令和6年9月定例会 提案理由説明
令和6年9月第440回大野市議会定例会の開会に当たり、最近の諸情勢や市政の重要課題の取組状況について申し述べますとともに、提案いたしました各議案の概要について御説明申し上げます。
大野市制施行70周年記念式典を、7月1日に挙行いたしました。議員各位をはじめ県選出国会議員や姉妹都市の古河市、交流市町からの御来賓の御臨席、また市民の御列席を賜り、70周年の節目を共に祝福することができ、厚くお礼申し上げます。
式典では「大野市制施行70周年記念市長表彰」「市政功労者表彰」及び市長特別表彰「輝き大賞」の表彰式を執り行いました。「大野市制施行70周年記念市長表彰」には3名と1団体を、市政功労者表彰には18名と1団体を、市長特別表彰「輝き大賞」には大藤沙月さんを表彰しました。
受賞された皆さまの、今後ますますの御活躍を期待申し上げます。
本市出身のスポーツ選手が活躍されています。
奥村仁志さんが、日本陸上競技選手権男子砲丸投げで優勝され、2連覇を果たされるとともに、先月30日のアスリート・ナイト・ゲームズ・イン・フクイ2024において日本新記録を出して優勝されました。
大藤沙月さんが、6月にチュニジアで開催された卓球の国際大会において、女子ダブルスで優勝、シングルスで準優勝を、また先月ペルーで開催された国際大会において、シングルスとダブルスで優勝されました。
伊藤竜也さんは、パリ2024パラリンピックの車いす陸上競技に出場しています。
本市出身選手のさらなる活躍を期待します。
大野市戦没者追悼式を、先月22日に挙行いたしました。御遺族をはじめ議員各位、区長連合会や経済・教育・福祉関係の代表者、小中学校の児童生徒代表など約150人に御参列をいただきました。
先の大戦の犠牲者に思いをはせ、哀悼の意を捧げるとともに、戦争の記憶を風化させることのないよう、世代を越えて語り継いでいきます。
それでは、本市の重要課題の進捗状況について、第六次大野市総合計画基本構想の六つの分野の基本目標に沿って御説明申し上げます。
最初に、「こども分野 未来を拓く大野っ子が健やかに育つまち」について申し上げます。
屋内型こどもの遊び場については、体育館棟、事務所棟の新たな配線や配管工事、屋上防水工事などを進めるとともに、工場での遊具製造を行っています。
また、施設の愛称を、市民に親しまれ、多くの子どもが集い、笑顔があふれる遊び場にふさわしいものとするため、市内の小学生から応募のあった「おおの天空パークOSORA」に決定しました。
本定例会に、大野市屋内型こどもの遊び場の設置条例案、指定管理者の指定議案、指定管理料や落成式の開催などにかかる経費を計上した補正予算案を提出しています。
市制施行70周年を記念し、「こどもまんなかフェス」と「消防フェスティバル」を先月10日に同時開催し、たくさんの親子連れが参加しました。
プラネタリウムで星空を学んだり、消防車両の乗車や放水を体験したり、こどもたちにとって夏休みの思い出の1ページになったことと思います。
令和8年4月の小学校再編に向けては、再編準備委員会において協議が進められています。地域行事と学校行事との調整やスクールバスの運行基準などについて、話し合われています。
放課後こども教室を利用する児童の長期休業中の居場所として、「学びと遊びと体験の広場」が、エキサイト広場を主会場に行われました。対象地区の児童37人が、放課後児童クラブの児童と交流し、ニュースポーツや民謡を体験するなど、充実した夏休みを過ごしていました。
県中学校夏季総合競技大会が7月6日から21日まで県内各地で開催され、陸上競技で陽明中学校3年生の向岩玖恩さん、ソフトボール競技で福井サニーズSBCに所属している開成中学校3年生の檜木蓮さん、相撲競技で福井相撲クラブに所属している陽明中学校2年生の室谷優輝さんが、先月17日から開催された全国大会に出場しました。
第44回全日本バレーボール小学生大会男子の部に出場した、上庄キッズバレーボールスポーツ少年団が3位入賞を果たされました。
その他、多くの児童生徒が全国大会に出場し、日頃の練習の成果を発揮されました。
皆さんのさらなる飛躍を期待しています。
次に、「健幸福祉分野 健幸で自分らしく暮らせるまち」について申し上げます。
今年の夏は全国的に猛暑となり、本市においても7月後半から気温が30度を超える日が続きました。熱中症対策の強化のため、気候変動適応法の改正により創設された「熱中症特別警戒アラート」が福井県に発表された場合に備え、外出時の暑さをしのいで休息できる場所「クーリングシェルター」に、公共施設12箇所に加え、民間の商業施設6箇所を指定しています。
また、熱中症特別警戒アラート発表時の庁内伝達ルートや部局ごとの取組みなどを定めた「大野市熱中症健康危機対応マニュアル」を作成し、庁内で連携して迅速に対応する体制を整備しました。
夏季休業中の小学校におけるプール開放については、本年度から屋根のあるB&G海洋センターのプールを利用して行いました。上庄小学校を除く全ての小学校からスクールバスで送迎を行い、延べ12日、635人の利用がありました。
新型コロナワクチン接種は、本年度から予防接種法の定期接種に位置付けられ、医療機関において来月1日から実施される予定です。季節性インフルエンザと同様に、65歳以上の高齢者及び60歳から64歳の一部の方を対象に、接種費用の自己負担の一部を助成します。
国から示されたワクチン価格の見直しにより、増加する接種費用に対応するため、必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
百寿、米寿を迎えられる方に、今月、長寿のお祝いをいたします。先月20日時点で、百寿を迎えられる方は20名、米寿を迎えられる方は249名いらっしゃいます。
新たに住民税非課税となる世帯等に対する「大野市新たな低所得世帯への物価高騰くらし応援給付金給付事業」と、定額減税補足給付を給付する「大野市定額減税補足給付金給付事業」について、先月、対象と見込まれる方へ案内通知を発送しました。給付を希望する方への、迅速な給付に努めます。
第51回日独スポーツ少年団同時交流事業が、本市において行われ、7月26日から5日間、ドイツ バイエルン州から、スポーツ少年団の団員9名と指導者1名が訪れました。
星空ハンモック体験やそば打ち、弓道体験のほか、期間中2泊のホームステイにより、市民との交流を深めました。
次に、「地域経済分野 歴史・風土と新たな強みを生かした活力あるまち」について申し上げます。
「結のビジネスプランコンテスト」に15件のアイデア提案と14件の実施者の応募がありました。組み合わせの結果、12件が選ばれ、来年3月予定の最終審査会に向け、専門家によるブラッシュアップ支援やアドバイスを受けて、事業の具体化や改善が行われています。
また、「大野の逸品創出事業」に12社が参加し、これまでに3回の合同勉強会を開催し、自社商品の高付加価値化に関するアイデアをまとめました。今後は、全国的・国際的な見本市やコンテストへの出品に向け、各社が各分野の専門家の助言をもとに、大野の逸品にふさわしい商品に仕上げて行く予定です。
本年4月から7月末までの「まちなか」の観光施設への入り込み客数は、昨年同時期と比較して、結楽座が約9パーセント増の22,078人、越前大野城では、約24パーセント増の28,319人、武家屋敷旧内山家・旧田村家の合計では、約11パーセント増の7,084人となりました。「郊外」では、道の駅「越前おおの荒島の郷」が約12パーセント増の252,214人、道の駅「九頭竜」では、約3パーセント増の40,485人、化石発掘体験センターホロッサが約42パーセント増の2,413人などとなりました。
中部縦貫自動車道の九頭竜インターチェンジまでの開通や北陸新幹線の金沢・敦賀間開業に加え、各施設でのPRやイベントなどが、入り込み客の増加に繋がったものと捉えていますが、コロナ禍前の令和元年同時期の入込みには至っていません。
入り込み客の増加に向け、民間によるインバウンド促進のための取組みと、宿泊施設の機能向上のための改修に対し支援する経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
中部縦貫自動車道の整備状況については、先月8日、近畿地方整備局及び県による中部縦貫自動車道事業費等監理会議が開催され、大野油坂道路事業の進捗状況等について確認されました。
新子馬巣谷橋の橋脚下部工事において、山側から想定以上の土の圧力がかかり、通常の工法では基礎部分が打ち込めない状況にあることが報告されました。国では、有識者検討会を設置し、今後の対応を検討されます。令和8年春の開通時期については、変わりがないと伺っています。市としましては、工事の安全確保を前提に、一日も早い開通を願います。
工事の進捗状況は、トンネル6本のうち、4本が貫通し、1本は引き続き掘削工事が進められているとお聞きしています。残る新下半原トンネルについては、8月に工事契約され、着工に向けた準備が進められているとのことです。橋梁については、此の木谷橋、新林谷橋など20橋全てで工事が進められており、このうち石徹白川橋、水谷橋の2橋が上部工まで完成しています。
中部縦貫自動車道の整備促進に係る要望活動につきましては、大野市議会中部縦貫自動車道等交通対策特別委員会の要望活動に同行したほか、中部縦貫自動車道大野油坂道路整備促進協議会などの要望活動に参加いたしました。
今後も必要な予算の確保と一日も早い全線開通に向け、要望活動に取り組んでまいりますので、議員各位の御支援と御協力をお願いいたします。
第57回おおの城まつりが開催されました。
今年の城まつりでは、奥越太鼓保存会による市制施行70周年を祝う和太鼓の演奏会が、まつりを盛り上げました。13日の大花火大会では、県内初となる花火と音楽にあわせたドローンの演出があり、15日、16日の越前おおのおどりと合わせて延べ55,000人の市民や観光客がまつりを楽しみました。
南六呂師エリアの星空保護区認定1周年を記念し、明日3日に六呂師高原において、市民を対象に、これまでの取組みと成果に関する報告会、併せて国内の星空保護区認定地と連携し、星空観望会の同時開催を予定しています。
生産者の農業経営意欲の維持向上を図るため、花房地区など9地区の土地改良施設の整備、並びに、担い手農家の営農維持及び牛の餌となる稲発酵粗飼料の生産拡大を図るための機械購入が、県事業に採択され、これらへの支援に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
県内での4月から6月までのクマ出没件数が過去最多となりました。本市の出没件数も38件で、平成16年度の統計開始以降過去最多となりました。幸いにして、本市においては、クマによる人身被害は起きていません。今後、出没が多い時期を迎えることから、引き続き、市民の安全確保を第一に、関係機関と連携し、被害の未然防止に努めていきます。
「第35回 巨木を語ろう全国フォーラム 福井・大野大会」を、「巨木が見守る、森が涵す大野盆地」をテーマに、今月28日、29日に結とぴあなどで開催します。「自然の一部として生きる~森と街と人をつなぐ~」を演題として株式会社モリアゲ代表の長野麻子さんによる基調講演や、本市で森林活動に携わっている市民団体等からの事例報告、巨木を巡るエクスカーションを予定しています。
平成28年から国民の祝日となった「山の日」は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを意義とし、この浸透を図るため、毎年「山の日」に合わせて全国大会が開催されています。来年度開催される第9回「山の日」全国大会は、福井県で開催されます。実行委員会が7月16日に設立・開催され、記念式典等は結とぴあを会場に、また、歓迎フェスティバルは大野市、勝山市で開催されることになりました。関係機関と準備を進めるとともに、本大会を通じて、本市の山の魅力や恩恵、豊かな自然環境を、全国から訪れる方々に広くアピールしていきます。
次に、「くらし環境分野 豊かな自然の中で快適に暮らせるまち」について申し上げます。
先月1日の「水の日」に、九頭竜川ダム統合管理事務所と連携し、麻那姫湖青少年旅行村で水に親しむイベントを開催しました。友好交流市である岩倉市からも親子の参加があり、多くの方が交流しました。
水資源保全全国自治体連絡会と共催し、全国の会員が一堂に会するシンポジウムを、「~限りある水資源を守り伝えるために~、世代を超えて水と共に生きる」をテーマに、来月3日、4日に学びの里「めいりん」などで開催します。
大野市水循環アドバイザーによる基調講演に続いて、市内の小中学生及び事業者などから事例報告をいただき、市内外の方々に水資源の大切さや未来の世代へ受け継ぐ重要性を発信します。
菖蒲池地区簡易水道の水道管の更新と上水道との接続工事が完了し、統合の準備が整ったことから、令和7年4月1日供用開始に向け「大野市簡易水道等給水条例」の改正案を本定例会に提出しています。
農業集落排水処理施設の統合事業については、昨年度より各処理区維持管理組合や地域住民を対象に説明会を開催し、本年7月末までに全ての維持管理組合から、御同意をいただきました。農業集落排水施設の最適化を進めていきます。
次に、「地域づくり分野 みんなでつながり地域が生き生きと輝くまち」について申し上げます。
地域の特色を活かし、住民がつながる場所としての公民館の活かし方を検討するに当たり、全国の地域づくり事例などを共有するため、先月23日に結とぴあで、「人と組織と地域のための国際研究所」代表・川北秀人氏による講演会を開催しました。地域運営や地域づくりについて、市民及び市職員が参加し見識を深めました。
(仮称)乾側地域交流センターの整備や小グラウンドなど外構整備に向けた設計業務については、設計業者が決まり、今後、地元との協議を行いながら設計を進めていきます。
地域おこし協力隊の活動報告会を、7月20日に学びの里「めいりん」において開催しました。市内で半年以上活動している隊員5人が活動内容を報告し、参加した市民約60人が活動への理解を深めました。また、7月22日から新たな隊員1名が、アウトドア観光プロデュース業務に着手しています。
自然災害に備え、地域住民や防災関係機関が連携協力し、迅速かつ適切な災害対応力の強化に向け、大野市総合防災訓練を11月10日に実施します。本年度は、城下町南広場を主会場とし、大雨・洪水警報の発令直後、福井県嶺北を震源とした地震の規模マグニチュード7.0、大野市の震度6弱の地震発生により、電気・水道・道路寸断等の被害を受けたと想定し、住民避難訓練をはじめ、道路啓開訓練や仮設水道設置訓練などを実施します。
第73回福井県消防操法大会のポンプ車操法の部で、大野市消防団を代表して出場した、下庄地区を管轄する第2分団が優勝しました。来月12日に宮城県で開催される全国消防操法大会に出場するため、必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
第45回大野市美術展を先月28日から5日間、結とぴあで開催し、市内外から洋画や彫刻工芸、書道などの作品275点が出品されました。入賞作品のうち市民の作品は、本日から今月10日まで市民ホールで展示しています。
COCONOアートプレイスにおいて、企画展「MaMaの視展」を開催中であり、スケッチや写真などで母から子への想いを表現した作品の数々を、今月16日まで展示しています。
県内外で活躍する本市出身又は在住のアーティスト10名による室内楽コンサート「結の奏で いつまでもともに」を、市制施行70周年記念事業として、今月29日に学びの里「めいりん」で開催します。
第58回大野市総合文化祭は、「市制施行70周年 伝統の響きと新たな風」をテーマに、来月27日の園児などによる音楽やダンスの発表を皮切りに、作品展示や芸能発表、歌謡音楽祭など、結とぴあや文化会館を中心に11月4日まで開催します。
ジュラ紀から白亜紀の福井県の恐竜時代を紹介する企画展「ラスト・ジュラシック」を、くずりゅう化石ラボ ガ・オーノにおいて11月4日まで、明治時代に創業した郵便に関する道具や手紙を紹介する企画展「手紙のあるくらし」を大野市民俗資料館において11月17日まで開催しています。
また、市制施行70周年と金森長近公生誕500年を記念し、「特別展 金森長近公のあゆみ」を大野市歴史博物館において、12月1日まで開催しています。
「越前大野城跡」武具蔵跡の石垣修復工事につきましては、県と協議しながら慎重に工事を進め、7月31日に完了しました。
文化会館のあり方検討については、第4回の文化会館あり方検討委員会を先月7日に開催し、結とぴあの多目的ホールを整備する案を提示しました。市民が文化活動を発表できる場となるよう、これまで検討してきた整備案と比較しながら、今後の文化会館のあり方が協議されました。次回の検討委員会では、これまでの協議内容をとりまとめた報告書案について、話し合われる予定です。
次に、「行政経営分野 結のまちを持続的に支える自治体経営」について申し上げます。
国では、マイナンバーカードと国民健康保険被保険者証の一体化が進められています。一体化に伴い、国民健康保険法の一部が改正され、本年12月2日には、新規の被保険者証の交付が廃止されます。これに伴う大野市国民健康保険条例の改正案及び必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
大野市行政改革戦略会議を7月5日に開催し、「行政改革推進プラン」に掲げる36の取組みについて、令和5年度の実績等の報告を行いました。目標値を達成したものは46項目のうち28項目あり、概ね順調に進んでいます。
使用料等の見直しについては、昨今の原材料価格、光熱水費など、物価高騰等の影響を受け、公共施設の維持管理費の増加が見込まれる中、受益者負担の適正化を目的に、改定作業を進めています。これまでに、2回の使用料等見直し検討委員会を開催し、使用料等の算定基準(案)等について御意見をいただきました。委員会での意見を参考にし、10月を目途に使用料等の改定案をとりまとめる予定です。
姉妹都市である古河市と本市との友好の絆を強固にし、交流人口の拡大と地域の活性化に寄与するため、7月に、「結の故郷 越前おおの姉妹都市交流の旅」を実施しました。針谷古河市長、赤坂古河市議会議長をはじめ、各種団体の役員を含め古河市民43人が来訪され、六呂師高原での星空観察やスターランドさかだにでのそば打ち体験を楽しまれました。来年度は、大野市民の参加を募り、古河市を訪問する交流ツアーを予定しています。
また、友好交流市の岩倉市が運行する大野市友好交流バスで、市民80人が来訪されました。六呂師高原での自然観察や化石発掘体験センターホロッサでの化石発掘体験を楽しまれました。
それでは、ただ今上程されました各議案の概要について、御説明申し上げます。
予算議案につきましては、一般会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計の補正予算案を提出し、御審議をお願いするものです。
一般会計の主なものといたしましては、屋内型こどもの遊び場の供用開始に向けた経費、し尿処理など市民の生活環境を維持していくための経費、農家や事業者が行う農業機械の導入やインバウンド誘客、宿泊施設の改修への支援に必要な経費など、きめ細かく対応するための予算として合計6,996万1千円を追加し、予算累計額を220億7,430万円とするものです。
国民健康保険事業特別会計では、新規の国民健康保険被保険者証の交付廃止に伴うシステム改修経費などを、介護保険事業特別会計では、令和5年度介護保険料剰余金の基金への積み立てと、令和5年度の国などからの超過交付による返還金などを計上しています。
次に、条例議案といたしましては、「大野市屋内型こどもの遊び場設置条例案」「大野市国民健康保険条例の一部を改正する条例案」など4議案を、その他議案といたしましては、指定管理者の指定議案が1議案を提出しています。
また、一般会計及び特別会計、企業会計の決算認定に係る4議案を提出していますので、合計12議案について御審議並びに御審査いただきますようお願いします。
各議案の内容については、それぞれ担当部局長が説明しますので、慎重に御審議の上、妥当なる御決議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。