このページの先頭です
このページの本文へ移動

最終更新日:

2022年11月28日

ページ番号:

629-802-033

サイトメニューここまで

本文ここから

令和4年12月定例会 提案理由説明

 令和4年12月第430回大野市議会定例会の開会に当たり、最近の諸情勢や市政の重要課題の取組状況について申し述べますとともに、提案いたしました各議案の概要について御説明申し上げます。
 
 本市出身のスポーツ選手たちが、輝かしい結果を残す明るい話題が舞い込んできました。
 中村悠平選手が活躍し、東京ヤクルトスワローズが、セントラル・リーグ2連覇を果たしました。
 日本学生陸上競技対校選手権大会及びアスレチックスチャレンジカップにおいて、国士舘大学の奥村仁志さんが、男子砲丸投げで優勝されました。
 国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」において、福井科学技術高校の篠島瑠樹さんが自転車少年男子ポイントレースで優勝されました。
 皆さんの今後益々の御活躍を期待いたします。

 国内では、新型コロナウイルス感染拡大及びウクライナ情勢を背景とした国際的な原材料価格の上昇や円安の影響などで、日常生活に密接なエネルギーや食料品等の価格上昇が続いています。
 総務省が今月発表した10月の全国消費者物価指数の総合指数は、変動の大きい生鮮食品を除き、前年同月と比べ3.6パーセント上昇し、消費税導入時を上回る40年ぶりの伸び率となりました。
 このような中、国は、「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を先月、閣議決定し、この中に地方自治体向けの交付金が盛り込まれています。
 本市においても、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、市民が各種サービスを受けられるとともに、事業者の経営悪化を防ぐよう、迅速に対応します。

 先の大野市議会9月定例会に上程され、継続して審議をしていただきました、議案第49号 令和3年度大野市歳入歳出決算認定について、議案第50号 令和3年度大野市水道事業会計の決算認定について、議案第51号 令和3年度大野市簡易水道事業会計の決算認定について、議案第52号 令和3年度大野市下水道事業会計の決算認定についての4議案につきましては、ただ今、認定を賜り厚くお礼申し上げます。
 今後の予算編成や執行におきましては、委員長より御報告がありました御意見や御指摘を十分心掛け、市政運営に反映させていきたいと思います。
 来年度は、第六次大野市総合計画の将来像「人がつながり地域がつながる 住み続けたい結のまち」の実現に向け、前期基本計画の3年目となります。
 令和5年度当初予算編成に当たり、前期基本計画の成果を意識し、中部縦貫自動車道の延伸や北陸新幹線金沢敦賀間の開業を見据え、戦略的に施策を展開することとし、来年度に開催を予定している「星空の街・あおぞらの街」全国大会など、大型行事を機に情報発信を強化し、稼ぐ力を発揮すること、また、「大野市高速交通アクションプログラム」や「子育てしやすいまちづくり」「健康のまちづくり」「デジタル化」「脱炭素」「人づくり・人材育成」の各種施策を積極的に推進するとともに、ウィズコロナ、アフターコロナの社会に必要な施策を検討することを指示したところです。

 本市の重要課題の進捗状況について、第六次大野市総合計画の構想実現のための六つの分野・基本目標に沿って御説明申し上げます。
 最初に「こども分野 未来を拓く大野っ子が健やかに育つまち」について申し上げます。
 改正民法が本年4月から施行され、成年年齢が18歳に引き下げられました。本年度18歳と19歳を迎える市内の方、約500名に対し大野市長のお祝いメッセージを送付しました。

 次に、屋内型子どもの遊び場整備の検討状況について申し上げます。
 子どもたちが天候に関わらず楽しく遊び、子育て世代が交流できるよう、まちなか交流センターを改修し、施設の整備を進めていきます。
 市内の幼児・児童の保護者を対象に実施した、施設整備に関するアンケート調査においては、施設への期待、関心のある遊具や設備などについて、たくさんの御意見をいただきました。
 これらの御意見を生かしながら、基本計画の作成を行うため、係る経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 先月開催した図書館まつりは、5年目を迎えました。
 中学生や高校生が、お勧めの本を紹介しあうビブリオバトル、本の修理相談、図書館のキャラクター「おとしょちゃん」の早口言葉大賞の発表など、新たな取り組みを行い、約2,100名の方に御来場いただきました。

 次に、中学校の再編に向けては、諸課題を解決するため教育委員会が設置した再編準備委員会の4つの専門部会において、協議を行っております。
 これまでの協議結果は、今月開催された新開成中学校区と新陽明中学校区の合同の再編準備委員会において承認されました。
 引き続き、残る課題についても、各部会で協議を進めていきます。
 旧乾側小学校・幼稚園跡地につきましては、土地の測量業務が完了し、現在、土地所有者と借地返還に向けた協議を進めています。
 また、開成中学校と陽明中学校、下庄小学校の改修に係る委託業務につきましては、建物の劣化状況調査や外構の現況測量などを進めるとともに、各学校の御意見をお聞きしながら、実施設計を行っています。

 次に、文化財の保存と活用について申し上げます。
 教育委員会は、「大野市文化財保存活用地域計画推進協議会」を今月立ち上げ、文化財分野の専門家に加え、観光や商工分野、文化分野などからも委員として参画いただき、計画を進める体制を整えました。
 また、今月、牛ケ原にある「伝大野城式台前門(喜多山家長屋門)」を市の有形文化財の建造物に指定しました。
 なお、文化財の活用につきましては、民俗資料館に収蔵されている資料を整理し、「すむ」、「たべる」、「あそぶ」などの用途に分け、展示内容の刷新を図り、9月から一般公開を始めました。

 次に、「健幸福祉分野 健幸で自分らしく暮らせるまち」について申し上げます。
 スポーツと健康づくりについて、先月、明治公園において、特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会が開催され、約370名の参加者が夜明けと共に、元気よく体を動かしました。
 当日の模様は、ラジオを介して、日本国内のみならず、ブラジルをはじめとした海外の国にも配信されました。
 また、同日、エキサイト広場において、健康・食守フェスタとスポーツ・レクリエーション祭を同時に開催し、約400名が参加しました。
 NHK「みんなで筋肉体操」でおなじみの谷本道哉さんによる筋肉体操のレッスンをはじめ、血管年齢測定や、様々なスポーツ・レクリエーション体験、食育活動のパネル展示などを実施しました。

 次に、民生委員・児童委員について、来月、厚生労働大臣より100名が委嘱されます。
 委員の活動が円滑に始められるよう、民生委員児童委員協議会が主体となり、各種研修会などが実施されます。
 本市といたしましても、協議会と連携・協力し、委員の活動を支援していきます。

 次に、住民税非課税世帯及び家計急変世帯に対し、1世帯当たり5万円を支給する国の「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」につきましては、手続きが整った世帯から順次支給しています。今月21日現在、1,517世帯に対し給付を終えています。
 国内における新型コロナウイルス感染症は拡大傾向にあり、「第8波」に入ったことが有識者から示されています。
 福井県独自の「感染拡大注意報」が明後日まで延長されており、市民には、引き続き、早めのワクチン接種、換気の徹底、「おはなしはマスク」など、県民行動指針に沿った感染防止策を依頼しています。
 新型コロナワクチン接種について、生後6か月以上の方を対象に、従来株のワクチンを接種しています。
 また、12歳以上で、2回目接種を完了後3か月経過した方を対象に、オミクロン株対応ワクチンを接種しています。
 過去2年は、年末年始に感染が拡大していることから、年内に希望する対象者が接種できるよう、医療機関での個別接種と、オミクロン株対応ワクチンの集団接種の体制を整えています。

 次に、「地域経済分野 歴史・風土と新たな強みを生かした活力あるまち」について申し上げます。
 中部縦貫自動車道の整備について、先月、荒島第2トンネルの実貫通式に、私も立ち会わせていただき、約4年を要したトンネルの貫通に、工事関係者の皆様と感動をともにしました。
 それ以外のトンネル工事も進捗しており、これまでに、大野油坂道路区間内10本のうち、5本のトンネルが貫通しました。
 9月には、インターチェンジの名称が正式に決定したことにより、改めて本年度中の勝原インターチェンジまで、そして来年秋の九頭竜インターチェンジまでの開通が間近に迫ってきたことを実感しています。
 一日も早い全線開通に向け、9月には大野市と大野市議会未来へつなぐまちづくり特別委員会が、また、先月には中部縦貫自動車道大野油坂道路整備促進連絡協議会などが、要望活動を実施しました。
 今後も、あらゆる機会を活用し、要望活動を続けてまいりますので、議員各位の御支援と御協力をお願いします。
 工事の進捗状況について、「大野・荒島区間」では、10の橋梁のうち、堂動川橋など6橋が上部工まで完成、残る真名川橋など4橋についても橋桁までが完成し、現在は床版工事が進められています。
 また、道路の盛土区間では、路盤工事やアスファルト舗装工事などが鋭意進められています。
 「荒島・九頭竜区間」では、荒島第1トンネルなど4本の貫通したトンネルで、覆工工事や舗装工事、設備工事などが進められています。
 「九頭竜・油坂区間」では、20橋の橋梁のうち、石徹白川橋と水谷橋の2橋が上部工まで完成しています。此の木谷橋、新子馬巣谷橋など13橋の工事が鋭意進められているほか、トンネル6本のうち、川合トンネルなど4本で掘削工事が進められています。

 次に、「星空の街・あおぞらの街全国大会」が、高円宮妃殿下に御臨席賜り、環境大臣、東京都知事などの御参列のもと、先月、東京都三鷹市で開催され、本市が次の全国大会開催地に決定しました。
 来年10月8日と9日の開催が予定されています。

 市内において、先月から今月にかけて、秋の行楽シーズンに、多くの来場者でにぎわいました。
 まちなかでは、「城下町キャラバン」や「七間楽市」、3年ぶりの「越前おおの産業と食彩フェア」などが、九頭竜エリアでは、化石発掘体験センターHOROSSA!の5周年記念イベントや、こちらも3年ぶりの「九頭竜紅葉まつり」などが開催され、また、「どんぐりの森づくりイベント」も実施されました。
 この他にも、市民団体などが主催する催しが市内各地で開催され、どの会場も多くの来場者で賑わいをみせ、活気に溢れていました。

 次に、越前おおのおいしいお米コンテストについて、申し上げます。
 生産者の意識を高め、大野産米のより一層の食味向上を図ることを目的として、先月、「越前おおのおいしいお米コンテスト」を開催しました。
 一般部門では旭 政一さんが、特別栽培部門では旭 政則さんが金賞を受賞されました。

 次に、そばの振興について申し上げます。
 今月、「結の故郷越前おおの新そばまつり」が、3年ぶりに開催されました。
 市内外のそば愛好家の9団体が自慢の腕を振るい、2日間で約12,700杯が提供され、市内外から多くの方に、大野在来そば品種による、香り豊かな新そばの食べ比べを満喫していただきました。

 次に、「スターランドさかだに」について申し上げます。
 特産のそばや有機農業のPR、そば打ちや農業体験などを通して地域間交流を促進するため、阪谷地区の有志団体が集まり、この度「スターランドさかだに」を活用する計画がまとまりました。
 同施設の再開に向けた準備に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、エネルギーや食料品の価格が高騰するなか、生活者及び事業者を支援するために、市内における消費行動を促しています。
 本年4月から開始した電子割引クーポン「おおの割」と、9月から実施した「もっとおおの割」は、今月17日時点で、約1億6千万円以上の消費行動につながりました。
 今後、クリスマスシーズンや年の瀬を迎えるにあたり、市内での消費喚起の効果が継続して期待できることから、来年2月上旬まで追加発行をすることとし、必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、林道施設の災害復旧について申し上げます。
 8月上旬の大雨により、被害が発生した林道法恩寺線など3路線の復旧工事を行うため、必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。

 
 次に、「くらし環境分野 豊かな自然の中で快適に暮らせるまち」について申し上げます。
 市内の関係機関・団体などで構成する「大野市脱炭素ビジョン策定協議会」を、先月開催し、省エネや再エネの導入、CO2の排出量や吸収量の経年変化をシミュレーションした「脱炭素シナリオ」について協議しました。
 また、普及啓発活動として、各中学校において「笑って学ぶ!Eco落語」を、ショッピングモールVioにおいて「Eco遊園地」を開催しました。

 次に、健全な水循環に関する取り組みについて申し上げます。
 水環境に関する調査研究、水に関する市民の教育啓発推進などについて、連携・協力する協定を、先月、香川大学と締結しました。
 また、小学生を対象とした自然に親しむイベント「自然ふれあい探検隊」を開催しました。7月の清滝川の調査に続き、木瓜川において生き物と水質の調査を、南六呂師において植樹体験会を実施し、合わせて約50名の児童と保護者が参加しました。
 地下水対策につきましては、先月から約40ヘクタールの水田湛水を実施しており、例年どおり地下水位の観測を継続し、その動向を注視しています。

 次に、本年4月に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に規定されたプラスチックごみの分別・資源化に向けて、勝山市及び大野・勝山地区広域行政事務組合と連携して検討しており、各市において令和6年度から回収を実施できるよう準備を進めていきます。
 なお、来年度以降の一般廃棄物収集運搬業務に係る債務負担行為を追加する補正予算案を、本定例会に提出しています。

 次に、JR越美北線の全線開通50周年について申し上げます。
 JR越美北線は、来月15日に九頭竜湖駅までの全線開通から50年を迎えます。
 これを記念して、「越美北線と乗合バスに乗る運動を進める会」と連携し、先月の九頭竜紅葉まつりの会場において、恐竜化石号の車両を模したタイムカプセルをお披露目し、全線開通50周年を祝いました。
 なお、本年度は公共交通の利用促進として、同会と連携した公共交通乗り方教室や、九頭竜紅葉まつりに合わせて、ふれあい市民号の運行などを行っています。

 次に、「地域づくり分野 みんなでつながり地域が生き生きと輝くまち」について申し上げます。
 大野市総合文化祭を先月から今月初旬にかけて開催しました。
 芸能部、展示部の全行事が揃っての開催は3年ぶりとなり、期間中約6,800名の来場者が芸術の秋を楽しみました。
 また、COCONOアートプレイスにおいて、先月から今月にかけて、県内在住の若手芸術家 西野カイン氏の絵画作品展を開催しました。期間中には、西野氏による制作をリアルで観ることが出来る「ライブペイント」も実施し、作家との一体感を感じる企画展としました。
 来年3月に施設開館5周年を迎えることから、1月28日から「市民所有の絵画展」を開催し、最終日の3月21日には、アートとまちづくりについてのトークイベントを行います。
 昨日は「森山良子コンサート」を開催し、今夜は「齊藤一郎とアポロ室内管弦楽団のプレミアム・クラシックコンサート」が市民団体により開催されます。
 この他、「六呂師高原アルプス音楽祭」や「合唱団 清ら」の定期演奏会、「木のぬくもりぬくぬくコンサート」なども市民団体により開催され、市民の文化芸術に対する関心が高まっています。

 次に、防災の取り組みについて申し上げます。
 先月、富田公民館を主会場として、自主防災組織、地域住民、消防団、災害協定団体、国・県の関係機関など、約200名が参加し、大野市総合防災訓練を実施しました。
 記録的な大雨で洪水、浸水、土砂災害の危険が高まっていることを想定し、災害情報の伝達や住民避難、コロナ禍における避難所の開設・運営、非常食セットの作り方講習など、より実践に近い訓練としました。
 また、昨年の災害対策基本法の改正により、災害時の避難に支援を要する方の避難支援プランを作成するために必要な「大野市避難支援プラン作成計画」を本年度策定します。
 この計画の中で、避難支援対象者やプラン作成方法などを示し、来年度は、自主防災組織等による避難支援対象者個々の避難支援プランの作成を促進していきます。

 次に、消防行政について申し上げます。
 先月、千葉県で開催された全国消防操法大会の小型ポンプの部で、富田地区を管轄する大野市消防団第6分団が7位に入賞し「優良賞」を受賞しました。
 選手をはじめ関係者の皆様に敬意を表するとともに、今後の地域防災力の強化に期待します。
 なお、災害時の地域防災力の強化と消防団の活動環境を整備し、団員を確保するため、災害時に限定し出場する機能別消防団制度や育児等により長期間活動を休止できる制度を導入する「大野市消防団員の定員、任免、服務、報酬等に関する条例の一部を改正する条例案」を、本定例会に提出しています。

 次に、雪への備えについて申し上げます。
 今月、市民の協力を得て除雪対策を総合的に推進するため、大野市克雪市民会議を開催し、「令和4年度大野市雪害対策計画書」を策定しました。
 同計画書に基づき、市道約380キロメートルの除雪が実施できるよう万全の準備を進めています。
 道路除雪に必要な経費を計上した補正予算案を、本定例会に提出しています。
 除雪に関する啓発活動として、「越前おおの産業と食彩フェア」の会場内で、除雪車展示・乗車体験イベントを実施し、親子連れなど約350名が乗車を体験しました。
 また、市民の生活に密接な除雪情報について、市民サービスの向上を図るため、今冬から主要な市道の除雪状況をウェブ上で公開します。

 次に、「行政経営分野 結のまちを持続的に支える自治体経営」について申し上げます。
 政府は、令和4年秋の叙勲、褒章を発表し、叙勲では、庭山麗子さんが旭日双光章を、前田早苗さんが瑞宝双光章を、浦山一郎さんが瑞宝単光章を、危険業務従事者叙勲では、常脇昭廣さんが、瑞宝単光章を受章されました。
 褒章では、岩田繁憲さんと脇本浩嗣さんが、藍綬褒章を受章されました。
 全国的な表彰では、長年区長として、功績があった村西勝雄さんと林 小太郎さんが、全国自治会連合会表彰を受賞されました。
 保護司として長年尽力した朝日正幸さんと山口明美さんが、法務大臣表彰を受賞されました。
 学校保健及び学校安全に尽力した臼井 淳さんが、文部科学大臣表彰を受賞されました。
 長年、老人クラブ活動で尽力した大野長生会第26クラブが、厚生労働大臣表彰を受賞されました。
 優れた農業の経営を評価された農事組合法人アバンセ乾側が、全国担い手育成総合支援協議会会長賞を受賞されました。
 市政功労者表彰及び市長特別表彰「輝き大賞」につきましては、今月、表彰式を執り行い、市政功労者表彰には、地方自治の進展をはじめ、それぞれの分野において、市勢の発展に多大な貢献をいただいた13名の方を表彰させていただきました。
 市長特別表彰「輝き大賞」には、「地域社会の持続可能性への提言」をテーマに発表した、全国高校生プレゼン甲子園決勝大会で最優秀賞を受賞し、市民に希望と活力を与えた高校生1チームを表彰させていただきました。
 受章(受賞)された皆様方の、今後ますますの御活躍を期待申し上げます。

 次に、第六次大野市総合計画の推進について申し上げます。
 総合計画を推進するため、本年度立ち上げた専門部会では移住定住の分野について検討を重ねました。
 専門部会の中で委員から出された意見は、本市を知る、交流する、関係する、移住するの段階ごとに分類し、方策としてまとめられ、推進会議で報告されました。
 いただいた御意見を来年度以降の事業に生かしていきます。

 次に、行政改革の推進について申し上げます。
 先月、大野市行政改革戦略会議を開催し、「推進プラン」に掲げる36の取り組みについて、本年度の進捗状況を報告しました。
 そのうち、「業務上のリスク管理の強化」につきましては、内部統制の視点を取り入れた「大野市のリスク管理」を来年1月から実施し、効率的な行政運営を図ります。
 委員からの意見等を踏まえ、今後の取り組みにつなげてまいります。

 次に、市職員の定年の引き上げについて申し上げます。
 地方公務員法の一部改正により、来年度から地方公務員の定年が段階的に引き上げられます。
 本市においても、定年を60歳から65歳まで2年に1歳ずつ段階的に引き上げ、合わせて管理監督職勤務上限年齢制や定年前再任用短時間勤務制などを導入するため、関係する条例案を本定例会に提出しています。

 それでは、ただ今上程されました各議案の概要について御説明申し上げます。
 予算議案につきましては、一般会計、特別会計、企業会計の7会計で補正予算案を提出し、御審議をお願いするものです。
 一般会計の主なものといたしましては、これまで述べさせていただきました経費など合計6億1,996万1千円を追加し、予算累計額を191億1,938万4千円とするものです。
 また、債務負担行為として、企業版ふるさと納税マッチング支援業務や有終東小学校給食調理業務など3件の業務委託と、道の駅「越前おおの 荒島の郷」など公共施設の指定管理に係る4件の管理委託を設定するものです。
 各特別会計、企業会計の主なものといたしましては、給与改定や人事異動などに伴う職員給与費のほか、国民健康保険事業特別会計では、保険給付費等交付金償還金を、農業集落排水事業特別会計と下水道事業会計では、排水処理施設に係る維持管理経費の増額などを計上しています。

 次に、条例議案といたしましては、地方自治法又は地方公務員法の改正に対応するための「市長等の損害賠償責任の上限を定める条例案」と「大野市職員の高齢者部分休業に関する条例案」などのほか、「大野市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案」など6議案、その他議案は、「大野市九頭竜保養の里」、「大野市駐車場」及び「大野市城下町西広場」の指定管理者の指定について、「財産の取得について」の4議案を提出しており、合計17議案について御審議をお願いするものです。
 各議案の内容につきましては、それぞれ担当部局長が説明しますので、慎重に御審議の上、妥当なる御決議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

このページのお問い合わせ先

秘書広報室

福井県大野市天神町1-1

電話番号:0779-64-4825

ファクス:0779-65-8371

メールアドレス:hisyo@city.fukui-ono.lg.jp




ライフシーンやテーマで探す

  • 妊娠・出産・育児
  • 結婚します
  • 高齢になりました
  • 引越しします
  • お亡くなりになられたときは
  • 雪がふる前に
  • いざというときのために
  • 教育について
  • お仕事について
  • 健康が気になります
  • ごみ・リサイクルについて
  • 生涯学習について
  • 手当・助成について
  • 書式ダウンロード

大野市の施設

大野市の施設一覧

大野市の図書館

大野市の博物館

消防署

関連サイト

越前大野観光ガイド

電子申請届出サービス

道の駅 九頭竜

道の駅 越前おおの 荒島の郷

特産品はこちら

農林樂舎

平成大野屋

昇竜

以下フッターです。

大野市役所

〒912-8666 福井県大野市天神町 1-1
電話番号:0779-66-1111
受付時間:午前8時30分から午後5時15分
市へのご意見・ご提案