![]() |
富田地区/五箇地区/阪谷地区 |
3月15日 |
6人 |
30代1人、50代3人、60代以上2人 | ![]() |
上庄地区 |
3月17日 |
15人 |
10代1人、40代3人、50代5人、60代以上6人 | ![]() |
※開催時間は、各会場いずれも、概ね午後7時から午後8時40分
プログラム
午後7時 開会のあいさつ・プログラム説明など
午後7時15分 基礎知識「大野市の気候変動(地球温暖化)に関する現状と課題」
- 大野市内の再生可能エネルギーの導入状況
- 大野市内から排出されるCO2の現況や将来推計
- 大野市の取り組みや各地区の課題 など
午後7時25分 ワーク(グループ討議)「大野市の未来から課題解決を考えよう」
- 「まちの資源」「解決したい課題」(2022年)
- 未来のライフスタイル(2050年)
午後8時5分 まとめ・ふりかえり
午後8時30分 閉会
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ