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2021年8月30日

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令和3年9月定例会 提案理由説明

 令和3年9月第425回大野市議会定例会の開会に当たり、最近の諸情勢や市政の重要課題の取組状況について申し述べますとともに、提案いたしました各議案の概要について御説明申し上げます。

 「東京2020オリンピック」の熱戦が、今月8日まで17日間にわたり、繰り広げられました。
 日本選手団の活躍により、連日メダル獲得がもたらされ、日本列島が感動の渦に巻き込まれました。
 活躍された選手から、競技に取り組む真摯な姿勢や、お互いを讃え合う精神、支えてくれた人々への感謝の言葉があふれ、困難な社会情勢の中にいる私たちに元気と感動を与えてくれました。

 「東京2020パラリンピック」に関しては、今月9日に、エキサイト広場において、聖火種火の採火式を開催し、市民の手によって起こされた火は、全国から集められた火とともに、聖火台に灯されました。
 大会は24日に開幕し、オリンピック同様にアスリートたちの熱戦が続いています。

 令和3年度 全国高等学校総合体育大会 北信越総体2021 は、今月24日まで開催されました。
 本市では、23日に自転車競技のうちロードレース競技を、富田地区と阪谷地区にわたる特設コースで、市民の皆さんの御協力を得ながら開催しました。
 総勢178名の選手とともに、本市出身の2名の選手も出場し、熱いレースが繰り広げられました。

 越美北線の10月ダイヤ改正について、JR西日本から先月28日に正式発表がありました。
 福井駅から越前大野駅間の利用者が少ない早朝と昼間の3便について、減便されるとのことです。
 大野市は、JR西日本や国に対し便数の維持を強く要望してきましたので、減便を発表されたことは大変残念であります。
 一方でコロナ禍を乗り切り、将来にわたり公共交通を維持していくためには、沿線住民が一丸となっての日常的利用が必要です。
 「越美北線と乗合バスに乗る運動を進める会」が、高齢者への助成や市民団体へのイベント補助などを今月から開始し、沿線住民の日常的な利用促進を図っています。
 また、JR西日本金沢支社として協力する考えが示された北陸新幹線県内開業に向けた観光利用促進について、本市としましても県、福井市と連携しながら取り組んでいきます。

 今月18日、学びの里「めいりん」において、「大野市戦没者追悼式」を挙行し、遺族や関係各位約40名の皆さんに御参列いただきました。
 先の大戦の犠牲者に思いをはせ、哀悼の意を捧げるとともに、平和への誓いを新たにしました。
 コロナ禍の中、規模を縮小しての開催となりましたが、命の尊さや平和であることの大切さについて認識し、戦争の歴史を正しく後世に伝えていく機会となりました。

 道の駅「越前おおの 荒島の郷」が6月11日に、大規模災害時の広域防災拠点として国土交通省の「防災道の駅」に選定されました。
 大規模災害時には、本施設を活用して、関係機関と連携し、円滑に応援・受援活動を実施します。
 今年も日本列島は大雨による災害が多い年になりました。
 先月3日、静岡県熱海市では、梅雨前線の影響で、東海・関東地方を襲った大雨により土石流が発生し、多くの方が犠牲になりました。
 また、停滞する前線により今月11日から西日本を中心に雨が降り続き、各地で河川の氾濫や土砂災害が発生しました。
 お亡くなりになられた方々に対し、心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々の一日も早い復旧、復興を御祈念申し上げます。
 本市においては、土砂災害や河川の氾濫が予想されたことから、先月6日と7日は、富田公民館、阪谷公民館、五箇公民館を、今月13日から15日までは、学びの里「めいりん」、文化会館、阪谷公民館を自主避難所として開設しました。
 幸い大きな被害はありませんでしたが、林道などが被災していますので、復旧に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
 これからは台風シーズンとなりますので、防災体制を確認し、事前の情報収集に努めるなど、被害を未然に防ぐよう万全を期しています。

 本市の重要課題の進捗状況について、第六次大野市総合計画の構想実現のための六つの分野・基本目標に沿って御説明申し上げます。

 最初に「こども分野 未来を拓く大野っ子が健やかに育つまち」について申し上げます。
 教育委員会が、小中学校や未就学児の保護者、地区住民、教職員を対象に5月26日から開催してきました大野市小中学校再編計画(案)の説明会が今月26日をもって終了しました。
 教育委員会は、再編計画の改訂に向け、「大野市小中学校再編計画検討委員会」の開催やパブリックコメントを実施していきます。

 次に、「夏休み期間の子どもの居場所づくり」について申し上げます。
 夏休み期間中に子どもの居場所やイベントを企画し、恒例の行事やイベントなどと合わせて「なつやすみ わくわく カレンダー」を取りまとめ、市内の小中学生に配付しました。

 次に、「市内の小中学生の活躍」について申し上げます。
 福井県小中学生写生画コンクールで、富田小学校1年の松田琥士郎さんが知事賞を、福井県小中学生書道展で、開成中学校3年の山田明日美さんが推薦特別賞をそれぞれ受賞されました。
 先月10日から県中学校夏季総合競技大会が県内各地で開催され、優勝された団体、個人が、今月3日から富山県で開催された北信越中学校総合競技大会に出場されました。
 陽明中学校は女子卓球競技団体の部で、開成中学校の小林優香さんは水泳競技の女子100メートルと200メートル背泳ぎの2種目でそれぞれ優勝され、上庄・開成合同チームが男子バレーボール競技で準優勝され、全国大会に出場しました。

 次に、「健幸福祉分野 健幸で自分らしく暮らせるまち」について申し上げます。
 国内の新型コロナウイルスの感染状況は、若い世代を中心に感染力が強いデルタ株が拡大し、1日に2万人を超える感染者が確認されています。
 現在、21都道府県に「緊急事態宣言」が、また12県に「まん延防止等重点措置」が発令されています。
 県内においては、県独自の「緊急事態宣言」が発令され来月12日まで続いています。
 飲食店に対する午後8時までの営業短縮の要請や県境をまたぐ旅行・帰省等の原則中止又は延期、同居家族以外との不要不急な外出について慎重に判断することなどが示されています。
 本市においては、概ね第5波が始まった先月20日から昨日までに11人の方の感染が確認され、直近では感染者の発生が続いています。
 市民の皆さんには「おはなしはマスク」や手洗い、職場内の感染対策の徹底、会食は同居家族でマスク会食の徹底、体調不良時は迷わず医療機関へなど「県民行動指針」に沿った感染対策を確実に行っていただくようお願いします。
 市が関わるイベントや行事は、感染拡大の状況を踏まえ、「九頭竜紅葉まつり」や「越前おおの新そばまつり」などが中止となりました。
 市内における感染症対策に万全を期し、交通事業者への感染防止や地域内における消費拡大に係る事業などに必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、「新型コロナウイルスワクチン接種」について申し上げます。
 今月28日までに、個別接種と集団接種により、1回目を22,493人、75.1%が、そのうち2回目を17,960人、60.0%が接種しました。
 高年層への接種に続き、中年層、若い世代への接種を進めており、小中高校生が夏休み中に接種できる機会を増やすため、今月の集団接種において接種枠を追加し、約200人が接種しました。
 希望される方の10月末の完了に向け、関係機関と連携し接種を進めます。

 次に、「健康おおの21」について申し上げます。
 ライフステージに応じた切れ目のない健康づくりを進めていくため、改訂に向けて作業を進めています。
 「健康おおの21策定委員会」と「大野市保健対策推進協議会」を開催し、昨年度実施したアンケート結果に基づき、ウォーキングやラジオ体操など、運動に重点を置いた計画とすることを確認しました。
 今後、計画素案を作成し、パブリックコメントを経て、年度内に新たな計画を策定します。

 次に、「大野市スポーツ推進計画」について申し上げます。
 本市のスポーツ施策をより体系的・効果的に推進していくことを目的に、改訂に向けて作業を進めています。
 「スポーツ推進計画策定委員会」を開催し、昨年度実施した市民アンケートの結果を基に、スポーツを通じて健康増進を図ることを基本目標に設定することなどを話し合いました。
 今後、計画素案を作成し、パブリックコメントを経て、年度内に新たな計画を策定します。

 次に、「百寿者・米寿者への訪問」について申し上げます。
 来月11日に、本年度、百寿を迎えられる16名と米寿を迎えられる288名の方々の御自宅を訪問して、お一人お一人に長寿のお祝いをさせていただく予定です。

 次に、「地域経済分野 歴史・風土と新たな強みを生かした活力あるまち」について申し上げます。
 「コロナ禍における経済状況」について、ハローワーク大野によりますと、奥越地区の雇用情勢は、6月の有効求人倍率が1.47倍と、1倍を上回っており、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、市内事業者の努力により、今のところ雇用は守られているとのことです。
 市内消費の喚起を目的とする「越前おおのプレミアムお買物券事業」は、今月10日から発売を開始しました。
 また、ウィズコロナの社会の中で、新たな販路開拓や生産性向上に取り組む小規模事業者を市独自に支援するため、これに必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、道の駅「越前おおの 荒島の郷」の来場者数について申し上げます。
 本道の駅は、オープンから多くの方々に訪れていただき、これまで順調に来場者数を伸ばしています。
 中部縦貫自動車道が、県内全線開通するまでの年間目標来場者数38万人を今月18日に達成し、記念セレモニーを行いました。

 次に、「越前おおの産業ブランド力向上計画」について申し上げます。
 本市のブランド力を高め、観光などの視点を取り入れながら、事業者の稼ぐ力の向上に繋げるため、新しい計画を策定します。
 先月、本市のイメージや磨いていくべき地域資源などについて、市民アンケートを実施しました。
 「越前おおの産業ブランド力向上計画策定委員会」を開催し、選択と集中による実践的で実行力のある計画となるよう、計画の構成などについて御意見をいただきました。
 ブランド力向上の市民の機運を高めるためのシンポジウムを開催する経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、「中部縦貫自動車道の整備」について申し上げます。
 大野油坂道路の1日も早い全線開通に向けた要望活動につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、主に要望書を送付することで活動を行っています。
 6月25日には中部縦貫自動車道大野油坂道路整備促進連絡協議会として、地元選出の国会議員に要望書をお渡しするとともに、国土交通省などへ送付しました。
 先月7日には、中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会としまして、国土交通省、財務省などに要望書をお渡ししました。
 1日も早い全線開通を実現できるよう要望活動を続けますので、議員各位の御支援と御協力をお願いします。

 工事の進捗状況について、「大野・大野東区間」では、真名川橋で、左岸の橋台と橋脚4基の工事のほか、堂動川橋やJR越美北線を跨ぐ、田野跨線橋の橋台工事が進められています。
 また、(仮称)大野東インターチェンジで、下唯野ランプ橋下部工事が進められています。
 「大野東・和泉区間」では、残る2本のトンネルのうち、荒島第2トンネルは、先月末現在、約65%に当たる3,229メートル、和泉トンネルは約56%に当たる1,331メートルまで掘り進んでいます。
 「和泉・油坂区間」では、此の木谷橋の下部工事や新長野トンネル、大谷トンネルなどの掘削工事が進められているほか、東市布トンネルの本格的な掘削工事に向けて、九頭竜川をわたる仮桟橋や仮設ヤードの工事を進めていると伺っています。
 引き続き、大野油坂道路の1日も早い全線開通に向け、国、県に対し全面的に協力していきます。

 次に、「星空保護区の認定に向けた取り組み」について申し上げます。
 光害やエネルギー問題を市民と一緒に学ぶ機会として、市内41事業者に御協力をいただき、先月7日と今月8日にライトダウンイベントを実施しました。
 国際ダークスカイ協会による星空保護区の令和5年度認定を目指し、南六呂師区の住民の協力を得て、光害対策として、防犯灯の入替工事を進めています。
 認定と併せて、本市の美しい星空の魅力を全国に広めていくため、「星空の街・あおぞらの街」全国大会の令和5年度本市開催を誘致していきます。

 次に、「越前おおの型食・農業・農村ビジョン」について申し上げます。
 本ビジョンについては、食と農をつなぐ視点で計画を策定するため、改訂に向けて作業を進めています。
 農業や農村の現状や課題を把握するため、担い手を対象としたアンケート調査を実施するとともに、幅広い年代を対象に食に関するアンケート調査を実施しました。
 「越前おおの型食・農業・農村ビジョン推進委員会」を開催し、アンケート結果の報告と、計画の骨子案などについて協議しました。
 今後、計画素案を作成し、パブリックコメントを経て、年度内に新たなビジョンを策定します。

 次に、「クマの出没に対する注意喚起」について申し上げます。
 本年度、4月から先月末までのツキノワグマの出没件数は15件と、昨年度同時期の出没件数を下回っていますが、近隣の市において目撃が相次いでおり、注意が必要となっています。
 先月14日に「ツキノワグマ出没対策連絡会議」を開催し、猟友会や警察などの関係機関と、連絡体制や出動体制を確認しました。
 市民に対し、クマとの不意の遭遇に十分注意するよう注意喚起を行っています。

 次に、「くらし環境分野 豊かな自然の中で快適に暮らせるまち」について申し上げます。
 「都市マスタープランの改訂」について、「大野市都市マスタープラン改訂委員会」と「大野市都市計画審議会」を開催し、全体構想と分野別の都市づくりの方針(案)について、御意見をいただき、取りまとめました。
 来月から10月にかけて、地区別に意見交換会を開催し、地区住民から御意見をいただき、来年度の改訂に向けて作業を進めます。

 次に、「脱炭素の取り組み」について申し上げます。
 ゼロカーボンシティの実現に向けて、本市の脱炭素に関する施策を総合的かつ一体的に推進していくため、先月20日に、「大野市脱炭素推進本部」を立ち上げ、全庁で取り組む体制を整えました。
 本市独自の取り組みとして、今月から、「結のEco協賛店」の募集を開始し、省エネ家電など、積極的にCO2削減につながる商品をお店から市民に提案していただきます。
 また、子どもたちが楽しく学べるよう、中学校や児童館でEco落語、Eco紙芝居などの啓発事業を実施します。
 食品ロス削減のため、福井県民生活協同組合と連携し、家庭で余っている食品約400点を集め、6月16日に「大野市自立相談支援センターふらっと」を通じて生活困窮者に寄付しました。
 大野市総合計画・総合戦略推進会議においては、ごみ減量に関する専門部会を設け、紙ごみ分別の徹底や食品ロス削減などを検討しています。
 今回、本市における脱炭素と地域課題を同時に解決する方針や再生可能エネルギーの導入目標などを盛り込む「脱炭素ビジョン」の策定や、「トロン温浴施設うらら館」の木質バイオマスボイラー導入検討に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、「健全な水循環」について申し上げます。
 本年2月に策定した「大野市水循環基本計画」は、国の水循環基本計画に基づく流域水循環計画として、県内で唯一、認められました。
 今月1日の「水の日」には、全国行事に合わせて、越前大野駅前中央広場をブルーにライトアップして「水の大切さ」を市民に向け発信しました。
 また、同じ日に、小学校高学年を対象とした自然体験イベントを下打波で開催し、生物調査や川遊びを通して水と触れ合い、恵まれた水環境について考える機会としました。
 その他にも「水のがっこう」や「イトヨの里」に来場した児童や家族連れのまちなかへの回遊を促進するため、スタンプラリーやクイズを実施しています。
 今回、市民の節水意識を高めるとともに、コロナ禍における手洗い励行などの有効な水利用を促進するため、家庭や事業所を対象とし、節水効果の高いシャワーヘッドや混合水栓への交換に係る費用の助成に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、「地域づくり分野 みんなで地域が生き生きと輝くまち」について申し上げます。
 「地域ごとの課題解決に向けた話し合い」について、人口減少、少子化・高齢化の進展により生じている課題を解決するため、2つの地区で具体的な協議が始まりました。
 大野地区では課題解決に向けて検討する発起人会が設置されました。
 阪谷地区では地域の現状を正しく理解するために必要な人口や世帯数などの推移データを収集する作業から進められています。
 公民館と連携を取りながら、各地区における取り組みを支援します。

 「越前おおの空家等対策計画」について申し上げます。
 「越前おおの空家等対策計画策定協議会」を開催し、空家の発生防止や空家を流通させるための取り組みについて議論しました。
 また、公民館と連携し対象となる空家について、先月から実態把握調査を行っています。
 パブリックコメントを経て、年度内に計画を策定します。

 次に、「大野市生涯学習推進計画」について申し上げます。
 人生100年時代と言われる中、教育委員会が、生涯にわたる市民の学習や能力の向上を目的に計画の策定を進めています。
 「生涯学習推進計画策定委員会」を開催し、世代に適した学びの場や市民が興味を持つ講座の提供などの課題について協議しています。
 今後、計画素案を作成し、パブリックコメントを経て、年度内に計画を策定します。

 次に、「大野市文化財保存活用地域計画」について申し上げます。
 教育委員会が、令和元年度から本市に所在する文化財の保存と活用を図るため、「文化財保存活用地域計画策定協議会」を開催し、計画の策定に取り組んでいます。
 本年度は、課題と方針に対応した保存・活用の措置や、その実施体制などを協議しており、計画素案を作成し、パブリックコメントを経て、年度内に計画を策定します。

 次に、「旧大野簡易裁判所の跡地整備」について申し上げます。
 大野市民俗資料館の移築整備を、移築と旧裁判所庁舎の解体とに分け、今回、旧裁判所庁舎の解体と解体後の跡地整備を進めます。
 解体工事費や跡地整備のための測量設計業務委託など、必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、「大野市総合防災訓練」について申し上げます。
 10月2日、上庄小学校を主会場として、「大野市総合防災訓練」を開催します。
 今回の訓練は、「ひとりも独りにしない、みんなで支えあう地域防災」をテーマとし、自主防災組織を中心に住民避難や避難行動要支援者の支援などの実践的な訓練を実施します。

 次に、「行政経営分野 結のまちを持続的に支える自治体運営」について申し上げます。
 「表彰制度の活用」について、この度、市内の三井デザインスタジオが手掛けた眼鏡フレームが、優れたデザインに加え、利便性や機能性などを評価する世界的に権威のあるデザイン賞、iFデザインアワード2021とレッド・ドット・デザイン賞をダブル受賞されました。
 このことにお祝いを申し上げますとともに、今後益々の御活躍を心よりお祈り申し上げます。

 次に、「人口減少対策と地方創生の取り組み」について申し上げます。
 国の「まち・ひと・しごと創生会議」に、私は構成員の一人として参加しており、先月16日の創生会議において、本市の取り組みについて発言しました。
 国が閣議決定した「まち・ひと・しごと創生基本方針2021」では、地方創生の3つの視点として、ヒューマン、デジタル、グリーンを重点に据えており、本市としてもそれらに取り組み、人口減少対策や地方創生を推進します。

 次に、「デジタル化の推進」について申し上げます。
 「マイナンバーカード普及促進」について、国のマイナポイント付与制度の終了に伴い、市独自の普及キャンペーンとして、新たにマイナンバーカードを申請した方を対象に、1人3,000円分の「お買物券」を進呈しています。
 本市のマイナンバーカードの普及率は、7月末現在、32.8パーセントであり、3月末現在と比較すると、4か月の間に8ポイント上昇しており、公民館やコロナワクチン接種会場での取得支援の取り組みなどにより、普及が順調に進んでいます。
 「大野市議会のペーパーレス化」に関し、議員のタブレット端末の使用に係る合意事項について、先月30日付けで大野市議会の回答をいただきました。
 これを受け、システム導入のため、庁舎3階のWi-Fi環境やタブレット端末を整備します。
 「市職員の業務」についても、会議や打合せのペーパーレス化を推進するため、業務用ネットワークの無線化と端末の整備を行います。
 これらの整備に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、「まちづくりに積極的に参加する団体との連携協定」について申し上げます。
 今月3日、本市と福井県民生活協同組合は、SDGsの推進や脱炭素社会の実現、高齢者福祉など11項目について、包括した連携協定を締結しました。
 12日には、本市と日本郵便株式会社大野市内郵便局が、安全・安心な暮らしの実現や脱炭素社会の実現、SDGsなど7項目について、包括した連携協定を締結しました。
 また、明日、本市と社会福祉法人 大野市社会福祉協議会、大野ライオンズクラブの三者は、災害が発生した場合、または発生の恐れがある場合に、ライオンズクラブからの人的支援や資機材・資金面の支援などで、協力いただけるよう「災害福祉活動に関する相互連携協定」を締結いたします。

 それでは、ただ今上程されました各議案の概要について御説明申し上げます。
 予算議案につきましては、一般会計と2つの特別会計について補正予算案を提出し、御審議をお願いするものです。
 一般会計の主なものといたしましては、これまで述べさせていただきました経費など
合計4億1,446万7千円を追加し、予算累計額を176億6,647万円とするものです。
 介護保険事業特別会計では、令和2年度介護保険料余剰金の基金への積み立てと、令和2年度の国県負担金の超過交付分の返還金などを、農業集落排水事業特別会計では、令和2年度決算による各管理運営経費の余剰金の基金への積み立てなどを計上しています。

 次に、条例議案といたしましては、「大野市新型コロナウイルス感染症伴走支援資金利子補給金基金設置条例案」など5議案、その他議案といたしましては、「市道の認定」と「令和2年度大野市歳入歳出決算認定について」「令和2年度大野市水道事業会計の決算認定について」など5議案を提出しており、合計13議案について御審議をお願いするものです。

 各議案の内容につきましては、それぞれ担当部局長が説明しますので、慎重に御審議の上、妥当なる御決議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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