環境保全型農業支援事業のご案内
環境保全型農業直接支払交付金について
環境問題に対する国民の関心が高まる中で、我が国の農業生産全体の在り方を、環境保全を重視したものに転換していくとともに、農業分野においても地球温暖化防止や生物多様性保全に積極的に貢献していくため、より環境保全に効果の高い営農活動の普及推進を図ることを目的としています。
事業の説明パンフレットについて
事業説明パンフレットはこちら(PDF:1,644KB)
事業内容について
1.対象者と対象農地
対象者
【農業者の組織する団体】
(申請する団体は以下の要件を満たすこと)
- 複数の農業者、又は複数の農業者及び地域住民等の地域の実情に応じた方々によって構成される任意組織
- 団体規約の作成
- 共同口座の開設
※単独で事業を実施しようとする農業者(個人・法人)は、以下のいずれかの条件に該当して、市が特に認める場合対象になります
- 集落の耕地面積の一定割合以上の農地において対象活動を行う農業者
- 環境保全型農業を志向する他の農業者と連携して、環境保全型農業の拡大を目指す取り組みを行う農業者
- 複数の農業者で構成される法人
◆団体の各構成員は以下の要件を満たしてください◆
- 主要作物について販売することを目的に生産を行っていること
- 国際水準GAPを実施していること
[取組内容]
- 国際水準GAPに関する指導・研修を受ける
- 「GAP理解度・実施内容確認書」を提出する
※民間団体による第三者認証を取得している場合などは認証書等の提出をもって「指導・研修」や「GAP理解度・実施内容確認書」の提出を省略できることがあります
◆対象農地◆
農業振興地域内に存する農地
◆事業要件◆
申請団体において「自然環境の保全に資する農業生産方式を導入した農業生産活動の実施を推進する活動」を実施する。
2.対象となる取り組みと支援単価
対象となる取り組み |
10a当たりの支援単価 |
---|---|
有機農業 |
12,000円/10a |
堆肥の施用 | 4,400円/10a |
カバークロップ |
6,000円/10a |
リビングマルチ |
5,400円/10a |
草生栽培 | 5,000円/10a |
不耕起播種 | 3,000円/10a |
長期中干し | 800円/10a |
秋耕 | 800円/10a |
生き物緩衝地帯の設置 |
4,000円/10a |
総合的病害虫・雑草管理(IPM)と組み合わせた魚毒性の低い除草剤1回施用+畦畔機械除草3回以上 | 4,000円/10a |
中干延期 | 3,000円/10a |
冬季湛水管理 |
8,000円/10a |
総合的病害虫・雑草管理(IPM)と組み合わせた畦畔除草及び秋耕の実施 |
4,000円/10a |
総合的病害虫・雑草管理(IPM)と組み合わせた畦畔除草及び化学農薬不使用栽培 |
8,400円/10a |
炭の投入<令和3年度新設> | 5,000円/10a |
※国等の予算の状況により、支援の対象となる活動や単価は、今後変更となる場合があります。
3.事業取組に必要な書類の様式
提出区分 | 提出書類 |
---|---|
計画段階の報告 | 【計画の認定申請】
※申請時から取組面積等が変わった場合に提出
3. それぞれの計画詳細(県参考様式第3号)(エクセル:67KB)有機農業(参考様式3)(エクセル:36KB)
|
実績段階の報告 | 実施状況報告書 |
4.大野市環境保全型農業推進方針
平成25年度より化学肥料及び化学合成農薬の使用を地域の慣行から原則として5割以上低減する活動と「冬期湛水」を組み合わせた取組を実施するためには、大野市が作成した計画(大野市環境保全型農業推進方針)に即して実施されている取組みであり、かつ、生物多様性保全に資するものとしてその実施に関して、大野市長の承認等を得ていることが必要です。大野市で定めている大野市環境保全型農業推進方針は関連ファイルよりご確認ください。
関連ファイル
(福井県)環境保全型農業直接支払交付金の概要(PDF:1,644KB)
IPMチェックシート(魚毒、秋起、特栽1取組)(エクセル:21KB)
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