結の故郷教育シンポジウムを開催しました
子どもたちのより良い教育環境を目指して
大野市教育委員会では、5月12日(日曜日)、教育環境について多くの方々と情報を共有しながら、一緒に考えていく場とする「結の故郷教育シンポジウム」を開催しました。ご来場くださった皆さま、講演や発表をしてくださった講師・パネリストの皆さまに、改めて御礼申しあげます。
21世紀は、「新しい知識・情報・技術が社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す社会」、いわゆる知識基盤社会といわれ、近年は情報化やグローバル化といった社会的変化が、我々の予測を超えて加速度的に進展してきています。
このような社会を迎えているにあたり、国では、子どもたちの「生きる力」をバランスよく育んでいく観点から学習指導要領の見直しが行われたところです。
今、学校を取り巻く環境は、大きく変化しています。将来を担う子どもたち一人一人が自分に対する「自信」を持って楽しく学校に通い、学力等の充実を図ることができるようにするために、大野市が目指す教育環境について、市全体で課題等を共有しながら考えていく必要があります。
本シンポジウムは、大野市の教育環境について多くの方々と情報を共有しながら、一緒に考えていく場として開催しました。その結果概要をご報告いたします。
シンポジウム概要
シンポジウムの基調講演、パネルディスカッションの議事要旨をご報告します。
シンポジウム来場者から回答をいただいた将来の教育環境に関するアンケートの集計結果をご報告します。
日時
5月12日(日曜日) 13時30分~16時15分
場所
文化会館大ホール
参加者
約150名
結の故郷教育シンポジウム 開催案内チラシ(PDF:386KB)
第1部 基調講演
福井大学理事・副学長の松木健一氏が、「知識基盤社会に生きる子どもが育つ学校を創ろう」をテーマに、人口減少や産業構造の変化により、子どもたちや 先生方たちに求められる資質や能力、教育のあり方の変化などについてご講演されました。
また、地域に生きる一人一人が学校を人任せにするのではなくて、自分たちで学校を通して生きる喜びを実現していけるような地域にしていくということが極めて重要な課題であるとお話しされました。
第2部 パネルディスカッション
コーディネーター
松木 健一 氏(福井大学理事・副学長)
パネリスト
田中 宏直 氏(大野市PTA連合会)
巣守 幸代 氏(大野市PTA連合会)
松田 匡彦 氏(大野市民間保育園保護者会連合会)
勝矢 和宏 氏(大野市小中学校校長会)
久保 俊岳(大野市教育委員会教育長)
「子どもたちのより良い教育環境とは」をテーマに、市内の教育関係団体の代表者によるパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションでは、大野の教育環境についてどうするとより良い環境になるか、学校の再編についてどう考えているかなどについて、活発な意見交換を行いました。
教育委員会の取組み
教育委員会では、平成29年度1月に策定しました大野市小中学校再編計画の見直しのために、令和元年から多くの方々のご意見などをお聞きする取組みを進めています。
意見交換会やアンケートでいただいたご意見は、集計次第、大野市ウェブサイトに掲載する予定です。
子どもたちのより良い教育環境を目指して (学校教育環境検討事業)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ