令和2年5月第418回臨時会において、「議案第27号 令和2年度大野市一般会計補正予算(第2号)に対する決議」を全会一致で可決しました。
議案第27号 令和2年度大野市一般会計補正予算(第2号)に対する決議(全文) |
議案第27号 令和2年度大野市一般会計補正予算(第2号)には、新型コロナウイルス感染症対策に係る予算として、特別定額給付金給付事業と子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の2つの給付金事業と、高校生以下の家庭に対する支援として、地元飲食店で利用できる「子どもに笑顔を届けるテイクアウトチケット事業」、福井県が実施する休業要請の事業者向け「福井県中小企業休業等要請協力金負担金」が盛り込まれた。 これらの予算に関しては、速やかな執行とともに、次の点に対して、万全の態勢で取り組んでいただくよう求める。 1 全国一律の現金給付となる、特別定額給付金給付事業と子育て世帯への臨時特別給付金給付事業については、簡素な申請方法ときめ細やかな対応を心掛け、遅延、漏れなく一日も早く給付するとともに、詐欺被害防止に向けた啓発にも努めること。 2 小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の臨時休校により、子どもたちは約2カ月にわたる自宅生活を余儀なくされている。 また、県からの要請により臨時休校の延長が決まる中、子どもたちの笑顔につながるよう「テイクアウトチケット」を漏れなく一日も早く届けること。 3 県の休業要請を受け、新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組んでいただいた事業所に対する協力金については、漏れなく申請手続きを行うことができるよう関係各所への協力を行うこと。 我々大野市議会は、4月8日に提出した要望書において、市の対策に「全面的に協力」することとする機関意思の決定を示しており、この難局に、上記に示した対策を含めて理事者と一体となって取り組むことを決議する。 今後より一層の支援が必要となる新型コロナウイルス感染症対策に対しては、大野市独自の対策も含めて、緊張感を持ち、時機を逸することなくスピード感持った対策が求められる。 市民のいのちを守ることを第一義的に、不要不急の外出自粛などの感染拡大防止対策をはじめ、子育て世帯を中心とした市民生活の安心・安全と、事業継続や雇用維持のため奮闘している中小企業、小規模事業所に対する負担軽減を図る対策に対しては、今後も「全面的に協力」するものとする。 令和2年5月1日 大野市議会 |