エコドライブ実践マニュアル-発進・加速編
車の走行は発進、巡航、減速停止の3パターンに分けられます。発進・停止が多い市街地を走行する場合、
発進時に最も多く燃料を消費します。発進時の燃料消費を削減できれば大幅に燃費を良くする事ができます。
信号待ちの後などに自動車を発進させる場合は、どうしても急発進になりがちです。急発進を行うと、燃料の
消費量も多くなります。
また、変速機がハイギアになるほど燃費はよくなるので、早めのシフトアップを心がけましょう。A/T車の場合、
アクセルをおだやかに踏み込んで加速すると、より低速でシフトアップすることができます。
おだやかな発進を心がける
急発進をやめることにより燃料消費量の削減が期待できます。目安としては11秒で40キロメートル/h(約60m走行)
に到達する感覚です。
ブレーキを離して車が動き出してからアクセルを踏みはじめましょう。
10段階をイメージしたおだやかなアクセル操作で加速する
加速度が一定になるように加速することで、より燃料使用量の削減が期待できます。
踏み初めは強く踏み込みがちなので、一呼吸おく感覚で少しだけ踏み、次第にアクセルを踏み込みます。
踏み込みの操作を10段階でコントロールするイメージで操作しましょう。
目標速度に近づいたらアクセルを早めにゆるめる
目標速度に近づいたら、早めにアクセルをゆるめましょう。
また、前方の車両の挙動を把握することにより、不要なブレーキを踏まなくて良いようにしましょう。