下水道の目的
下水道の目的
水と緑に恵まれた大野市の環境は、先人が長い年月にわたり生活や生産において身近な自然を利用し、その恩恵に浴する中で大切に守り育ててきたものです。しかしながら、利便性の向上や生活様式の多様化とともに、水路や河川は汚れてきています。そういう状況を改善し、衛生的な生活環境をつくり、名水の里をいつまでも守り伝えるためには、下水道の整備は不可欠なものです。
下水道のしくみ
各家庭や工場からの汚水は、下水道管を通って下水処理センターへと流れます。そこで処理され、きれいになった水は川へ戻され、海へと流れます。
下水道ができると
川がきれいになります
家庭や、工場・事業所などから出される汚水が、直接、用排水路や河川に流れ込むことがなくなります。
そして、川は本来の美しい姿を取り戻します。
水洗トイレが使用できます
くみ取り式のトイレから水洗式のトイレになります。
これまでの悪臭もなくなり、家の中が快適になります。
悪臭がなくなり、ハエや蚊も発生しません
台所から出る雑排水は、道路の側溝やドブに流れ込まなくなり、きたない水たまりや悪臭を解消、ハエやカの発生も、もとから絶ってしまいます。
公共下水道整備の流れ
1年目→下水道工事の実施
道路等に下水道管(管渠)の埋設工事を行います。また、併せて皆様のご自宅等の敷地内に公共ます(下水道へ接続するための公設ます)を設置いたします。
2年目(おおむね下水道工事の翌年度)→供用開始の手続
下水道工事が完了し、いつでも下水道が利用できるようになると供用開始の手続により皆様にお知らせをいたします。皆様には、ご自宅等の排水設備工事(汚水を下水道を流すための宅内の配管工事)をしてもらい、早めの下水道のご利用についてご協力をお願いします。
3年目(供用開始の翌年度)→受益者負担金の賦課
供用開始の翌年度に、下水道がご利用できるようになった地域の皆様に、下水道工事費用の一部負担金としての受益者負担金の納付をお願いすることとなります。