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2023年11月27日

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令和5年12月定例会 提案理由説明

 令和5年12月第437回大野市議会定例会の開会に当たり、最近の諸情勢や市政の重要課題の取組状況について申し述べますとともに、提案いたしました各議案の概要について御説明申し上げます。
 今月11日に、ワールドベースボールクラシックで活躍した本市出身の中村悠平さんに、市民栄誉賞を授与しました。中村さんのこれからのますますの御活躍に、期待しています。
 先月8日、9日に、高円宮妃久子殿下をお迎えし、「第35回星空の街・あおぞらの街全国大会」を、「青い空 かがやく星 きれいな水 ずっと一緒に」をテーマに開催しました。本大会を通して、「星空」や「あおぞら」といったかけがえのない財産を守る大切さと、本市の世界に誇る美しい星空の魅力を市内外に発信することができました。
 先月28日に、大野油坂道路の勝原インターチェンジから九頭竜インターチェンジまでが開通しました。この度の開通により、市民の生活や通勤の利便性が向上するとともに、安定した交通路の確保により福井県立病院など高次医療機関までの搬送時間の短縮や患者の負担が軽減され、「生活の道」「生命の道」が整いました。
 「希望の道」である大野油坂道路の県内全線開通は市民の悲願であり、残る区間の一日も早い開通を目指して、今後も本道路の確実な予算の確保に向け、積極的な要望活動を行ってまいります。
 本市出身のスポーツ選手たちが、素晴らしい活躍をされています。
 先月開催されました、杭州アジアパラ競技大会において、本市出身の伊藤竜也さんが、男子100メートル(車いすT52)で、大会新記録で優勝され、2連覇を果たされました。また、特別国民体育大会において、本市出身の奥村仁志さんが、成年男子砲丸投げで3位入賞を果たされました。両選手のさらなる御活躍を期待します。
 総務省が今月24日に公表した、本年10月の全国消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除き、前年同月と比べ2.9パーセント上昇しました。このような中、国は、今月2日に暮らしに直結する事業を盛り込んだ「デフレ完全脱却のための総合経済対策」を閣議決定しました。また、20日にはその財源の裏付けとなる補正予算案が国会に提出され、現在、審議されています。今後の国の動向を注視するとともに、物価高騰に対する市民生活や事業者への支援を検討していきます。
 来年度は、第六次大野市総合計画前期基本計画の4年目となります。将来像である「人がつながり地域がつながる住み続けたい結のまち」の実現に向け、各種施策を着実に前進させます。
 令和6年度当初予算編成に当たりましては、令和8年春の中部縦貫自動車道県内全線開通や、来年3月の北陸新幹線金沢・敦賀間開業といった100年に一度のチャンスを最大限生かせるよう、稼ぐ力に資する施策を効果的に展開し、子どもや若者を地域全体で支えるまちづくり、健康のまちづくり、各分野における人づくり、カーボンニュートラル達成に向けた対策に取り組むとともに、市制施行70周年の大きな節目を生かし、市民や団体、企業等の自発的な活動をより一層促進することを指示しました。

 それでは、本市の重要課題の進捗状況について、第六次大野市総合計画の構想実現のための六つの分野・基本目標に沿って御説明申し上げます。
 最初に「こども分野 未来を拓く大野っ子が健やかに育つまち」について申し上げます。
 「屋内型子どもの遊び場整備事業」について、施設改修や遊具設置にかかる実施設計及び詳細な管理運営方針の策定を進めています。先月、保護者等の意見を実施設計の参考とするため、遊具の配置計画などに関する意見交換会を開催しました。現在、市内小学生に対し、遊具の内容や色などに関するアンケートを実施しています。
 次に「保育所、認定こども園におけるおむつ持ち帰りゼロの取組み」について申し上げます。
 国の方針を受け、課題を整理し、公立、民間の全ての園において、使用済みおむつを地域のゴミと一緒に処分できるよう、地域の御理解と御協力をいただきました。おむつの一時保管などに係る経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
 次に「令和6年度の中学校の再編」について申し上げます。
 教育委員会は、新開成中学校及び新陽明中学校の開校に向け具体的な準備を進めています。各中学校の統合記念式典を、尚徳中学校及び和泉中学校は令和6年3月23日に、上庄中学校は翌24日に計画しています。上庄中学校区と尚徳中学校区においては、各校区の区長会や関係団体などで構成する実行委員会が記念事業を計画しており、支援するための経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
 次に「学校改修」について申し上げます。
 開成中学校、陽明中学校及び下庄小学校で、校内改修や屋上防水、外壁塗装などの工事を行っています。有終南小学校及び富田小学校については、建物の劣化状況などの事前調査を終えました。両小学校の改修に係る実施設計を行う業者の選定を公募型プロポーザル方式により進めるため、必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
 次に「児童生徒の活躍」について申し上げます。
 先月13日から県中学校秋季新人競技大会が県内各地で開催され、福井相撲クラブに所属している陽明中学校1年の室谷優輝さんが、相撲競技の中量級で優勝されました。また、柔道競技で、陽明中学校1年の下村十夢さんが、低学年男子50キログラム級で優勝されました。皆さんのさらなる飛躍を期待しています。
 次に、本年度の図書館まつりは、先月22日に「星」をテーマに、大野ライオンズクラブの御協力を得て開催しました。
 当日は、有終公園での民間イベント「あおはるまるしぇ」の同時開催により、昨年を約500人上回る2,639人の方に御来場いただきました。
 次に、「健幸福祉分野 健幸で自分らしく暮らせるまち」について申し上げます。
 「地域共生社会の推進」について申し上げます。
 障がいのある妹を持つ主人公の生き様を描いた映画の上映会とオンライン配信を実施し、小中高校生や事業所従業員など、約160名が視聴しました。
 地域共生社会についての説明会を併せて開催し、多様性を認め合い、共に暮らしていく社会について理解を深めました。
 9月30日に開催した、「健康・食守フェスタ2023」に約450人が参加し、健康や食育について楽しみながら考えるきっかけとしました。参加者の骨密度測定など健康状態のチェックをはじめ、食育に取り組む団体などのパネル展示や試食、正しいラジオ体操教室などを行いました。今年は初めて、大野高校の生徒による食品ロスの理解を深めるためのクイズやレシピの展示がありました。
 次に「おおのヘルスウォーキングプログラム」については、本年度で3年目を迎え、今月、医療・介護費抑制効果の中間評価を行いました。
 評価は、国民健康保険及び後期高齢者医療保険のデータを活用して、事業開始前から事業開始後2年目までの1人当たりの総医療費と介護給付費を、事業に参加している人と参加していない人とで比較を行った結果、令和4年度の一人当たりの抑制額は、事業開始後1年目で11万6千円、2年目で12万3千円でした。この結果を、令和4年度の事業に参加している40歳以上の1,442人に当てはめて計算したところ、1年間の総医療費と介護給付費の抑制額は1億7,100万円でした。
 運動習慣がない健康無関心層や多くの高齢者が参加し、歩くことから始める本事業は一定の効果がありました。この分析結果を受け、内容や規模等を精査しつつ事業を継続するとともに、市民が楽しみながら気軽に参加できる健康づくりの取組みを検討していきます。
 次に「低所得世帯への支援」について申し上げます。
 住民税非課税世帯及び家計急変世帯に対して1世帯当たり3万円を支援する「物価高騰くらし応援給付金」を2,452世帯に支給し、物価高騰の影響が大きい低所得世帯の暮らしを支援しました。
 次に「地域経済分野 歴史・風土と新たな強みを生かした活力あるまち」について申し上げます。
 本秋は、市民団体等が主催する多彩なイベントが市内各地で開かれました。「重機パークin越前おおの」「城下町キャラバン」「六呂師高原アルプス音楽祭」「三大朝市物産まつり」「第44回九頭竜紅葉まつり」「越前おおの産業と食彩フェア2023」「2023越前おおの新そばまつり」など、多くの市民、観光客で賑わい活気にあふれました。
 次に、道の駅「越前おおの 荒島の郷」について申し上げます。
 9月以降これまでに「高速道路のはたらくくるま」「郡上おどり 白鳥おどり」などのイベントや、中部縦貫自動車道大野油坂道路の九頭竜インターチェンジ開通に合わせた抽選プレゼント企画が行われ、多くの親子連れなどで賑わいました。
 次に「スターランドさかだに」について申し上げます。
 本年5月から、スターランドさかだに運営協議会が、主に土曜日、日曜日、祝日にそば処を営業しています。これまでに、星見・月見イベントやそば打ち体験会、秋の大収穫祭などのイベントが開催されました。冬季には、阪谷地区の各種団体と連携したイベントが企画されています。
 次に、「越前おおのおいしいお米コンテスト」について申し上げます。
 生産者の意識を高め、大野産米のより一層の食味向上を図ることを目的として10月に開催しました。特別栽培部門に18点、一般部門に18点の申込みがあり、1次審査と2次審査の結果を総合判定して、各部門の上位3点を決定しました。選ばれた米は、米・食味分析鑑定コンクールへ出品するとともに、越前おおの農林樂舎を通し受賞米として販売し、おおの産米の競争力を一層高めます。
 次に「一般財団法人 越前おおの観光ビューロー」について申し上げます。
 先月2日に、設立総会と設立発表会が開かれ、「観光で、大野の元気をデザインする。」というスローガンや事業概要などが発表されました。令和6年度からの本格的な事業開始に向けて準備を進めるとともに、新組織の目的に賛同される市民、事業者から広く寄付を募られています。
 次に「北陸新幹線の開業に向けたPR」について申し上げます。
 JRグループと北陸3県、北陸経済連合会が共同で実施する大型観光キャンペーン「北陸デスティネーションキャンペーン」を令和6年秋に控え、先月からプレキャンペーンが開催されています。今月8日から10日には全国宣伝販売促進会議が福井県内を中心に開催され、JRグループ各社、旅行関係各社、メディア関係者などが参加する中、観光プレゼンテーションや本市のまちなかを視察するエクスカーションなどが行われました。
 次に「企業誘致活動」について申し上げます。
 今月15日に、県が主催する「福井県企業立地・港セミナーin大阪」へ私も参加し、関西圏の企業約110社が参加される中、大野市富田産業団地をはじめ本市の特色をアピールしてきました。引き続き、進出を検討されている企業に対しトップセールスをはじめ積極的に働き掛けを行い、企業誘致を図っていきます。
 次に「宿泊施設の進出」について申し上げます。
 道の駅「越前おおの 荒島の郷」に隣接する旧蕨生小学校の校庭に、ホテルの進出が決まりました。中部縦貫自動車道大野油坂道路の県内全線開通を約2年後に控え、ホテルの立地は市内における宿泊者数の増加及び来訪者数の増加につながり、経済波及が期待されます。
 当該土地の整地に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に「巨木を語ろう全国フォーラム」の開催について申し上げます。
 先月7日に開催された、全国巨樹・巨木林の会の第30回総会において、来年度に開催される「第35回 巨木を語ろう全国フォーラム」の会場を大野市とすることが決定されました。フォーラムの開催に向けた準備を進めていきます。
 次に「クマの出没対策」について申し上げます。
 県から、本年は県全域でのクマの大量出没が発生する可能性が高いとの説明があったことから、9月22日に、「ツキノワグマ出没対策連絡会」を開催し、猟友会や県、警察などの関係機関・団体と、クマの出没対策を連携して取り組むことを確認しました。本市では、4月以降、猟期が始まる前の今月14日までのクマ出没件数は、昨年同時期を65件上回る87件で、6頭のクマを捕獲し、奥山に放獣しています。
 次に、「林道施設の災害復旧」について申し上げます。
 7月の豪雨により、林道法恩寺線など3路線で舗装の破損や路肩の崩壊などの被害が発生しました。9月末に災害査定を終え、復旧工事に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
 次に、「くらし環境分野 豊かな自然の中で快適に暮らせるまち」について申し上げます。
 「ごみの減量」について申し上げます。
 令和6年度から開始するプラスチック資源回収に向けて、先月から公民館等で市民説明会を実施し、環境問題や新たな資源回収の取組みについて広く周知しました。引き続き、ごみの分別及び減量化促進の啓発に取り組みます。
 次に「地球温暖化対策の普及啓発」について申し上げます。
 広く市民に向けては、今月4日と5日、ショッピングモールVioにおいて、人力発電で動く遊具などが体験できるEco遊園地を開催し、親子430人が訪れました。ミニ北陸新幹線の乗車や、エコ紙芝居の実演、アクリル板を再利用したストラップづくりを行い、地球温暖化対策について楽しく学びました。
 次に「水資源保全全国自治体連絡会シンポジウム」について申し上げます。
 貴重な水資源を次世代に引き継ぐことを目的に組織されている水資源保全全国自治体連絡会の全体会議が先月開催され、来年度のシンポジウムを本市で開催することが決定されました。シンポジウムの開催に向けた準備を進めていきます。
 次に「公共下水道事業の進捗状況」について申し上げます。
 公共下水道の整備は、令和12年度の整備完了を目指し進めています。本年度に整備を予定していた、菖蒲池、城町地係の工事はおおむね完了し、泉町地係の工事につきましては、地下水への影響を見ながら慎重に進めています。
 次に、「公共交通」について申し上げます。
 昨年度から策定作業を進めてきた大野市地域公共交通計画につきましては、パブリックコメントを経て、今月8日に開催した、大野市公共交通活性化協議会において承認いただき、今月22日に計画を策定しました。また、計画の実現に向けて、来年4月から新しい市内公共交通の運行を開始します。運行開始に向けて、市民への周知、わかりやすい情報提供に努めていきます。
 次に「越美北線の利用促進」について申し上げます。
 福井県と福井市、大野市、JR西日本金沢支社の連携協定事業の一環として、ガバメントクラウドファンディングを活用し、本市の観光資源である「九頭竜 恐竜・化石」と「日本一美しい星空」を施したラッピングを行い、先月20日から「ディノスター号」として、運行を開始しました。
 次に「地域づくり分野 みんなでつながり地域が生き生きと輝くまち」について申し上げます。
 「文化芸術の振興」について申し上げます。
 先月29日から今月5日まで、第57回大野市総合文化祭を開催し、結の故郷吹奏楽祭や美術・作品展、茶会などを市内4会場で行いました。また、昨日は、「原田 節 オンド・マルトノの世界」と題して、鍵盤、弦、スピーカーからなる電波楽器の、幻想的で心地よい音色を楽しむコンサートを行いました。
 COCONOアートプレイスでは、先月から来月10日まで、彫刻を中心とした現代美術作品28点を展示した、県内在住の「岩本宇司展」を開催しています。
 その他にも、各市民団体による器楽演奏会や歌と踊りのコンサート、演劇発表会などが開催されました。
 次に「地域おこし協力隊」について、今月6日付けで1名に委嘱し、市内で活動する隊員は5名となりました。新隊員は、市内にある銭湯に関わりを持ちながら、地域の人との交流を図るとともに、県外へ大野のものづくりなどを発信し、関係人口の創出につなげようと取組みを開始しました。
 次に「大野市パートナーシップ宣誓制度」について申し上げます。
 本制度の導入につきまして、令和6年4月を目指し、準備を進めています。
 今月12日に、市民を対象に「すべての人が自分らしく  ̄性の多様性とは ̄」をテーマに、人権啓発講演会を開催しました。
 福井県パートナーシップ宣誓制度が今月から導入され、本市においては、市営住宅への入居や大野市休日急患診療所等でのサービスに適用しています。
 次に「大野市総合防災訓練」について申し上げます。
 先月22日に阪谷小学校を主会場として、大野市総合防災訓練を実施しました。
 本年度は、地区住民にも御参加いただき土のう作成訓練や土砂災害救出訓練などを実施したほか、災害時応援協定団体に御協力いただき、災害廃棄物仮置場設置訓練や仮設水道設置訓練など各種訓練を実施しました。
 次に「雪への備え」について申し上げます。
 降雪期前に区長をはじめ、関係機関や関係団体とが連携し、市の雪害予防と雪害対策を確認する大野市克雪市民会議を今月9日に開催し、本年度の「大野市雪害対策計画書」を御承認いただきました。
 この計画書に基づき、市道約380キロメートルの除雪体制を組んでいます。
 除雪に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
 気象台の発表では、この冬は気温が高く、降雪量は少ない見込みですが、市民の皆様が降雪期を無事に過ごせるよう、気を緩めず市民と関係機関が互いに協力し合い、持続可能な除雪体制を維持し、降雪に備えています。
 次に「姉妹都市との交流」について申し上げます。
 今月11日に「土井家を学ぶ歴史講演会」を開催し、参加した市民約80人が、土井家歴代藩主の活躍や大野藩と古河藩との関係などについて学びました。
 針谷古河市長をお招きして御参加いただくとともに、今後の両市の交流について意見を交わしました。令和6年度の大野市制70周年や、令和7年度の古河市合併20周年を通じて、両市民の交流と連携をさらに深めていきたいと考えています。
 次に「市制70周年記念事業」について申し上げます。
 9月に、大野市制施行70周年プレイベントとして「文化財を楽しむ対談会 春風亭昇太・千田嘉博 越前大野城を語る」を開催しました。また、令和6年度に向けては、市民や団体が主体となって実施する市民自主事業が15件提案され、市が主催する事業と合わせた記念事業計画を作成していきます。来年3月24日に、市制施行70周年記念事業のキックオフとして「みらい・サスティナブルフォーラム」を開催します。一般社団法人シェアリングエコノミー協会の代表理事の石山アンジュさんによる「市民参加型のまちづくり」をテーマとした基調講演や、市民団体のまちづくりの取組事例の発表、70周年記念事業の紹介を行います。市制施行70周年を「100年先も誇れる大野市」をみんなでつくり上げていく機会にしていきます。
 次に、「行政経営分野 結のまちを持続的に支える自治体経営」について申し上げます。
 「秋の叙勲」について申し上げます。
 叙勲では、坂元千秋さんが旭日双光章を、松田多美子さん、三嶋初美さんが瑞宝単光章を受章されました。「全国的な表彰」では、永年区長として功績のあった伊藤久美男さん、新井基衞さんが全国自治会連合会表彰を受賞されました。学校保健及び学校安全の普及と向上に尽力した藥袋俊次さんが、文部科学大臣表彰を受賞されました。卓越した技能を持つ「現代の名工」として、前田電気株式会社の前田宏枝さんが厚生労働大臣表彰を受賞されました。
 「市政功労者表彰」及び市長特別表彰「輝き大賞」について、今月3日、表彰式を執り行い、市政功労者表彰には、地方自治の進展をはじめ、それぞれの分野において、市勢の発展に多大な貢献をいただいた15名の方々を表彰しました。市長特別表彰「輝き大賞」には、アジアパラ競技大会2連覇を果たした、伊藤竜也さんを表彰しました。
 受章(受賞)された皆様方の、今後ますますの御活躍を期待申し上げます。
 次に「行政改革の推進」について申し上げます。
 10月30日に、第2回大野市行政改革戦略会議を開催し、「推進プラン」に掲げる36の取組みについて、本年度の進捗状況を報告しました。
 「クラウドファンディングで叶える地域のみらい応援事業」は、本市が認定した3団体のクラウドファンディングの募集期間が終了し、すべての団体が目標金額を達成しました。各団体は、寄付金を原資とした補助金を活用し、事業を行います。
 次に「戸籍等への氏名の振り仮名記載への対応」について申し上げます。
 戸籍法及び住民基本台帳法が改正され、公布日である本年6月から2年以内に、「氏名の振り仮名」が戸籍及び住民票の記載事項として追加されることとなりました。
 これに対応するためのシステム改修経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
 次に「国民健康保険税率の改定」について、申し上げます。
 本市の国保会計は、加入者の高齢化や医療の高度化による医療費の増加と、団塊世代の後期高齢者医療保険への移行に伴う国保税収の減少により、財政運営が厳しい状況におかれています。このような中、大野市国民健康保険運営協議会において、令和6年度からの保険税率の改定を御審議いただき、将来的な保険料水準の県内統一に備え、毎年、国保事業費納付金と保険税の状況を分析し、最適な税率の検討を行う方向性が示されました。今後、適正な保険税率に改定するとともに、更なる医療費適正化に努め、国民健康保険制度が将来的に持続可能な制度となるよう健全な財政運営を図っていきます。
 次に「第2期大野市総合戦略の改訂」について申し上げます。
 国が策定したデジタル田園都市国家構想総合戦略を勘案し、今月8日に開催した大野市総合計画・総合戦略推進会議及び同会議の専門部会「デジタル部会」の意見も踏まえて、第2期大野市総合戦略を一部改訂していきます。

 それでは、ただ今上程されました各議案の概要について、御説明申し上げます。
 予算議案につきましては、一般会計、特別会計、企業会計の8会計で補正予算案を提出し、御審議をお願いするものです。
 一般会計の主なものといたしましては、これまで述べさせていただきました経費のほか、新規就農者への支援、エネルギーや飼料価格の高騰対策として市内中小企業者や畜産経営者への支援など、合計4億4,850万7千円を追加し、予算累計額を201億506万円とするものです。
 また、継続費1件と債務負担行為5件の追加をお願いしています。
 各特別会計、企業会計の主なものといたしましては、給与改定や人事異動などに伴う職員給与費のほか、制度改正に伴うシステム改修経費などを計上しています。
 次に、条例議案といたしましては「大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案について」と「大野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案について」など5議案、その他議案といたしましては、「市道路線の認定についてが」1議案、「大野市立集会所」「まちなか観光拠点施設及び越前おおの結ステーション」などの指定管理者の指定についてが4議案を提出しており、合わせて18議案について御審議をお願いするものです。
 各議案の内容については、それぞれ担当部局長が説明しますので、慎重に御審議の上、妥当なる御決議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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