「予防救急」という言葉をご存じですか?
予防救急とは…
ケガや病気の中には、少しの注意と心掛けで防げるものがあります。救急車を呼ばなくてはならないようなケガや病気をしないよう、日頃から注意し、心掛ける意識や行動を「予防救急」といいます。ケガをしそうになって「ヒヤッ!」としたこと、「ハッ!」としたことはありませんか?そこで予防対応策を紹介します。
高齢者のための予防対応策
転倒
段差につまずかないように気をつけましょう
転倒を防ぐために整理整頓を心がけましょう
階段、廊下、玄関、浴室など滑り止め対策をしましょう
転落
階段などには手すりを配置しましょう
ベッドにも転落防止の柵をつけましょう
脚立などを使用して作業する時は補助者に支えてもらいましょう
窒息
細かく調理。ゆっくりよく噛むことで窒息予防
お茶などの水分を取りながら食事をしましょう
急に話しかけて、あわてさせないように気をつけましょう
ぶつかる
慌てず、周りをよく見て行動しましょう
通路などに物を置かないようにしましょう
暗いところは十分な明るさを確保しましょう
家の中で発生する高齢者の一般負傷として多い、転倒、転落、窒息などについて発生頻度の多い事例とその事例に対する事故防止のポイントをまとめています。
乳幼児のための予防対応策
ころぶ
少しの段差や濡れた床などで転ぶ可能性があります。目を離さないようにしましょう。
おちる
転落防止の柵をつけたり、踏み台になるものを置かないようにしましょう。
たべる
飲み込めそうなものは、手の届くところに置かないように注意しましょう。
ひっかける
手の届かないところに置き、ひも付きのものは外して遊ばせるようにしましょう。
ぶつかる
角の部分はやわらかいもので保護しておくなど、ぶつけてもいいように工夫しましょう。
やけど
やけどのおそれのあるものは子供の手の届かないところへ置くようにしましょう。
はさむ
危険と思われるところには、鍵などをして開けられないようにしましょう。
きる
使用後はすぐに片づけて、簡単に開けられない場所に収納するようにしましょう。
ささる
ささりやすいものは使用後に片づけるなど、整理整頓を心がけるようにしましょう。
おぼれる
水深が浅くても溺れます。少しの時間でも目を離さないように注意しましょう。
家の中で発生する乳幼児の一般負傷として多い、ころぶ、おちる、たべるなどについて発生頻度の多い事例とその事例に対する事故防止ポイントをまとめています。
救急車を適正に利用するために救急車利用リーフレットを活用しよう!!
高齢者、成人、小児のそれぞれの年代の緊急性が高いと捉えるべき症状を掲載し、緊急性の高い症状に早く気付き、迷わず救急車を呼んでもらうことを目的としたリーフレットを紹介します。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ