光化学オキシダントについて

注意報の発令は、ホームページ、ラインなどでお知らせします。 もし、注意報が発令された場合は、次のことを守り、落ち着いて行動しましょう。

1. 屋外での運動や作業をひかえましょう。
2. 各学校、幼稚園、保育所などにおいては、屋外での運動や作業をひかえ、屋内に入りましょう。
3. 目やのどなどに刺激を感じたときは、洗眼やうがいをし、症状がひどい場合には、医師にご相談ください。
4. 不必要な自動車の使用をひかえましょう。
5. 今後の発令に備えて、テレビやラジオ等の光化学オキシダント情報にご注意ください。

もし、症状が出たら・・・
光化学スモッグの症状として、目がチカチカしたり、のどに痛みを感じることがあります。
このような症状がみられたら、速やかに屋内に入り、洗眼やうがいを行い、安静にしてください。
症状が改善されない場合や呼吸困難等の症状が発症した場合は、至急医療機関を受診してください。

光化学オキシダントは、工場・事業場や自動車から排出される窒素酸化物と炭化水素が太陽の紫外線を受けて、光化学反応を起こして作られる酸化性物質の総称です。光化学オキシダントが高濃度になると、目や呼吸器などの粘膜を刺激し、健康被害が発生することがあります。また、光化学オキシダント濃度が高くなり、見通しが悪くなった状態のことを、光化学スモッグといいます。

一般的に、春から秋にかけて、日差しが強く、気温が高く、風が弱い日に濃度が高くなる傾向があります。また近年、光化学オキシダント濃度は全国的に上昇する傾向が見られており、大陸からの移流も主な要因のひとつとして考えられています。

注意報・・・測定値が0.12ppm以上かつ気象状況によりこの状況が継続すると認められるとき
警報・・・・測定値が0.24ppm以上かつ気象状況によりこの状況が継続すると認められるとき
重大警報・・測定値が0.4ppm以上かつ気象状況によりこの状況が継続すると認められるとき

※測定値が発令基準値未満で、悪化の恐れがなくなったと認められるときに解除になります。