モンベルと「地方創生に向けた相互連携・協力に関する協定」を締結
アウトドアブランドのモンベルとの協定について
大野市は株式会社モンベルと「地方創生に向けた相互連携・協力に関する協定書」の調印式を実施しました。本包括協定により、以下の連携事項を強化していくことを岡田市長とモンベルグループ辰野代表より発表しました。
なお、株式会社モンベルが、「地方創生」を明文化した自治体との協定は全国初となります。
協定締結の様子
連携・協力事項
- 自然体験の促進による環境保全意識の醸成に関すること。
- 子どもたちの生き抜く力の育成に関すること。
- 自然体験を生かした健康増進に関すること。
- 防災意識と災害対応力の向上に関すること。
- エコツーリズムの促進による地域経済の活性化に関すること。
- 農林水産業の活性化に関すること。
- 豊かな自然の魅力発信に関すること。
- 前各号に掲げるもののほか、交流人口の拡大のため、相互に連携協力することが必要と認められる事項。
今後の活動として
協定書記入の様子
エコツーリズム、自然環境活動のほか、文化・歴史等を観光の対象としながら、環境の保全性と持続可能性を考慮する旅行、レクリエーションの在り方を検討していきます。
具体的には、登山ツアーや、自転車を活用したツーリング、カヌー体験、冬季のスノーシュー体験など大野の大自然を生かしたエコツーリズムを実施する予定です。
また、防災協力に関しては、モンベルがアウトドアで培った経験や知識、用具などを災害時に活用していきます。モンベルでは、阪神淡路大震災を契機に発足したボランティア集団「アウトドア義援隊」による災害支援を行っており、相互に連携・協力することとなります。
岡田市長のコメント
大野市が現在整備している重点道の駅は、太平洋側や日本海側での大規模な災害時のバックアップ拠点の機能を有していることから、モンベルにも広域災害時の支援をお願いしたいと考えています。
モンベルとのこれまでの経緯
平成28年10月
「mont-bell フレンドタウンパートナーズシップ証」を取り交わし、大野市が「モンベルフレンドエリア」に登録される
平成28年11月
株式会社モンベル代表取締役会長 辰野 勇氏が大野市を訪問し、連携・協力が可能であるかロケーションを確認
平成29年2月
「地方創生に向けた相互連携・協力に関する協定書」調印式を実施
株式会社モンベルをはじめ、モンベルグループの会社概要、取り組みを紹介します。