経ヶ岳
白山火山系に属す山で、標高1,340m付近の「池の大沢」がかつての噴火口跡。
今ではヨシの湿原が広がっています。
登山ガイド
保月山(ほづきやま)コース(登り3時間40分、下り2時間30分)
◆登り口/広域基幹林道法恩寺線展望台付近、駐車場あり、トイレなし
※広域基幹林道が通行止めの場合、奥越高原青少年自然の家付近
◆交通/中部縦貫自動車道大野ICまたは荒島ICから車で約50分
◆コースガイド/保月山、杓子岳、中岳を尾根伝いに登るコース。途中2本の木が寄り添っている、通称「アダムとイブの木」が登山客を迎えてくれる。保月山から杓子岳までは急な登りが続き、岩場の危険な箇所もあるが、杓子岳から中岳までは比較的緩やかで、初夏にはニッコウキスゲが咲き誇る。切窓から山頂まで続く急斜面では注意が必要である。
唐谷(からたに)コース(登り3時間20分、下り2時間30分)
◆登り口/広域基幹林道法恩寺線沿い(看板あり)、駐車場なし(5~6台ほどのスペースあり)、トイレなし
※広域基幹林道が通行止めの場合は唐谷コースからの登山はできない。
◆交通/中部縦貫自動車道大野ICまたは荒島ICから車で約20分
◆コースガイド/唐谷川に沿って登るコース。途中の仙ヶ原には仏像が彫られた巨岩がある。唐谷川や歩きにくいゴロゴロした涸れ沢を渡る箇所は、雪解けの時期や雨が降った後は川が増水し大変危険であり、注意が必要である。標高1,340m付近の池ノ大沢は貴重な水場でもある。切窓で保月山コースと合流する。