エコドライブ実践マニュアル-走行編
走行時は、できるだけ一定の速度で運転するようにしましょう。
また、同じ走行速度でも車速変動の大きさが燃料消費量を増加させますので、無駄なアクセルを減らして
できるだけブレーキを踏まなくて良い運転を心がけましょう。
惰性走行を活用する
加速の必要がないときは、アクセルから足を離して惰性走行をできるだけ活用するようにしましょう。
特にエンジン回転数が通常1500回転以上でアクセルから足を離すと燃料カットが作動してさらに燃費が
良くなります。
経済速度で運転を
一般道路では40キロメートル/h程度、高速道路では80キロメートル/hが経済的な速度です。
自動車の空気抵抗は、速度の2乗に比例して大きくなりますので速度を出しすぎると燃料消費量を増加させる
ことになります。
車速の変動をなくす
頻繁に減速したり加速したりすることにより車速の変動が大きいと燃料消費量を増加させます。
車間距離が短いとついついブレーキを踏む回数も増えがちになります。充分な車間距離をとって、車速変動の
少ない定速走行を心がけましょう。
また、信号や駐車車両、工事箇所の有無など周囲の状況をよく見て、早めに対処することでむだな加減速を
抑えることができます。
登り坂で速度が落ちてからアクセルを踏み足すと燃費悪化の原因となります。坂の手前から余裕をもって
アクセルを踏み足しましょう。速度が上がる下り坂ではアクセルを緩め、スピードを一定に保ちましょう。
注意
下り坂などでの惰性走行中でも、絶対にエンジンを切らないで下さい。エンジンを切るとブレーキやハンドルが
非常に重くなり、事故を引き起こす恐れがあるので大変危険です。