公共施設で市内産の再生可能エネルギー電力を利用しています
「再エネの地産地消」で電力由来のCO₂排出が実質ゼロに
大野市では、カーボンニュートラルの達成と地域課題の解決を同時に実現することを目指し、さまざまな取組を進めています。
その一環として、市役所のCO₂排出削減と再生可能エネルギーの地産地消を推進するため、市内の再生可能エネルギー設備で発電された電力を公共施設で積極的に利用しています。この電力を利用することで、電力由来のCO₂排出量は実質ゼロとなります。
再エネ電力を利用する公共施設と電力の種類
| 再エネ電力を利用する公共施設 | 電力の種類 |
|---|---|
| 越前大野城 | 市内の家庭等の太陽光発電設備で発電された電力 |
| トロン温浴施設うらら館 | 市内の家庭等の太陽光発電設備で発電された電力 |
| 本願清水イトヨの里 | 市内の小水力発電所で発電された電力 |
| あかね保育園 | 市内の木質バイオマス発電所で発電された電力 |
| 荒島保育園 | 市内の木質バイオマス発電所で発電された電力 |

CO₂排出削減効果(推計)
この取組により、5施設の年間電気使用量36万kWh(令和5年度実績)を再エネ電気で賄うことになり、これによるCO₂排出削減量(推計)は年間175t-CO₂となります。これは、市役所全体の電気使用によるCO₂排出量(6,626t-CO₂【令和5年度実績】)の2.6%となります。
家庭や事業所で再エネ電力を利用しませんか
公共施設だけでなく、一般家庭や事業所でも再生可能エネルギー由来の電力を利用することができます。利用するには、小売電気事業者が提供する再エネ電力プランと契約する方法があり、設備投資は必要ありません。再エネ100%のプランを選択した場合、電力使用に伴うCO₂排出量は実質的に発生しません。地球温暖化防止への貢献、市内のエネルギー自給率の向上、企業価値の向上などにつながる取組として、再エネ電力を利用しませんか。

























