木材を板や角材にする時に使う道具。
木口(木材の繊維に対して直角に切った断面)に刃を入れ、繊維と平行に切ります。
切り方は「立て返し」と「すくい挽き」の2種類があります。「立て返し」は木材を斜めに立てかけて切る方法で、「すくい挽き」は木材を寝かせて水平に切る方法です。
刃と柄の間の首の長さには3種類あり、「普通」、「中首」、「首長」の順に長くなります。首の長いものほど太い木材が切れるので、切る木材によって使い分けました。当資料は「中首」です。
まっすぐ切れるように刃幅が広くなっています。
持つとずしりとした重さがありますが、この重さを利用して切ります。