公共下水道事業
公共下水道事業についてお答えします
公共下水道はなぜ必要ですか?
A 答え
下水道は、生活環境の改善と公共用水域の水質保全を目的としています。
生活環境の改善とは、トイレや生活雑排水による臭気が解消され、ハエやカがいなくなり伝染病などの予防になるなど、環境衛生の向上につながります。
公共用水域の水質保全とは、私たちが出す汚水(生活雑排水など)を浄化して河川等に戻し、自然環境の保護、保全をすることをいいます。
大野市街地の生活雑排水が集まる下流域の水路や河川の水質は、悪化して汚れています。その水は真名川、九頭竜川を経由し、勝山市など下流域市町村の農業用水や生活雑用水として利用され、さらには福井市の上水道用水の一部となっています。
「名水のまち大野」の水環境は、汚水の垂れ流しでは守ることはできません。
私たち一人ひとりが、恵まれた水や緑をはじめとする豊かな自然環境の保護・保全に努める必要があります。地下水はもとより河川環境を守るため、また九頭竜川の最上流部に住む者の責務として、公共下水道事業を推進していかなければなりません。