このページの先頭です
このページの本文へ移動

最終更新日:

2021年3月17日

ページ番号:

895-823-677

サイトメニューここまで

本文ここから

再発見 - 悠久の時を経た越前大野城(第8話)

第8話 地形を生かした水路整備

長近公が行った町割りの特徴の一つに、水路整備があります。南北向きの本町通りから五番通りまでの中央に水路を設け、町屋の生活や防火、消雪の用水としました。水路の水源は、木本扇状地の伏流水で、主に本願清水の水が利用されました。
 本願清水の名前の由来は、その昔本願寺派の門徒によって掘り広げられたからだとも、近くに本願寺派の寺があったからだとも伝えられています。江戸時代には「本願寺清水」と呼ばれ、常に清潔に保たれるよう、川にごみを流さないことや牛、馬を洗わないことなどのお達しがたびたび出されました。この水路は、昭和の初めごろまで残っていました。水路の幅は約90センチで、ところどころに水路へ階段状に下る「こうど」といわれるものが設けられていました。
 各屋敷の背中合わせの境には、生活排水用の「背割水路」を整備しました。通り中央の水路は、昭和に入ってから道路の両脇へと付け替えられましたが、「背割水路」は今も当時の様子を伝えています。
 長近公はその後、高山(岐阜県高山市)と上有知(こうずち)(岐阜県美濃市)で、城下町を造りましたが、それぞれの土地の地理的な特徴を利用して行っています。地下水を利用した水路の整備は、高山や上有知(こうずち)では見られない大野特有のものでした。
(写真は平成大野屋横の背割水路)

このページのお問い合わせ先

観光交流課

福井県大野市天神町1-1

電話番号:0779-66-1111

メールアドレス:kanko@city.fukui-ono.lg.jp




ライフシーンやテーマで探す

  • 妊娠・出産・育児
  • 結婚します
  • 高齢になりました
  • 引越しします
  • お亡くなりになられたときは
  • 雪がふる前に
  • いざというときのために
  • 教育について
  • お仕事について
  • 健康が気になります
  • ごみ・リサイクルについて
  • 生涯学習について
  • 手当・助成について
  • 書式ダウンロード

大野市の施設

大野市の施設一覧

大野市の図書館

大野市の博物館

消防署

関連サイト

越前大野観光ガイド

電子申請届出サービス

道の駅 九頭竜

道の駅 越前おおの 荒島の郷

以下フッターです。

大野市役所

〒912-8666 福井県大野市天神町 1-1
電話番号:0779-66-1111
受付時間:午前8時30分から午後5時15分
市へのご意見・ご提案