特定健診・特定保健指導
大野市国民健康保険特定健康診査等実施計画
大野市国民健康保険に加入する40歳から74歳の方を対象に特定健診・特定保健指導を実施するにあたり、目標値などを定めた平成30年度から令和5年度までの6年間の実施計画を策定しました。
特定健診・特定保健指導とは、40歳から74歳の人を対象に行うメタボリックシンドロームに着目した健康診断を実施し、必要な人に対し生活改善などの支援を行うものです。
特定健診って?
大野市では、40歳代から心疾患、脳血管疾患の人が急増しており、その疾患に起因する生活習慣病(糖尿病や高血圧症、脂質異常など)で通院する人が増えています。
そこで、前段階であるメタボリックシンドローム(メタボ)に着目した健康診査を実施します。これが「特定健診」で、血圧や血糖などの生活習慣病に関係する検査や「腹囲測定」を実施します。
特定保健指導って?
特定健診の結果に応じて、メタボの予防・改善に役立つ情報を提供したり、メタボ予備群・該当者には生活習慣病を改善するための支援を行います。
なぜメタボなの?
メタボは、蓄積した内臓脂肪が、動脈硬化などを促進して生活習慣病の引き金になっている状態です。生活習慣病には糖尿病や高血圧症、脂質異常などの疾患があり、進行すると、心臓病や脳卒中、がんへと進行する可能性が高くなります。
令和3年度は、次に該当する方は特定健診を無料で受診できます。
令和3年4月2日から令和4年4月1日までに41歳、46歳、51歳、56歳、61歳、66歳、71歳になる国民健康保険加入者の方
特定健診の内容や日程は健康長寿課または市民生活・統計課へお問い合わせ下さい。
大野市国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画)
大野市国民健康保険事業実施計画を策定~健康寿命を延ばすために~
生活習慣病は、自覚症状がなく、そのまま放っておくと重症化する病気です。
特定健康診査(以下:特定健診)を受けることは、生活習慣病の予防や、早期に発見して重症化を予防することにつながります。
大野市の国保加入者の医療や特定健診のデータから、健康の課題を明らかにし、その課題を解決するために、保健事業を行うこととしました。
健康でいられる寿命を健康寿命といいます。大野市では、平均寿命(男性:79.4歳、女性:86.5歳)と健康寿命(男性:65.0歳、女性:66.6歳)とではかなりの差があります。
少しでも長く、健康で日常生活を送れるよう、特定健診を受けましょう。
今後取り組む保健事業
(1)早期に生活習慣病を発見し、健康の保持増進と生涯にわたり生活の質の維持、向上を目指すため、特定健診を受けてください。そのために市では、特定健診の助成をし、対象の人には適切な生活習慣に向けた支援を行います。
(2) 糖尿病性腎症重症化予防事業のうち、1つ目として、生活習慣病の発症予防を目指して、運動(軽運動)を習慣づけるため、運動講座や指導を開催します。また、2つ目として、被保険者の生活の質にも大きく影響する人工透析へと重症化しないように、対象の人へ個別の栄養・保健指導、健康教室を開催しますので、参加してください。
特定健診の有無と生活習慣病医療費
項 目 | 一人当たり医療費(円) | |
---|---|---|
生活習慣病なし | 特定健診受診あり | 2368 |
特定健診受診なし | 1万2805 | |
生活習慣病あり | 特定健診受診あり | 6359 |
特定健診受診なし | 3万4377 |
特定健診を受けていない人の医療費が高くなっています。
病気の人は特定健診を受けない傾向もあると思いますが、特定健診を受けることによって早期発見につながり、病気が重くならないことがうかがえます
計画内容は 下記から見ることができます(第3期大野市特定健康診査等実施計画・第2期大野市国民健康保険保健事業実施計画(データヘルス計画))
第3期大野市特定健康診査等実施計画・第2期大野市国保保健事業実施計画(データヘルス計画) (PDF:2,444KB)
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