イトヨの里市民講座2025が開催されました
今年のテーマ:生物多様性における外来生物の現状と最新情報ー私たちで守ろう 身近な自然ー
3月15日、イトヨの里市民講座2025が開催されました。はじめに、滋賀県立琵琶湖博物館特別研究員の中井克樹氏が「身近な水辺の外来種問題:考え方と最新の動向」という演題で基調講演をなさいました。世界や日本各地で起こっている外来種問題はもちろん、市内の九頭竜ダムでの外来種問題にも触れてお話くださいました。
つづいて、イトヨの里をフィールドに活動している市内中学生の「イトヨ守り隊」が今年度の活動を報告しました。自分たちでデザインした活動ポロシャツを身に纏い、イトヨの生態について学んだことや、市内河川での生物調査や水質調査での体験、各自の感想を発表しました。
最後に、福井県内水面総合センターの竹内一貴氏が、「九頭竜ダムのコクチバスの現状と対策について」として事例発表をなさいました。
今回の市民講座を機に、大野市内での外来種問題に関する意識が高まることを期待したいです。
基調講演 中井克樹先生
事例発表 イトヨ守り隊
事例発表 竹内一貴