大野地区の名所・旧跡紹介(芹川)
芹川
有終西小学校跡地の真ん中を流れる水路が、「芹川」と呼ばれ、町の3用水のひとつ。南部の湧き水を集めて流れ、義景清水付近で2手に分かれる。一方は新堀から赤根川に、もう一方は本町と柳町の間を通って水落町に至る。江戸時代、この川は武家屋敷と町人屋敷を分け、町方は許しのない限り勝手に渡れなかった(坂田玉子著「越前大野今は昔のものがたり」)。
市は平成19年、平成大野屋と武家屋敷旧内山家の間を流れる延長120メートルを整備し(写真)、川のほとりを散策路にした。両側に石積みをして幅は狭くなったが、近年、流水がなくなってどぶ川となっていた水路だけに、雰囲気が格段によくなった。
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