熱中症にご注意ください
体が暑さに慣れていない5月頃から残暑の厳しい9月頃までは、特に熱中症に注意が必要です。
熱中症を正しく知って、自分や周囲の方が熱中症にならないように努めましょう。
熱中症とは
「熱中症」は、気温が高い中で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節が働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。体温上昇、めまい、体がだるい、ひどいときにはけいれんや意識の障害など、様々な症状を引き起こし、場合によっては死に至ることもあります。
気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や突然暑くなった日、体が暑さに慣れていない時は、屋内外を問わず注意が必要です。
熱中症を防ぎましょう
熱中症を防ぐためには、それぞれの場所に応じた対策を取ることが重要です。以下を参照し、適切な対策を実施しましょう。
暑さを避け、身を守る
室内では
- 扇風機やエアコンで温度を調節
- 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
- 暑い日や時間帯は無理をしない
- 室温をこまめに確認
- WBGT値も参考に
屋外では
- 日傘や帽子の着用
- 日陰の利用、こまめな休憩
- 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
からだの蓄熱を避けるために
- 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
- 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
こまめに水分を補給する
室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給しましょう
厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料のサイト」はこちら(外部サイト)
市内公共施設を暑さをしのぐクーリングシェルターとしてご利用ください
熱中症が疑われる人を見かけたら?
エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ避難させ、衣服をゆるめ、首の回り、脇の下、足の付け根などを冷やし、水分を補給させましょう。
※自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう!
熱中症警戒アラートについて
「熱中症警戒アラート」とは
「熱中症警戒アラート」は 熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症にならないように行動することを促すための情報で、熱中症との相関が高い「暑さ指数(WBGT)」(外部サイト)を用います。 暑さ指数の値が33以上と予測された場合に「熱中症警戒アラート」が発表されます。暑さ指数の予測値や予想最高気温だけでなく、具体的に取るべき熱中症予防行動も含まれているのが特徴です。
環境省「熱中症予防情報サイト」はこちら (外部サイト)
「熱中症警戒アラート」はいつ発表されるの?
暑くなると予測された日の前日17時 および 当日の朝の5時に、最新の予測値を元に発表されます。
※ 発表後予想値を下回っても取り下げられません。
「熱中症警戒アラート」はどのように発表されるの?
「熱中症警戒アラート」は、気象庁の気象情報と同じくニュースや天気予報、また環境省や気象庁のサイトなど、多くの手段で知ることができます。また、個人設定しますと、以下の手段等でも入手できます。