大野市と関西大学との連携プロジェクト展開中
関西大学の学生が「横町スタジオ」を拠点に大野市内で活動中です
関西大学と連携協定を締結しました
平成30年6月13日、大野市と関西大学は、教育、文化、人材育成、福祉、地域産業、学術研究などの各分野で協力する「連携協定」を締結し、「関わり続ける定住のカタチ」の実践による、結の故郷づくりに向けた基礎的研究に取り組んでいます。
この取り組みは、地下水をはじめとする地域資源に関する調査や、学生が大野市に滞在し自由に活動できる「関西大学 横町スタジオ」を設け、学生と住民との交流を通じ、住民と協力したまちづくり活動を目指しています。
これからも関西大学が持つ知的、人的、物的資源を大いに活用し、これまでの取り組みをさらに推進し、関西大学の教授や学生と市民との交流を通じ、活力ある地域づくりにつなげていきます。
連携協定の項目
- 特色ある地域づくりに関する事項
- 教育・文化の振興に関する事項
- 人材育成に関する事項
- 福祉の増進に関する事項
- 地域産業の振興に関する事項
- 学術研究に関する事項
- その他、双方協議して必要と認める事項
関西大学「横町スタジオ」の紹介
旧 川瀬ふとん店の空き家を建築環境デザイン研究室の学生たちがリノベーションし、大野市内での活動拠点として活用しています。
市民のみなさんとの座談会やワークショップ、各種交流会なども随時開催しています。
横町スタジオ1
横町スタジオ2
主な活動紹介
ワークショップ開催
令和5年6月~11月
都市模型づくりワークショップの開催
都市計画についての関心を高めてもらうため、大野地区まちづくり推進協議会と連携し、まちの模型作りワークショップを開催しました。小学生を中心に、6回の講座に延べ約90人が参加、まちづくりについて考えるワークショップとなりました。
ワークショップ開催
令和4年11月~令和5年3月
つくって学ぼうワークショップの開催
生ごみやプラスチック、光害などの事柄に取り組む専門家を講師に招き、ものづくり等を通して、身の回りのモノの可能性や社会問題について考えるワークショップを計5回開催しました。小学生から大人まで合計約120名の方に参加いただき、参加者の会話も弾んだワークショップとなりました。
ミミズコンポスト
令和4年3月
ソーシャルコンポストの研究-地区単位で取り組む生ゴミの削減-
循環型社会の実現に向けて、ミミズによる生ゴミ削減の取り組みです。横町スタジオにミミズコンポストを設置し、エサとなる生ゴミは近隣住民から収集しています。令和3年度は、約270kgの生ゴミ処理を達成しました。これらのデータを元に、 今後は、ミミズの糞の堆肥化や、誰もが使いやすく愛着がもてるコンポストのデザイン及び制作を行っていきます。
空き地活用
令和2年8月
空き地活用
8月7日から10日の間、まちなかにできた空き地を活用するワークショップを開きました。平成30年度の「わたしが未来の市長」プロジェクトからの提案に着想を得たものです。今回は、コロナ対策として関西大学の学生が来れない代わりに福井大学の学生が参加し、空き地の持ち主の方をはじめとするさまざまな地元の人たちと協力して、魅力的な交流スペースづくりの実践に取り組みました。
空き店舗リノベーション
令和元年8月
空き店舗リノベーション
8月1日から4日の間、市内の高校生を募り、街中の空き店舗を改修するワークショップを開きました。これは、高校生による政策提案事業「わたしが未来の市長」プロジェクトで平成30年度に提案されたアイデアを基にしたものです。建築などに携わる市内の職人らの協力を得て、すてきな図書室を作り上げました。
「横町スタジオ」交流会
平成31年4月
「横町スタジオ」交流会
4月19日から20日かけて、建築環境デザイン研究室のゼミ生約15名が、「横町スタジオ」で春合宿を行い、それに合わせて、市民のみなさんと交流会を開いて親睦を深めました。素敵な料理をたくさん用意いただいたのは、市内のフードユニット「nishoku」のおふたり。地元食材に彩られ、参加者の会話も弾みました。
まちづくり研究報告会
平成30年度関西大学まちづくり研究報告会
3月16日の午後からは、市内で研究活動を行っている四つの研究室が、1年間の活動実績を報告しました。会場の市役所市民ホールには、市民や関係者合わせて60人あまりが集い、教授や学生の発表に熱心に聞き入っていました。
市民からは、大野の地下水をテーマとした研究内容に対して質問が投げかけられたり、「市民との協働はすばらしい取り組み」といった感想が寄せられたりしました。
「横町スタジオ」ワークショップ
平成31年3月
「わたしが未来の市長」プロジェクト提案実現委員会
3月16日、高校生による政策提言事業「わたしが未来の市長」プロジェクトの平成30年度審査員特別賞に輝いた「空き家0~大野市まるごとキャンパスビジョン~」の提案内容について、大学生や地元住民、建築分野の専門家らが、本気で考えてみようというワークショップを開催しました。会場の横町スタジオには、入りきらないほどの人たちが集まる中、提案を考えた大野高校1年D組の生徒も参加。グループワークを通して、空き家の活用方法などについて意見を出し合いました。
木工ワークショップ
平成30年12月
「小さな屋台の物語」
12月15日、福井県奥越農林総合事務所と横町スタジオの共同企画で、県産材を使った簡易屋台を製作する木工ワークショップを開催しました。
平成30年10月
横町スタジオに学生が1ヶ月間滞在し、観光イベントなどに出展するなど、さまざまな活動を行いました。
「お箸つくって産業と食彩フェアたべる。」
10月20日~21日、越前おおの産業と食彩フェアに出展し、県産材を使った箸作り体験のワークショップを開きました。
九頭竜紅葉まつり出展
10月27日~28日、九頭竜紅葉まつりに出展し、箸作り体験などを行うとともに、豚汁の振る舞いに学生が協力するなど、まつりを盛り上げました。
平成30年7月
「横町でラヂオ体操」
横町スタジオに学生が1ヶ月間滞在し、7月25日から8月3日の間、地域住民のみなさんと一緒にラジオ体操を行い、交流を図りました。
研究活動の報告
令和5年度
関わり続ける定住のカタチの実践による「結の故郷」づくりに向けた基礎的研究(PDF:1,555KB)
大野盆地における機械学習による観測井地下水位予測に関する研究(PDF:5,299KB)
令和4年度
福井県大野盆地における地下水利用を考慮した水収支に関する基礎的研究(PDF:2,679KB)
関わり続ける定住のカタチの実践による「結の故郷」づくりに向けた基礎的研究(PDF:3,361KB)
関西大学生と市民との協働による城下町エリアの暮らし方再発見と情報発信(PDF:7,050KB)
地元団体との協働による横町スタジオの運営と研究活動(PDF:49,435KB)
令和3年度
福井県大野盆地における地下水利用を考慮した水収支に関する研究(PDF:4,794KB)
関わり続ける定住のカタチによる結の故郷づくりに向けた基盤的研究(PDF:3,226KB)
景観から読み取る 越前大野の水と神社 そして暮らし(PDF:1,897KB)
関わり続ける定住のカタチの実践による「結の故郷」づくりに向けた基礎的研究(PDF:1,583KB)
令和2年度
福井県大野盆地における3次元地下構造解析および総合的な地下水収支に関する研究(PDF:8,444KB)
関わり続ける定住のカタチによる「結の故郷づくり」に向けた基礎的研究(PDF:18,683KB)
大学生による大野市の城下町エリアの暮らし方再発見と情報発信の実施(PDF:6,668KB)
関わり続ける定住のカタチの実践による「結の故郷」づくりに向けた基礎的研究~地域への愛着と定住意識~(PDF:1,598KB)
令和元年度
福井県大野市に置ける地下水利用実態に関する研究(PDF:13,043KB)
雰囲気づくりを軸とした多世代の協働による横町スタジオの活用と運営の検討(PDF:5,855KB)
関わり続ける定住のカタチの実践による「結の故郷」づくりに向けた基礎的研究(PDF:2,478KB)
平成30年度
大野盆地の地下水性状および賦存量の定量的な把握(PDF:6,524KB)
住民との協働による関西大学横町スタジオの運営に向けた検討会と実践ワークショップの実施(PDF:4,002KB)
大学生による大野市の城下町エリアの暮らし方発見と情報発信の実施1(PDF:1,708KB)
大学生による大野市の城下町エリアの暮らし方発見と情報発信の実施2(PDF:6,669KB)
まちづくりに関わる市民意識の醸成に関する実践的活動(PDF:948KB)
平成29年度
大野盆地の地下水性状および賦存量の定量的な把握(PDF:4,895KB)
住民との協働による関西大学横町スタジオの運営に向けた検討会と実践ワークショップの実施(PDF:958KB)
大学生による大野市の城下町エリアの暮らし方発見と情報発信の実施(PDF:1,531KB)
まちづくりに関わる市民意識の醸成に関する実践的活動(PDF:721KB)
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