新型コロナウイルス感染拡大防止のための各団体・協議会によるイベント等の開催に関する注意点
市内の各団体・協議会が実施するイベント・行事にあたりましては、下記の基本的な考え方を参考に、適切に対応していただきますようお願いいたします。
なお、開催にあたり必要な感染対策がとられていることを前提とします。
基本的な考え方
イベント・行事について
(1)高齢者、妊婦、持病のある方等が参加するイベント・行事は、できる限りの感染拡大防止対策を講じて下さい。
(2)いわゆる3つの「密」をできる限り回避するため、適切な感染防止対策やオンライン活用も含めた実施方法の工夫をお願いします。
3つの「密」(3密)の例
1)換気が悪い密閉空間
2)多くの人が密集する状態
3)密接での会話や発声が行われる状態(お互いに手を伸ばしたら届く距離)
(3)イベント等で下記の参加人数を上限として開催できることとします。
1)大声での歓声・声援等がないことを前提としうるイベント等(クラシック音楽コンサート、演劇、伝統芸能、式典、展覧会等)
ア)収容人数が1万人以下の施設の場合、参加人数が収容人数の100%以内もしくは5,000人以内の小さい方の人数
イ)収容人数が1万人超の施設の場合、参加人数が収容人数の50%以内の人数
2)大声での歓声・声援等が想定されるイベント等(ロック、ポップコンサート、スポーツイベント、ライブハウスでのイベント等)
ア)収容人数が1万人以下の施設の場合、参加人数が収容人数の50%以内もしくは5,000人以内の小さい方の人数
イ)収容人数が1万人超の施設の場合、参加人数が収容人数の50%以内の人数
(4)飲食を伴うイベント・行事は、十分な感染予防対策を講じたうえで開催してください。
(5)参加者の特定が困難な 全国的・広域的なお祭りは開催しないようにお願いします。
★集団感染を防ぐために★
密閉空間など換気が悪く、人が密に集まって過ごすような場所が集団感染の共通点と判断し、こうした場所を避けるように注意してください。
また、イベント規模の大小に関わらず、開催の必要性について検討するようお願いします。開催する場合は、風通しの悪い空間や人が至近距離で会話する環境をなるべく作らないなど、実施方法の検討をお願いします。
リスクを下げる3原則
1.換気励行
2.人の密度を下げる
3.近距離での会話を避ける
開催する場合の感染防止対策等
開催にあたっては、「新しい生活様式」実践及び「県民行動指針」を踏まえ、次の項目などできる限りの感染防止対策を徹底してください。
(1)発熱者等の参加、出席防止等
- 参加者、出席者等の検温など体調確認を行い、発熱や咳等の風邪症状が見られる方は参加、出席を控えるよう要請すること
- 高齢の方や妊婦、持病のある方で、感染リスクが心配される方の参加、出席は控えるよう要請すること
- 感染が流行している地域からの参加、出席は控えるよう要請すること。
(2)3つの「密」の防止
- 人が多く集まる場合には、会場の広さを確保し、お互いの距離を2メートル程度あけるなどして、人の密度を減らすこと
- 窓やドアのある環境では、2方向の窓を同時に開けるなどにより、換気を励行すること(30分に1回5分程度)
- 状況に応じて入場者等の人数制限や時間差入場など運営方法に工夫をすること
- 休憩スペースでは、3つの「密」とならないよう利用人数の制限等を行うこと
(3)飛沫感染、接触感染の防止
- 施設の使用にあたっては、マスクの着用を参加者、出席者等へ要請すること
- 咳エチケット、手指の消毒、手洗いの励行を参加者、出席者等へ要請すること
- 人と人が対面する受付場所では、アクリル板やビニルシートで仕切りを設置するなど飛沫感染対策を講じること
- 大きな声(声援など)を出させない、対面での会話をしないような環境づくりをすること
- イベント・行事等の前後や休憩時間などにおける交流を極力控えること
- 参加者、出席者等が手を触れる箇所(机、椅子の背もたれ、ドアノブ、電気スイッチ、手すり等)や使用した備品等(マイク等)の消毒作業に努めること
- アルコール消毒液を会場に設置すること。ない場合は手洗いの徹底を行うこと
- トイレなどの手洗い場には布タオル等繰り返し使用するものは設置しないこと
(4)その他
- 参加、出席した者の中に感染者が出た場合に備え、参加者名簿等を作成するよう対策を講じること
- 接触確認アプリの活用を促すこと
- 感染防止対策の徹底を促す貼り紙の掲示やチラシ配布により徹底を促すこと
- 夏期の気温・湿度の高い中でマスクを着用することは、熱中症のリスクが高まること から、こまめな水分補給、屋内での冷房の活用と換気の確保、屋外では近くの人と2メートル以上の十分な距離を確保できる場合にはマスクを外すなど、熱中症対策を講じること