大野地区の名所・旧跡紹介(石灯籠通り)
石灯籠通り(本町)
通り西側に、城下町を区画した測量用具を埋めたと伝えられる「石灯籠地蔵尊」がある。これに由来して石灯籠通りと呼ばれる。南側の歩道には、石灯籠が並んで松も植えられ、背景には越前大野城が輝く。
明治時代まで、道幅は2間(3.6メートル)で、石灯籠小路と呼ばれた。明治32年の大火後、防火船として六間通りを拡張したのに合わせ、この通りも本町通りから四番通りまで南側に広げ、幅八間(14.4メートル)となった。中央は車道、両側に歩道を設け、並木が並んだ風情ある道だった。
戦後は、時代の要請に合わせて真ん中をブランコや滑り台を備えた小遊園地「みどり公園」のほか、交番や駐車場があったこともある。
石畳の広い歩道に石灯籠を並べ、現在の形になったのは、平成6年のことである。
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