先輩に学ぼう「アートドリーム事業」
見て聴いて、触れて感じて 夢を育む
大野市教育委員会では、今年度の新たな取組みとして、小学4年生(一部多学年含む)と中学1年生を対象に、「アートドリーム事業」を実施しています。
これは、大野市に在住またはふるさと大野にゆかりのあるアーティストの文化芸術の世界に触れ、豊かな心の醸成を図ることを目的としています。
令和3年度アートドリーム事業
小学生対象
6月に、ファゴット奏者の羽生尚代さんを講師に招き、コンサートを開催しました。
楽器の仕組みや美しい音色に、児童は目を輝かせていました。
児童の感想
- ファゴットは3.5kgもあり、重かったです。床につけて演奏するかと思ったら、持って演奏していたので、びっくりしました。
- 子ども用のファゴットは高くてかたい音で、大人用のファゴットは低くてやわらかいやさしい音でした。どちらもきれいだなと思いました。
- ファゴットとリコーダーの音が重なって、いい音色でした。いつまでも聴いていられそうでした。
- 「なんでもやればできる」と教えていただきました。私も苦手なことがあるけど、挑戦してできるようになりたいです。
YouTubeで動画公開中
阪谷小学校・和泉小学校合同で行われたアートドリーム事業の動画を公開しています。ぜひご覧ください。
中学生対象
11月に、プロダクトデザイナーの三井英治さんを講師に招き、中学生がデザインを学びました。
生徒は、三井さんが手掛けた作品を見ながら、ものの見方や捉え方の面白さを実感していました。
生徒の感想
- 新しいものを生み出すためには、固定観念を変えることが必要で、その能力を持った人はデザイナーの素質があるそうです。驚く商品がたくさんあったので、この考え方を生かしてみたいと思いました。
- デザイナーはファッションデザイナーのイメージが強かったのですが、家具や眼鏡などいろいろなものをデザインすることを初めて知りました。