大野市小中学校再編計画の推進について
小中学校の再編を進めています
教育委員会は、令和3年12月に「大野市小中学校再編計画」を改訂し、本計画に沿って、令和6年度に中学校、令和8年度に小学校を再編するための取組みを進めていきます。
※ 大野市小中学校再編計画についてはこちらをご覧ください。
再編計画を進めるに当たって
1 再編の目的と考え方
本市の児童生徒にとって最適な教育環境を整備し、「大野市が目指す学校教育」の実現を目指すために、一定規模の学習集団を確保し、最適な教育環境を整備することが必要です。
このため、学習環境を充実すること、成長過程を重視すること、地域との関係に十分配慮することを基本的な考え方とします。
2 再編計画の着実な推進
小中学校の適正規模化を図り、本市の子どもたちにとって最適な教育環境の整備を着実に進めるため、新しい枠組みの学校区ごとに再編準備委員会を設置して、保護者、地域、学校、行政が一体となって協議を進めます。
3 再編準備に当たっての基本的考え方
(1)再編については、新しい学校文化を創造する「新生」の考え方を基本とします。同時に、この機をとらえ市内全校あげて新しい大野市の教育を構築します。
(2)大きなことは大人が責任をもって決め、細かいことは子どもの意見を十分に尊重します。児童生徒も積極的に学校生活の準備に参画できるよう配慮し、主体性を育てる絶好の機会にします。
(3)各学校の歴史と伝統、文化を大切にすることを常に意識しながら進めます。また、児童生徒の事前交流を十分に行い、全員が安心できるよう丁寧に進めます。
4 再編に向けた課題
(1)児童生徒の負担軽減
- 学校生活や生徒会、行事の調整
- 事前交流(在校生、新入生)、放課後の居場所づくり
- 部活動のあり方
(2)通学の負担軽減
- スクールバスの運行経路
- 通学路等の安全確保
(3)保護者の負担軽減
- 学用品の調整
5 再編準備委員会の組織及び委員
新校区ごとに再編準備委員会を設置します。
(1)校区の捉え方
- 新校区で設置し、部会でそれぞれの課題を協議します。
(2)設置時期
- 中学校 令和4年6月
- 小学校 令和6年5月
(3)部会の設置
- 委員会の下部組織として、次の部会を設置して協議します。
- 総務部会 統合式典、統合事業、跡地活用
- PTA部会 組織改編、役員選出、財産引継ぎ、PTAの事前交流
- 学校運営部会 学校生活や行事、事前交流、学用品(内履き、体操服など)
- 通学部会 スクールバス、通学
6 再編準備委員会の合意形成方法
各打合わせ会 各学校又は関係校が共同で打合せや事前準備を行う
各部会 各打ち合わせ会の結果を基に部会としての総意を協議、決定
全体会 各部会の協議結果の承認、重要な方針の決定