荒島岳
「日本百名山」に数えられ、山容の美しさから“大野富士”とも呼ばれます。
初夏のシャクナゲ、秋の紅葉も見事です。
国道158号(大野市上半原~岐阜県境)について
大野市街地から道の駅「九頭竜」や箱ヶ瀬橋(夢のかけはし)、オートキャンパーズくずりゅう、九頭竜レイクサイドモビレージなどの九頭竜湖周辺施設までは通常どおり、中部縦貫自動車道や国道158号を利用し通行が可能です。
ただし、引き続き岐阜県側へは通り抜けできませんので、岐阜県側に向かう際、または岐阜県側から大野市へ向かう際は広域迂回をお願いいたします。
一般国道 158号(大野市上半原~岐阜県境)のお知らせ(外部サイト)
規制情報については、
みち情報ネットふくい(外部サイト) をご覧ください。
皆さんの大野へのお越しをお待ちしております。
登山口トイレ再開のお知らせ
冬季閉鎖をしていた勝原登山口駐車場及び中出登山口駐車場のトイレは、令和7年4月19日に利用再開しました。11月下旬まで開放予定です。
- 水不足のため、節水にご協力ください。制限がかかったときは、トイレを一時利用不可とする場合があります。
荒島岳山開き
令和7年5月11日(日曜日) 安全祈願祭 同日午前7時00分から
勝原登山口駐車場にて開催
4月下旬の荒島岳登山道の状況について
4月下旬の時点で、もちが壁から頂上まで積雪が確認されています。そのため、山頂付近は登山道が見えず、滑落する危険があります。
頂上まで登られる方は、ゴールデンウィーク終了までの期間はアイゼン、ピッケルを持参し安全登山に努めてください。
特に初めて荒島岳を登られる方や登山道が分からない方は、積雪が確認できた箇所から引き返すようお願いします。
佐開コースは登山口までの林道が積雪のため通行できませんのでご注意ください。
登山ガイド
■勝原 コース(登り3時間30分、下り2時間30分)
- 登り口/旧カドハラスキー場、駐車場あり、トイレあり
- 交通/北陸自動車道福井ICから車で約1時間10分、東海北陸自動車道白鳥ICから車で約50分、JR越美北線勝原駅下車徒歩10分
- コースガイド/まずはかつてのゲレンデだった急斜面を登る。その後、尾根伝いに進むにつれて見事なブナの原生林につつまれる。連続する木組みの階段を登り、やがて視界が開けるとシャクナゲ平に出る。その先にある「もちがかべ」と呼ばれる滑りやすい急な登りでは、クサリやハシゴが連続するので注意が必要。この登りを越えるとダケカンバが見られるほか、斜面はゆるやかになり、笹原に出ると見晴らしも良くなり、やがて広い山頂にたどり着く。
■中出 コース(登り3時間40分、下り2時間40分)
- 登り口/中出集落(大野市蕨生)、駐車場あり、トイレあり
- 交通/北陸自動車道福井ICから車で約1時間、東海北陸自動車道白鳥ICから車で約1時間
- コースガイド/なだらかなコースが続きとても歩きやすいコースである。途中標高1,186mの小荒島岳の山頂に行くことができる。小荒島岳との分岐を過ぎるとほどなくしてシャクナゲ平で勝原コースと合流する。
■佐開 コース(登り3時間30分、下り2時間30分)
- 登り口/荒島養魚場(大野市佐開)、駐車場なし、トイレなし
- 交通/北陸自動車道福井ICから車で約1時間、東海北陸自動車道白鳥ICから車で約1時間10分
- コースガイド/登り口までの作業用林道はかなり道が険しく、4WD車でないと走行が困難。パンクする可能性も充分あり、作業用林道を歩くことになるが、駐車場等も整備されていないためここからの登山は勧められない。
- 夕方5時30分頃から翌朝まで登り口付近の道路に電気柵が設置されるため、注意が必要
■新しもやまコース(健脚向け、登り4時間40分、下り3時間10分)
- 登り口/下山池ヶ嶋地区(大野市下山)、駐車場あり(下山地区集会施設)、トイレなし
- 交通/東海北陸自動車道白鳥ICから車で約40分
- コースガイド/急な登りが続く健脚向けのコース。途中ロープ等が取り付けられているが滑りやすいため注意が必要である。和泉地区側から登る唯一のコースでもある。