みのがさないで!児童虐待
児童虐待の通告・相談
子どもの虐待が全国的に増えています。親の虐待によって幼い命が奪われる痛ましい事件も起きています。
児童虐待かもしれないと思ったときは、ためらわず下記まで連絡してください。連絡は匿名ででき、連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。
周囲の人の勇気ある一報により、子どもの命と心、そして親の人生が救われます。
連絡先
大野市こども支援課
電話 0779‐64-5140
大野警察署
電話 0779‐65‐0110
児童相談所全国共通ダイヤル
電話 189(いちはやく)
福井県児童相談24時間ダイヤル
電話 0776‐24‐3654
Q 「児童虐待」って?
本来子どもを守るべき立場の親など大人が、子どもの心身に不当な行為を行うことです。
虐待には、次の4つのタイプがあります。
1 身体的虐待
殴る・蹴る・たばこの火を押しつける・乳児を激しく揺さぶるなど、生命・健康に危険のある行為
2 性的虐待
子どもへの性交や性的行為の強要、性器や性交を見せる、ポルノの被写体にするなどの行為
3 ネグレクト(保護の怠慢・拒否)
病気やけがをしても適切な治療を受けさせない、乳幼児だけを家に置いたまま度々外出する、極端に不潔な環境で生活させるなど、健康状態や安全をそこなう行為
4 心理的虐待
子どもの心を傷つけることを繰り返し言う、無視する、ほかのきょうだいと著しく差別的な扱いをするなど、心理的に傷つける行為
子どもの目の前で行われる配偶者に対する暴力行為
たとえ「しつけ」のつもりであっても、子ども自身にとって有害な行為や不適切な関わりはすべて虐待です
Q 虐待の兆候ってあるの?
- 子どもの泣き声や叫び声、たたかれる音が毎晩のように聞こえる
- 不自然な傷が多い
- 衣服や体がいつも極端に汚れている
- 小さな子どもを置いてよく外出している
- 親(保護者)を極端に怖がる
- 子どもが極端に無表情
子どもは自分から救いを求めることができません。気がかりなことがあったら、ご連絡をお願いします。
Q どこに相談・連絡すればよいの?
大野市こども支援課、地区の民生児童委員、または県の児童相談所や奥越健康福祉センターなどへ連絡してください。また、緊急の場合は、警察署でも相談を受けつけています。
これらの機関では、誰から相談・通告があったのかについて固く秘密を守ります。少しでも気がかりなことがあれば、ご相談ください。
Q 虐待でなかったらどうしよう?
虐待であるかどうかは、相談を受けた機関が判断します。調査の結果、たとえ虐待の事実がなかったことがわかっても、そのことで責任を問われることはありません。