荒島岳
「日本百名山」に数えられ、山容の美しさから“大野富士”とも呼ばれます。
初夏のシャクナゲ、秋の紅葉も見事です。
国道158号の全面通行止め解除のお知らせについて
全面通行止めとなっていた一般国道158号(大野市上半原地係)について、令和7年7月18日(金曜日)午後2時から、全面通行止めを解除し、仮設道路の通行が可能になります。
仮設道路の完成により、一般国道158号を利用して岐阜県からの通り抜けが可能となります。
皆さんの大野へのお越しをお待ちしております。
登山口トイレについて
- 開放期間 11月下旬まで
- 水不足のため、節水にご協力ください。制限がかかったときは、トイレを一時利用不可とする場合があります。
荒島岳登山道の状況について
6月時点
一部を除き登山可
- 初心者の方は、勝原コースからの登山をオススメします。
- 悪天候時、雨の翌日は滑る箇所が多いため注意してください。
勝原コース
登山可
中出コース
登山可
佐開コース
登山口までの道が整備されていないため、一般車での通行はお控えください。
新しもやまコース
急登な箇所が続くため、装備を整えて登山をしてください。
登山ガイド
■勝原 コース(登り3時間30分、下り2時間30分)
- 登り口/旧カドハラスキー場、駐車場あり、トイレあり
- 交通/北陸自動車道福井ICから車で約1時間10分、東海北陸自動車道白鳥ICから車で約50分、JR越美北線勝原駅下車徒歩10分
- コースガイド/まずはかつてのゲレンデだった急斜面を登る。その後、尾根伝いに進むにつれて見事なブナの原生林につつまれる。連続する木組みの階段を登り、やがて視界が開けるとシャクナゲ平に出る。その先にある「もちがかべ」と呼ばれる滑りやすい急な登りでは、クサリやハシゴが連続するので注意が必要。この登りを越えるとダケカンバが見られるほか、斜面はゆるやかになり、笹原に出ると見晴らしも良くなり、やがて広い山頂にたどり着く。
■中出 コース(登り3時間40分、下り2時間40分)
- 登り口/中出集落(大野市蕨生)、駐車場あり、トイレあり
- 交通/北陸自動車道福井ICから車で約1時間、東海北陸自動車道白鳥ICから車で約1時間
- コースガイド/なだらかなコースが続きとても歩きやすいコースである。途中標高1,186mの小荒島岳の山頂に行くことができる。小荒島岳との分岐を過ぎるとほどなくしてシャクナゲ平で勝原コースと合流する。
■佐開 コース(登り3時間30分、下り2時間30分)
- 登り口/荒島養魚場(大野市佐開)、駐車場なし、トイレなし
- 交通/北陸自動車道福井ICから車で約1時間、東海北陸自動車道白鳥ICから車で約1時間10分
- コースガイド/登り口までの作業用林道はかなり道が険しく、4WD車でないと走行が困難。パンクする可能性も充分あり、作業用林道を歩くことになるが、駐車場等も整備されていないためここからの登山は勧められない。
- 夕方5時30分頃から翌朝まで登り口付近の道路に電気柵が設置されるため、注意が必要
■新しもやまコース(健脚向け、登り4時間40分、下り3時間10分)
- 登り口/下山池ヶ嶋地区(大野市下山)、駐車場なし、トイレなし
- 交通/東海北陸自動車道白鳥ICから車で約40分
- コースガイド/急な登りが続く健脚向けのコース。途中ロープ等が取り付けられているが滑りやすいため注意が必要である。和泉地区側から登る唯一のコースでもある。