荒島岳
「日本百名山」に数えられ、山容の美しさから“大野富士”とも呼ばれます。
初夏のシャクナゲ、秋の紅葉も見事です。
冬に登山をされる方へのお願い
登山は、計画段階から無事に帰宅するまで、自己責任において行わなければなりません。
冬山は、急激な気象の変化、吹雪、雪崩など厳しい自然状況下にあります。
十分な装備と雪山に対する知識の習得、経験豊富なガイドを付けるなど、しっかりと準備してください。
冬場は駐車できる台数に限りがあります。
駐車場が満車になった場合は、五箇公民館(JR勝原駅となり)の駐車場をご利用ください。
通行車両や近隣の方の迷惑になりますので、絶対に路上駐車をしないようにお願いします。
登山ガイド
■勝原 コース(登り3時間30分、下り2時間30分)
- 登り口/旧カドハラスキー場、駐車場あり、トイレあり
- 交通/中部縦貫自動車道勝原ICから車で約1分、東海北陸自動車道白鳥ICから車で約50分、JR越美北線勝原駅下車徒歩10分
- コースガイド/まずはかつてのゲレンデだった急斜面を登る。その後、尾根伝いに進むにつれて見事なブナの原生林につつまれる。連続する木組みの階段を登り、やがて視界が開けるとシャクナゲ平に出る。その先にある「もちがかべ」と呼ばれる滑りやすい急な登りでは、クサリやハシゴが連続するので注意が必要。この登りを越えるとダケカンバが見られるほか、斜面はゆるやかになり、笹原に出ると見晴らしも良くなり、やがて広い山頂にたどり着く。
■中出 コース(登り3時間40分、下り2時間40分)
- 登り口/中出集落(大野市蕨生)、駐車場あり、トイレあり
- 交通/中部縦貫自動車道荒島ICから車で約5分
- コースガイド/なだらかなコースが続きとても歩きやすいコースである。途中標高1,186mの小荒島岳の山頂に行くことができる。小荒島岳との分岐を過ぎるとほどなくしてシャクナゲ平で勝原コースと合流する。
■佐開 コース(登り3時間30分、下り2時間30分)
- 登り口/荒島養魚場(大野市佐開)、駐車場なし、トイレなし
- 交通/中部縦貫自動車道荒島ICから車で約20分
- コースガイド/登り口までの作業用林道はかなり道が険しく、4WD車でないと走行が困難。パンクする可能性も充分あり、作業用林道を歩くことになるが、駐車場等も整備されていないためここからの登山は勧められない。
- 夕方5時30分頃から翌朝まで登り口付近の道路に電気柵が設置されるため、注意が必要
■新しもやまコース(健脚向け、登り4時間40分、下り3時間10分)
- 登り口/下山池ヶ嶋地区(大野市下山)、駐車場あり(下山地区集会施設)、トイレなし
- 交通/中部縦貫自動車道下山ICから車で約5分、東海北陸自動車道白鳥ICから車で約40分
- コースガイド/急な登りが続く健脚向けのコース。途中ロープ等が取り付けられているが滑りやすいため注意が必要である。和泉地区側から登る唯一のコースでもある。