大野地区の名所・旧跡紹介(防空監視哨跡)
防空監視哨跡(亀山山頂)
越前大野城がある亀山山頂。3等三角点わきの地表に、円環状のコンクリートが残っている。これは一体なにか。
これは戦争中にあった、防空監視哨の名残だ。聴音壕といい、24時間、交代で中に入って上空を飛ぶ飛行機の高さや方向を監視し、敵襲に備えていたそうだ。
城が建つ前には、深さ1.5メートルほどの堅穴が残っていた。中に下りる鉄棒の階段がついていて、戦争中は丸太造りのやぐらがあったという。当時、亀山は一般住民の立ち入りが禁止されていたため、その存在はあまり知られていない。
また、亀山の東すそには、柳廼社から現・有終西小学校グラウンドにかけて防空壕が3か所掘られていた。
子どもなら立ったまま入れる大きさで、遊び場となっていたそうだが、、昭和20年代後半には埋められた。
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