微小粒子状物質(PM2.5)について
微小粒子状物質(PM2.5)とは
- 大気中に漂う粒径2.5マイクロメートル以下の粒子状物質のことをいいます。
※マイクロメートルは1mmの1,000分の1
- 主な発生源は、ボイラー、焼却炉等のばい煙を発生する施設や自動車排気ガスです。
健康への影響について
粒径が非常に小さいため、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。
注意が必要となる値(環境省が示した暫定指針)
日平均値で、大気1立方メートルあたり70マイクログラムを超えると予想されるとき、都道府県が注意を呼びかけることとされています。
※マイクログラムは1mgの1,000分の1
- 屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らしましょう。
- 屋内の換気や窓の開閉を必要最小限にし、外の空気を取り込まないようにしましょう。
- 呼吸器系、循環器系に疾患のある方、小さな子ども、高齢者の方は、特に影響を受けやすい可能性があるので、体調の変化に注意しましょう。
測定について
県内のPM2.5の濃度は、福井県が設置している8カ所の固定測定局で測定されており、1時間ごとの結果が公表されています。
大野局では、平成25年3月5日から測定が開始されました。
県内各測定局での測定結果や、PM2.5に関する詳しい情報は、福井県のホームページをご覧ください。