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最終更新日:

2016年11月1日

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「大野市健全な水循環のまち宣言」に関する決議

 平成27年12月第396回定例会において、「大野市健全な水循環のまち宣言」に関する決議を全会一致で可決しました。
 大野市において、森林、河川、農地、都市等における水循環の維持・回復の取組みを、流域におけるさまざまな主体が連携し取り組むことを通じて、水が健全に循環し、そのもたらす恩恵を将来にわたって享受できるよう、決議したものです。

「大野市健全な水循環のまち宣言」に関する決議(全文)

 福井県大野市は、日本百名山(ひゃくめいざん)のひとつ「荒島岳」などの緑豊かな山々に囲まれ、また、名水(めいすい)百選の「御清水(おしょうず)」や「本願清水(ほんがんしょうず)」をはじめとして、至る所から澄んだ水が湧き出る、非常に水が豊かなまちである。平成8年には、国土庁(当時)から「水の郷百選」に選ばれるなど、市民と水の関わりには特に深いものがあり、水と共生する生活様式や水に関わる伝承など、特有の湧水文化を育ててきた。
 大野市においては、平成23年度に「越前おおの湧水文化再生計画」を策定し、この計画に基づき、古くから受け継がれてきた湧水文化を後世に引き継げる環境を創り出すために、国・県・市などの関係機関や団体、市民や企業がそれぞれの役割を担いつつ、水田湛水の普及拡大、真名川ダムの弾力的管理運用等、総合的な取組みを進めてきた。また、平成25年度に「大野市森・水保全条例」を制定し、市の大部分を占める森林を守るために、市・市民・土地所有者・施設設置者等あらゆる関係者が担うべき責務を明らかにし、かけがえのない森と水資源を後世に確実に引き継いでいく取組みを進めてきた。
 国においても、平成26年度に「水循環基本法」を制定し、水循環に関する施策を総合的かつ一体的に推進することにより、健全な水循環を維持・回復していくこととされた。
 大野市において、森林、河川、農地、都市等における水循環の維持・回復の取組みを、流域における様々な主体が連携し取り組むことを通じて、水が健全に循環し、そのもたらす恩恵を将来にわたって享受できるよう、以下の取組みを進めていく。
                     記
1 「越前おおの湧水文化再生計画」に基づく、地下水収支バランスの改善対策、持続可能な地下水の保全と利用の普及啓発と教育、そのための人材育成等の取組みの継続的な推進。
2 大野市が享受している「(みず)」の恵みを世界の中で安全な飲料水が不足している地域に還元するための"Carrying Water Project(水への恩返し)"の推進。
3 各種研究機関と連携した地下水のかん養や流動の実態把握のための研究の推進。
4 今後整備を予定している重点道の駅(みちのえき)「(仮称)結の故郷(ゆいのくに)」等において、水循環の健全化に向けた取組みを広く利用者に普及啓発するための方策の推進。
5 森林の適正な管理等、地下水かん養に必要な水源を確保するための対策を継続的に実施していくための安定的な財源の確保に向けた取組みの推進。
 大野市議会は、以上の取組みを推進するため、ここに「大野市健全な水循環のまち宣言」をする。
以上、決議する。
            平成27年12月8日
                                福井県大野市議会

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