平成30年7月定例会 市長就任あいさつ
本日、第408回大野市議会定例会が開会されるに当たりまして、就任のごあいさつの機会を与えていただきましたことを感謝申し上げます。
このたび、私は、先の大野市長選挙において、市民の皆さまからの御負託を受け、第17代大野市長に就任いたしました。歴史と伝統ある大野市政を担う重責に身が引き締まる思いでございます。
私は、ご縁があって大野市に参りまして、大野市の一職員として地域づくりに取り組んでまいりました。そして、このたび、名前も顔も知られていない新人の私が政治の道を歩み始め、選挙において1万票を上回る多くのご支持をいただき、その重みを実感しているところです。
今、この場に立たせていただいていることに対し、全ての支援者の方々へ深く感謝申し上げます。
私を支持していただいた方々をはじめ、市民の皆さまの信頼と期待に沿うことができるよう小さな体ではありますが、大野市の発展のために誠心誠意全力で取り組んでまいります。
今日の地方行政を取り巻く環境は、人口減少、少子化・高齢化などが急速に進み、ますます厳しいものとなっております。中部縦貫自動車道の延伸・開通などチャンスを生かして地域経済を活性化し、人口減少時代にふさわしい、簡素で効率的かつ分かりやすい行政の仕組みづくりが喫緊の課題です。
私は、選挙戦を通し、多くの市民の皆さまとお会いすることができました。市民の皆さまには、「一緒に挑戦する仲間になっていただきたい」と訴え、この出会いの中で、その思いは一層強くなっていきました。市民の皆さまからも、意見を言う場や活動を起こす機会を求める声が聴かれ、行政と市民・民間が一体となっての取り組みが進められることを期待してもおります。
北陸3県で初めての女性首長として注目されており、有難いことであると受け止めています。市政運営に当たっては、私らしく、持続可能なまちづくりを目指してまいりたいと考えています。
市民の皆さまが大好きな大野を、もっとたくさんの人々に好きになってもらえるよう、また、時代の変化に対応し、将来の大野市を担う人々に引き継げるよう取り組んでまいる所存でございますので、議員各位のご支援ご鞭撻を賜りますようお願いいたしますとともに、市民の皆さま方には、一緒に挑戦する仲間になって御協力を賜りますようお願い申し上げ、市長就任のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。