文化庁認定100年フード「半夏生さば」
100年フード認定記念展示「半夏生さばに注目!」開催
展示の概要
令和3年度に文化庁100年フードに認定された「半夏生さばの食文化」について紹介する展示を行います。
期間
令和4年6月18日(土曜日)~7月18日(月・祝)
場所
市役所市民ホール
観覧料
無料
ギャラリートークのお知らせ
学芸員が展示の前で「半夏生さばの食文化」について解説します。
日時
令和4年6月25日(土曜日) 午前11時~(30分程度)
参加料
無料
申込方法
6月24日(金曜日)午後4時までに電話で申し込み
生涯学習・文化財保護課 電話:65-5590
大野と鯖
大野市は福井県東部に位置する内陸部ですが、江戸時代には、現在の越前町に「西方領」と呼ばれる領地(飛地)を持っていました。
そのため、本来はなじみの薄い海産物も多く手に入れることができました。
江戸時代に書かれた「大野往来」によれば、西方領からはワカメやホンダワラなどの海藻、鯛やスズキ、アワビなどの海産物が藩に献上されていたと記録されています。
江戸時代から続く郷土の料理 ~伝統の100年フード~
文化庁が今年度から認定を始めた「100年フード」に、大野市の「
「半夏生さばの食文化」が文化庁100年フードに認定
農民にふるまわれた鯖代
(現代語訳)(野尻貞子家史料)
半夏生に野尻家で行った振る舞いの記録
安政元年(1855)6月8日(新暦7月21日)、半夏生のため田植えを行った時に、手伝いとして雇った人に「振る舞い」をした。人数は、甚右衛門の妻、庄右衛門の妻、庄九郎の息子、弥三郎の妻、園右衛門の妻、新三郎の妻、弥助の妻、善兵衛の妻、源之助の息子、次左衛門の娘、久蔵の妻の計11人と、野尻家で雇っている4人だった。これら15人に、最近鯖代が高くなったことから、銀5分(おおよそ600円)を焼鯖代として渡した。
(現代語訳に当たり、表現の一部を改めました)
鯖のまとめ買い
(現代語訳)(北野七左衛門家文書)
一 鯖200本
右(鯖200本)は(藤田次右衛門様が)山田角助へお頼みになったもので、持って行かせますので、お受け取りください。
(以下略)
(現代語訳に当たり、表現の一部を改めました)
(北野七左衛門家文書)
伝統の100年フードを味わう
伝統の100年フード「半夏生さば」を購入できる店舗を紹介します。
→越前おおの観光ガイド(運営:大野市観光協会)「半夏生さば」(外部サイト)
伝統の100年フード「半夏生さば」の美味しい食べ方をご紹介します。
→ 大野ならではの食材を使ったメニューをご紹介~はげっしょさば~
このページのお問い合わせ先
生涯学習・文化財保護課
福井県大野市城町9-1 学びの里「めいりん」内
電話番号:0779-65-5590
ファクス:0779-66-2885
メールアドレス:shobun@city.fukui-ono.lg.jp